これで最後。(横構図で)

これまた18歳位の時に描いた絵。。。Ben Shahnの『APOTHEOSIS』(1956)の模写。これまた長い(約145×27cm)。本家はブルックリンの工業高校の壁画とかにもなっててデカイ。これまた恥ずかしげもなく飾ってある。。。ま、なんでこの時期模写ばっかしてたかというと、大学受験の時期であったのでそのためだ。もちろん本来はケント紙なんかに描いてたし、こんな板に描いてるのは、もう入学が決まって浮かれてというか、絵描くことに加速がついてて手持ち無沙汰で描いてたのだろうか?定かではない。。。当時一つ覚えのようにBen Shahnばっかり描いていた。『We want Peace』(赤いシャツの子供が右手を差し出してる絵)なんか数えてみたら6枚もあった。どれも再現しきれてないし。。。ま、作品として発表するという意図でなく、トレーニング的なニュアンスなのだろうか?人の絵を手本に一度模写してから、もう一度今度は手本の絵を見ずに記憶だけで再現すると、勝手にデフォルメされてちょっと違う絵になったりするので、よく模写してたのだと思う。。。ま、受験用の絵の話ですが。模写とはいえ、原画と全然違う(技術的に)し、Ben Shahnイズムの神髄をほとんど理解しきれてないんだろうけど。。。今でも、かなり影響を受けていますな。けしからん、うまい!

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