またまた、現在digmeout A&Dで開催中の田岡和也コラボ展のチラ見せ。
これまた、NISSAN WINGROAD JAPANツアー鳥取編の名場面から。
カテゴリー: UMEZZ!!
これは、かなり嬉しい。。。
Bar『Bambi』にて。
その後、姉川たくさんがデザインしたBar『Bambi』が東心斎橋にオープンしたということで見に行く。←(画像上)の”マグナムTOKYO”ばりのマスクの人物は、某ダイナーのマスターFさん(35)。このマスク、よく見ると”Bambi”の顔で出来ている。(帰りの電車で気付いた…。)これがインビテーション的なものになっているのだ。店内には、姉川たくさんの刺繍の作品が飾られ、店のロゴからテーブルの模様までちょいちょい”Bambi”のモチーフがちりばめられている。(画像下)右の人物が姉川さん。”Bambi”ポーズ。ここまでデザインするとは芸が細かい。さすが!もしくは根っからの武藤敬司ファンだ!(LOVEポーズ)さすが!
”BIG まことちゃん”
猫目小僧
楳図かずお原作の映画『猫目小僧』を十三の第七藝術劇場まで観に行く。この映画館は初めて来たが、凄いボロくて雰囲気があるのだが、空調設備が凄いうるさい。静かなシーンでも”ボーボー”いっている。映画の方は、つっこむところがてんこ盛りあるのだが、全然許せるというか嫌悪感は感じなかかった。原作への愛情は感じられました。主人公の猫目小僧の顔がパンパンで(もちろん特殊メイクで、実際の顔のサイズよりごつくなるんだけど)身体もぽっちゃりしてて、一応小柄な人を使ってるみたいだが、全然”小僧”ではない。”猫目おっさん”な感じだ。推測するに、顔がごつくなってしまうので華奢な人を使うとマッチ棒みたいになってしまうので、顔のごつさに身体を合わしたら、あのぽっちゃりになってしまったのかな?と思う。顔がアップのシーンでは瞬きしたり眼球が動くのだがちょっと引きになると目ん玉が動かなくなり、お面みたくなるのがちょっとチープかなと。でも愛嬌はある感じだ。凄いB級な感じだが、頑張ってA級を狙ってのB級ではなくて、いやらしさのない意図的なB級さというか低予算で楽しんで作ってるような。要所に出て来るCGがへちょいが、そのへちょさも一周回って笑えてくるかな。楳図ファンでもあるこの監督の、楳図漫画要素が細かく入ってるのも分かる。とくに登場する女の子の描写が楳図かすお的美少女にちゃんとなってるし、さらに、その可愛い女の子が滑稽な壊れたアホな演技(その、ギャップも楳図かずおのギャグ漫画理論に基づいている!)をさせるのも、直接的エロではないが微妙なフェティシズムをついてるのが分かるし非常に共感できた。京子役・中村映里子さんの怪演がイイ。監督のプロフィールによるとAV界ではカリスマ監督と書いてあったので、ならではというか微妙なストライクゾーンに突き刺さる。(エロいシーンがあるってことじゃなく、可愛い女の子が滑稽なことをするってギャップの話。わかるわかる。)こだわりを凄い感じました。田口浩正さんも楳図漫画顔だし。全く恐い映画ではなく、コメディ映画。
『猫目小僧』
”神の左手 悪魔の右手”
五重塔が見える映画館・みなみ会館で『神の左手 悪魔の右手』を観る。もちろん楳図かずお原作の名作漫画の実写化だ。ホント待ちに待った!原作コミックは5話から構成されてるが、その中でボクも一番衝撃的だった「黒い絵本」を中心に実写かされてます。ちゅーか、幽霊とかそういう恐さではなくて(いや、幽霊とかの恐さかもしれないが)人間の狂気っぷりというか、以前原作を読んだ時に「子供に、よ〜そんな絵本見せるなぁ〜。。。」という恐ろしさを感じてて、映画化の話を聞いたときに”恐ぇぇぇ〜〜〜っっっ!”と思ったのを憶えている。もちろんフィクションなんだけど、実際に子役の子(重複?)に見せてるわけで、あの子のトラウマにならなければいいけど。。。あの父親役をブロンソンズの田口トモロヲさんが見事に演じてます。優しい表情と目ん玉ひんむいて眉間にしわをよせた感じは楳図マンガになってます。ハサミの音も恐い!!正直な感想を言うと全部で5話あるストーリーの1話だけで完結させてるわけで、ボクは原作を読んでるから知ってるものの主人公ソウのキャラクター設定や説明、それから生じる説得力がどうかなという感じだが、監督としては、楳図ファンが観にくるだろうから原作を読んでて当り前でしょ的な感じなのだろうか?それとも、5話中の1話を95分にしたら、やっぱそうなるのかな?しかし、楳図かずおさんのインタビューによると、あえて観終った後に様々な謎が残り、観た人が様々な想像をめぐらせることが出来るようになっていると言ってらっしゃるし、説明のなさというのは意図的なのだろう。ま、観終った後の「どういうことやったんやろ?」となるのも、マイナス的な”意味が分からん!”ではなくてプラス的に”あぁかな?こぉかな?”と色々想像出来るもんね。楳図かずおさん自身もカメオ出演っていうかモロ出演されてて、映画内で唯一微笑ましかったです。(セリフ的には、深いことを言ってらっしゃりましたが。)もう一回観たいかな。
『神の左手 悪魔の右手』
ウメゾロジー[完全版]
バカドールシアター風?
楳図かずお原作『猫目小僧』が映画化されるけど、そのポスターのヴィジュアルがえらいカワイらしいけど、どんなことになるんやろか?個人的に『神の左手 悪魔の右手』の映画の方が気になるかな。
『猫目小僧』
『神の左手 悪魔の右手』
ギョエー。おめでとうございます。
あ、今日9月3日、楳図かずおさん69回目の誕生日だ。勝手に勝手に、おめでとうございます。今年で、デビュー50周年ということですが、あれで69歳(若いと言う意味で)ってのもスゴイし、50年も第一線を走り続けてきたのが凄い。腱鞘炎になって休業されてますけど、今は何か老後(失礼ですけど。でも老後というよりは、子供のような心の人だけど)を楽しんではる感じだなぁ。新作も見たいけど、無理はしないでほしいです。某イラストレーターHPの人気コーナー『20世紀の顔』で描いてほしいものですね。。。”続ける”・・・ホントに大変なことだと思うし、ボクも何が何でも絵”続ける”ぞと。
umezzu.com
神の左手。。。
行っちまいました。。。映画『楳図かずお 恐怖劇場』を観に、みなみ会館へ。しかも・・・楳図かずおさんの舞台挨拶があったので。楳図かずおは、個人的に最も好きな日本人アーティストなので、凄い楽しみにしてました。。。行くとすでに長蛇の列。ボーダー率も高い。整理番号の表示も最後尾が”120〜”となっている。ボクは運良く”15番”だったので2列目に座れました。と、待ってる間(自分が挨拶するワケでもないし、別に2人で会うわけでもないのに)、緊張し過ぎて、吐きそうになる。ポジティブな吐き気。そんなことを言ってる間に、登場。。。いきなり、グワシハンドで挨拶。終始舞台上を、走ったり転げ回ったり大暴れ。これから恐怖映画が始まる事を忘れさせてしまう感じ。本人もUFOや幽霊は見たことないし、恐い場所には絶対近付かないそうだ。笑いと恐怖は紙一重と同時に両極端、その両方を極めた人だなと思うし、まさに”神の左手 悪魔の右手”だと思う。”奇跡”を核心的に何度も起こしてるんだな。神だ。。。で、あっちゅう間に終わる(が、実際は3〜40分しゃべって、押してたみたい。)で、映画の方は6作品のオムニバス。(上映は2つ×3プログラム。)ボクが観たのは『まだらの少女』と『ねがい』。共に当時の時代を再現した感じ。(インターネットや、現代の要素も少し入れつつ。)あまり内容には触れないけど、共に恐怖を与えてくる相手は、ただ恐いだけではなく可哀想な部分もある。笑える部分もある。子供が主人公だけど、子供向けに作った感じもなく、かつ大人向けなだけでもなく、子供も観ていい感じ。幅広く観れる。全6エピソードの各オープニングに流れる、楳図かずおのシリアスな顔がたまらない。残念ながら、時間的に他の4本が観れそうにないので、10月に出るらしいDVD待ちになりそうだな。。。この映画は、楳図かずお画業50周年記念で作られたもので、50年(第一線で。)。。。凄いな〜。やっぱり、最低限続けないといけないなぁ。絵頑張ろっと。パワーをもらった一日。神だ、神!
『楳図かずお 恐怖劇場』
[楳図かずお オフィシャルホームページ』