Another World

今日は、アナザー・ワールド(アパレル会社)の事務所が移転したということで、その引越しパーティーにフォトグラファーの加地さんとお邪魔する。祇園の町家を綺麗にリフォームしてて、一階が事務所で二階が住居スペースになっている。両スペース共、非常にイイ感じ。

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イイ事務所です。

一番上の画像の左の人がAnother Worldのボスのカーティスさん。実は、ボクのwebサイトのenglishページの翻訳をやってもらいました。あざーす。その帰り道、コントかドッキリかってくらい、立て続けにとんでもないことに巻き込まれるが、ここでは到底書けないことなので書かないが、ほんまえらい目に合った。11時半頃に出たのに、家着いたのは3時半やで、おい!

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鳥獣花木図ルービックキューブ

っていうか、うーわ、なおらんくなってもた!!そや、よう考えたらこれルービックキューブ(当り前やけど)やった。絵にダマされて気軽にいじくったら、もとに戻らんくなってもた。しかも、色じゃなく絵だから、そのパーツは上下左右同じ方向で絶対1つの所定場所(色の場合も、そうなのかもしれないけど)にいかないと、いけないからムズいかも。さらに、特徴のないモザイク部分なんかどの絵のどの部分か分からないし、ちゃんと絵を把握していないといけないぞ、これ。う、ううぅ〜〜〜〜んんん、、、戻らん!

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二段重ね。

同じスフェラ・ビル内地下の、せせらぎ・すへらというとこでランチ。思いがけず学生時代のお友達が働いててびっくり。というか、サラリーマンはワンコインの時代に、昼からこんな贅沢なモンを食べてもいいものだろうか。

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やばいやばい!えらいこっちゃ!

今日は、チャリで街中へ出てたので、ついでに恵文社まで行く。もちろん、レジのところにHIV/AIDSキャンペーンのしおり置いてましたよ。無くなり次第終了なのでお早めに!それで、店内の古書のコーナーにふと目をやると、、、と、と、とんでもないものを発見してしまう!これはヤバイ!なにげに、目をやるとベン・シャーンの装丁の本があったので、ハーバード大学系の書籍かなと思いタイトルを見ると、な、な、なんと『ある絵の伝記』と書いてあるではないか!!これはベンシャーンの著書で、画集なんかのテキスト中によく引用されてて、学生時代に探してたのだが初版が1960年ということもあり見つからず、半ば探すのを忘れてたくらいである。それに、ついに出会ってしまった!!!!!例えるなら田中ノート、、、ではなくて、デスノートを拾った感じ?っていうか、漫画も映画も観てないから雰囲気しか知らないけど。もっと分かりやすく言うと道を歩いてたらドラゴンボールが落ちてて拾ってしまったような「ドラゴンボールって漫画の中だけじゃなくて、本当にあったんだ!!」的な感覚だ。興奮のあまり、さぶいぼと口から内臓が出そうになる。茂木健一郎風に言うと、脳内に快感物質ドーパミンが大量に分泌され口から溢れ出そうになる。周りの人に見つからないように(別に誰も見ていない)手に取り、興奮し過ぎて意味も無く店内をぐるぐる回ってしまう。これはとんでもないモンを発見してしまった。値段はというと当時は¥800だったみたいだが、見るまで¥8,000〜¥9,000台かなと予想。恐る恐る値札を見ると¥2,800!安っっ!!!(値段に関係なく即買いのつもりだったけど)即買い!で、帰りのチャリは上機嫌だが交通事故や強盗にあわないように1時間かけて帰宅。たまたま恵文社来てよかったぁ〜。次の日来てたらアウトだったな。うん。ついてるついてる。

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中身は。。。

帰って、さっそく中を見ると、店頭では興奮し過ぎて気付かなかったが何やらサインが。ベン・シャーンのサインがどんなもんか知ってるので、一目でベン・シャーンのものではないと分かったが、もしや翻訳された佐藤明さんのかな?とよく見ると”Tamura”と書いてあるのか?って、”タムラ”て誰やねん?!以前の持ち主のサインなのだろうか?さらに、中を見ると鉛筆でいっぱい線が引いてある。(まさか、洋画家の田村能里子さんではないよな?)ま、この”タムラさん”がどこに感銘を受けたのか自分と照らし合わせて読もうかな。というか、この本を売りに出してくれた”タムラさん”と、それを仕入れてくれた恵文社に感謝だ。

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スフェラにて。

それで昼間寝つつ、夜から事務所でお世話になっている山本譲二的存在(敏腕Kプロデューサーが北島三郎で、僕が小金沢昇司の場合)増田氏の結婚式の二次会へ、イラストレーターの森田博之と参戦。新郎新婦共に大変お世話になってます。ホントお世辞抜きに、美男美女です。会場は祇園にあるスフェラビル。黄色くなったり赤くなったり、窓がないので不思議な空間。

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ちょうちょ。

ビルケンシュトック心斎橋店をのぞいてみたら、もうカタログ置かれてましたので、お近くのビルケンで是非手に入れてみて下さい。ただ、あまりにしっかりした本のためネットのオークションで売ったりする人がいるらしく、そのため店頭に山積みされててホイホイ取れる感じではないので、店員さんに「すいません、川村さんのイラストのファンなんですけど、カタログ頂けますか?」とは、言わなくていいので、普通に「カタログもらえますか?」とたずねてもらうと、快くもらえると思いますよ。是が非でも!

BIRKENSTOCK JAPAN

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窓を開ければ、御岳山。

で、朝5時頃起床。窓を開けると、何だこの爽快さは。向こうの方には、ちょっと雲がかかってるが御岳山。鳥がさえずってたり、絵に描いたようなというか頭に浮かぶ(良い意味で)ベタな”信州”って感じってどんな感じ?久々に、生活のサイクルがまともになる。帰ったらまた戻るだろうけど。で、朝からまた温泉に入る。

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標高2,150m。

その後、朝食を食べ(これまたどんなけ出てくんねんというくらい出てきた。)、ロープウェイで御岳山に登る。標高2,150mだって。晴れてるのだが遠くの方は雲があって乗鞍・穂高連峰などは見えなくて残念。

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