今日は、資料探しに某母校の図書施設へ。通常3つの鉄道会社を乗り継いで行くのだが、気分転換がてらチャリで行く。何年振りか分からないが、近付いてくると懐かしいものだ。でっかい道が出来てたり山がなくなってたり色々変ってたけど。無酸素運動で1時間30分掛けてヘトヘトになりながら到着したのだが、何やら学内の雰囲気が違う。ふと、入口に看板があったので見ると、”入試のため全面立ち入り禁止”?!ハァ?!萩原流行のモノマネをする神無月ばりに”ふざけんなよ!”と思いながら、来た道をしぶしぶ有酸素運動で引き返す。。。試験中で図書館が学生で満杯やったら嫌やな〜位までは想定してたのだが、そうきたか。帰りに恵文社で、孤高の天才ギャグ漫画家・漫☆画太郎著『まんカス』が出てたので0.01秒で即買いする。これは、雑誌「クイック・ジャパン」で連載されてたので、毎回新連載と言う掟破りの作品なのだ。漫☆画太郎氏といえば、1回描いた絵をコピーし、それを何回も使い回したり、アシスタントが主役を描いて自分は脇役を描くという、前代未聞のオリジナル手法を確立してるのだが、今回もそれがフルに発揮されてて、まさに『神の領域(kaminoryouiki)』だ。他の追随を許さない。というか誰も追い掛けられないし、追い付けない。少年誌じゃないので、かなり制約がゆるいみたいで、かなり直球だ。ホント、画太郎先生ありがとうだ。帯や装丁も遊びがいっぱい!ただ、あとがきを書いてる人に、まったく共感出来なかったかな。もっとつっこむトコ山盛りあるのに。。。”秋のせいか、最近無性に本が読みたくなり、本屋さんに行ったものの文庫で読みたいって思う本に出会わず買わずに帰宅した”って人にもお薦めの逸品だ!その後、ガケ書房に寄りつつ、入口の車のペインティングはいつ出来上がるんだろう?と毎回思いつつ帰宅。
『漫☆画太郎 Official』
『神の領域(kaminoryouiki)』
2006/11/10 金曜日