『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』

DVDで光武蔵人監督・亜紗美さん主演女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』を観る。
2016.02.13女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』(2013年/日本/86min)


井口昇監督作品でアクション女優に開花した、亜紗美主演の作品。
なるほど、面白かった。Vシネ感というか一昔前感というか、良い意味で今っぽくないというか骨太というか。全裸血みどろのニキータって感じです。
チープなとこもあるけど、作ってるの人の本気を感じるというか、おもしろい設定だし個人的には凄く良かった。亜紗美さんも結構頑張ってたし。手袋と腕時計のみでずっと全裸だけど血だらけなのが裸を上手く隠してるというか(新しい隠し方だなと思った。見えてるけど)こういう血のコスチュームって感じで。あと髪もね。
全体的に本気ゆえの滑稽なとこもあったり。うん、良かったです。

・『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』オフィシャルサイト
・『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』予告編(YouTube)

『虎影』DVD

西村喜廣監督の影』のDVDが出ましたよ。
2016.01.06影』(2015年/日本/94min)


感想は、前劇場で観た時ので。>>
メイキングを観ると、毎度ながら過酷な感じだ。スローモーションにするシーンでセリフがある部分は凄い早さでしゃべったのをスローにして普通のセリフになるみたいなことしてたのね。役者さんもそれに合わせるのが大変そうだ。斎藤工さんも西村監督をリスペクトして何とか良さ(凄さ)を世間に広めようとしてるのが伝わってきて嬉しいな。続編の余地がある終わらせ方だったので、期待だ。今回はコメンタリーはないのね。

・『影』公式サイト
・『影』予告篇

『でんぱコネクション フレンチ』DVD

井口昇監督の『でんぱコネクション フレンチ』のDVD BOXを購入。
が!このDVD BOX、既に持ってる前作『でんぱコネクション』との2本セットやないか!まぁ、ブックレット付いてたからエエか。

2015.12.29『でんぱコネクション フレンチ』(本編46min+映像特典70min)

というわけで、前作は井口監督のセンスに寄せた感じだったけど、今作はでんぱ組.inc(のファン)に寄せた感じかな。なので個人的には前作のヒゲ面で吹き替えの世界観の方が好きかな。でんぱ組の活躍(忙しさ)に比例してかコメンタリーとかは無いのね。

『監獄学園 プリズンスクール』DVD BOX

井口昇監督のドラマ『監獄学園 プリズンスクール』DVD BOXが出ましたよ。

2015.12.28『監獄学園 プリズンスクール』(本編228min+特典映像72min)

初回特典で各キャラの特大布ポスター(本当に特大)がランダムで1枚入ってるのだけど、千代ちゃんやった!ごっつぁんで~す(^_^)/
本編はもうテレビで観てるのであれだけど、メイキングやコメンタリーで裏側を観れるのは嬉しいな。これは地上波ドラマということで、井口監督の要素は抑えぎみなので、コッテコテの井口作品が久々に観たいな。次は『キネマ純情』かな。

『サンローラン』

T・ジョイ京都ベルトラン・ボネロ監督『サンローラン』を観る。
2015.12.25『サンローラン』(2014年/フランス/151min)


こっちは、割と人物に焦点を当てた感じ。
ピエール・ニネもだけど、このギャスパー・ウリエルもフェミニンな仕草(メガネの押さえ方だったりや鉛筆の使い方、立ち振る舞いなんか)を研究してるね。伝記なので大体の流れは分かってるの面白いとか面白くない的な観方ではない感じ。映像だったり服やショーがどんな感じで再現されるかという感じかな。レア・セドゥは可愛いのか可愛いくないのか分からんとこが魅力なのかな?キルスティン・ダンスト的な。似てるのはギャスパー・ウリエル版な気もするけど、好みはピエール・ニネ版かな。

・『サンローラン』公式サイト
・『サンローラン』Trailer(YouTube)

『自虐戦士ダメージャー』&『変態団』

一旦(二旦?)京都帰ってきましたが。
井口昇監督『自虐戦士ダメージャー』と『変態団』を観に、とんぼ返りで名古屋シネマスコーレへ。この映画、渋谷アップリンク名古屋シネマスコーレ沖縄桜坂劇場でしか上映予定がなく関西ではかからないし、ソフト化もされにくそうなので、どうしても観たくて行ってきました。沖縄桜坂劇場も残念ながらギリ12/19〜だったしね。

2015.12.06.a『自傷戦士ダメージャー』(2015年/日本/23min)
この作品は井口がサラリーマンの知人から「制作資金を出すので自分が主演する特撮ヒーロー映画を撮って欲しい」と依頼されて誕生したもの。ラストが井口監督流『時をかける少女』『バタフライ・エフェクト』系の切ない感じだった。

『変態団』(2015年/日本/45min)
井口監督が主宰するワークショップ「ワクワク映画塾」の卒業制作として制作された作品。みんな個性的なキャラで味わい深かったし、とちらも井口監督独特の愛を表現した切ない作品だった。晴野未子さんの爪先立ちな感じが手塚治虫の女の子キャラ的で妙にエロかった。
・『変態団』/『ダメージャー』 予告編(YouTube)

共に自主制作系なのでソフト化されるか分からないので観にこれて良かった。
ソフト化されてない『魔亜子が来る!!』とか『おばあちゃんキス』とか学生時代に撮った作品なんかを詰め込んだ『愛の井口昇劇場2』を出して欲しいね。

2015.12.06.b何気に初シネマスコーレだ。入って2歩位でいきなり劇場なのね。
ここは井口監督や西村監督松江監督系の個人的に好きな映画(イベントや舞台挨拶)に力入れてて関西にもこういうとこ出来たらいいのにな。羨ましい。東京から名古屋で止まってる感じだし、京都みなみ会館がそういう土壌になればいのになと、ずっと思っている。

2015.12.06.cSPOTTED系というかシネマスコーレ系というか、の人らの手作り人形が。イイな。

2015.12.06.d井口監督。

2015.12.06.e帰り途中、聞いたことないメーカーのエナジードリンクが売ってたので、まんまと買ってしまったが、この名前大丈夫なのか?!一応ターゲット層は女性みたいだけど、完全に確信犯やな。

2015.12.06.fとりあえず味噌カツ食うて帰りましょうかね。

『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』

京都シネマスチュアート・マードック初監督の『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を観る。やっと京都来たぜ!
2015.10.29『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(2014年/イギリス/111min)


ミュージカルなんだけど、Belle and Sebastianのスチュアート・マードックが撮ってるので、PVっぽいというか、BGVとしてエンドレスで流して観ときたい感じやな。みんなキャラが立ってるし、イヴ(エミリー・ブラウニング。ってか『エンジェル・ウォーズ』の娘か)もキャシー(ハンナ・マリー)もカワイイな。イヴはちょっとケイト・モスに似てるな。あと、最初芝生の公園を掃除してて最後コーラスやってたキャスケットの娘(Alex Klobouk)がカワイイかったな。って歌歌ってる本人か!
ま、ソフト化されたら欲しいかな。

・『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』公式サイト
・『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』Trailer

『さよなら、人類』

京都シネマロイ・アンダーソン監督待望の新作『さよなら、人類』を観る。
2015.08.26『さよなら、人類』(2014年/スウェーデン=ノルウェー=フランス=ドイツ/100min)


『散歩する惑星』『愛おしき隣人』の三部作目だ。
まぁ、映像は圧倒的ですわな。上質なシチュエーション・コントという感じ。何やっても上手くいかない人らの感じは、面白くもあり切なくもあり。
セットも背景のマットペイントもたまりません。全39シーンを各1シーン固定カメラ1カットで撮ってるのも凄いし、しかもそこに馬や大勢の人が出てくるシーンは、何テイクでいけたのか想像しただけで恐ろしいしいですね。本人も言ってたけど絵画からインスピレーションを得てるって言ってはったけど、エドワード・ホッパー入ってるし、キメキメの構図(奥に居る人や物の配置)で気持ちイイ。
『散歩する惑星』『愛おしき隣人』がまた観たくなったし、観よ観よ!

・『さよなら、人類』オフィシャルサイト
・『さよなら、人類』予告篇

『劇場版 テレクラキャノンボール2013』

カンパニー松尾監督『劇場版 テレクラキャノンボール2013』Blu-rayを買っちゃう。
2015.08.10『劇場版 テレクラキャノンボール2013』(2013年/日本/132min)


話題作で観たかったけど、タイミングが合わず観れてなかった作品。
ソフト化されてたのか。ので購入。うん、おもろかった。水曜どうでしょうとか系のドキュメンタリー好きな人は好きなんちゃうかな。それがエロになった感じ。これは劇場の大人数で、ワーキャー言いながら観たかったかな。
○○○が別れ道になってたけど、高原秀和監督『セックスの向こう側 AV男優という生き方』でも男優さんの話で○○○が別れ道と言うかそれが出来るかどうかがキーになってたというか。いけるかどうかがプロと素人の別れ道だね。観終わる事にはどの出演者にも愛着が沸いて来てくるね。おもろかった。

『劇場版 テレクラキャノンボール2013』特報 youtube版

『虎影』

T・ジョイ京都西村喜廣監督影』を観る。
最近twitterをあんま見なくなったので、井口監督西村監督情報を追えてなかったんだけど、なんとか間に合った。

2015.07.08影』(2015年/日本/94min)


いつもの西村監督よりかは血少なめ。でもやっぱ独特な人ですね。音楽やバトルシーンは西村監督って感じだし、凄いアップや中心に月(これまで花だったり)のアップにする画好きですね。
キャストも過去作品に出てた常連さんたちで安心する。この西村監督の凄いとこは、スケッチでこんなんおもしろいな的なキャラクターやクリーチャー、武器(今回は人間手裏剣も)、どういう動力で?完全に空飛んでるやん!みたいなアイデアをを実際に映像にしちゃう(出来ちゃう)力強さですね。
自身が特殊造形の人でもあるし、VFXの鹿角さんとは何度も組んでるのでその関係性からも実現出来るんでしょうね。多分普通の監督がこんなんしたいと言っても造形の人もVFXの人も無理だと言いそうだし。
あと、清水崇監督が出てて『戦闘少女』か何かで、”呪怨”ネタを言わそうとしたけど嫌がられたみたいなことを言ってたけど、とうとう実行してましたね。
続編の余地も臭わせてたし、楽しみです。

・『影』公式サイト
・『影』予告篇

『さよなら、人類』前売り特典“どっきりアイスセット”

ロイ・アンダーソン監督最新作『さよなら、人類』前売りを買うと、今なら“どっきりアイスセット”がもあえるぞ!
2015.07.06ってことで、買ってきました。公開が楽しみですね。

・『さよなら、人類』オフィシャルサイト
・『さよなら、人類』Trailer

『ラブ&ピース』

ファーストデーだったのでTOHOシネマズ二条園子温監督『ラブ&ピース』を観る。

2015.07.01『ラブ&ピース』(2015年/日本/117min)


園子温監督のエンターテイメント的側面の作品。
亀やおもちゃのキャラクターデザイン、ファンタジーの要素は子供向けな感じだし、音楽やドラマ部分は若者向けな感じだし、どの層のターゲットにむけてるのか。それが良く言うとカオスな感じだし、悪くとると、ん〜〜な感じかな。園子温監督の過去作品に出てる人が出てたり、『地獄でなぜ悪い』の楽曲“ガガガはみがき♪”の曲のセルフカバーをやってたり。麻生さんは、最後まであのまま(これも裏切ってきてるのかな?)だし、各エピソードを最後まで描かない感じが、あぁ〜終わりかぁ〜な感じやったかな。壮大なコントって感じかな。とりあえず、あの曲が頭から離れないな。

・『ラブ&ピース』公式サイト
・『ラブ&ピース』予告篇

『ディオールと私』

ずっと忙しくて全然映画観る余裕がなかったので久々に。
京都シネマフレデリック・チェン監督『ディオールと私(Dior & I)』を観る。

2015.05.29『ディオールと私』(2014年/フランス/90min)


京都はまだやってて観れた。いつも地方は映画が回って来るのが遅い(ヒドい時はDVDが先に出ちゃう)けど、今回は遅くて助かった。
ラフ・シモンズのDior就任からクチュールのファーストコレクションを追ったドキュメンタリー。ミニマリストのイメージからクールで淡々とした人かと思ってたら、結構人間味があったいうか。Jil Sanderのラストショーで号泣してたけど、割と裏では普段から泣いてたんだね。(そら動く人もお金も大きいしとんでもないプレッシャやろうし)そして、フィナーレではモデルが出終わる前に嬉しさのあまり飛び出していったとこも無邪気だったし。面白かった。
右腕のピーターもイイやつでしたね。コカ・コーラ ゼロの缶を常に飲んでて、ちょっと飲みたくなった。

・『ディオールと私』公式サイト
・『ディオールと私』Trailer(YouTube)
・Christian Dior Haute Couture FW2012 Full Show(YouTube)

『オーロラの彼方へ』

TVで深夜にやってた、グレゴリー・ホブリット監督『オーロラの彼方へ』を観る。前にタイムトラベルもの縛りで映画を観てた時にコレも観たかったのだけど近所のレンタル屋になかったので、今回ようやく観れた。

ちなみに、以前観たタイムトラベル
(タイムパラドックスやループもの、時間をいじる系)もの。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは置いといて)
・『タイム・マシン 80万年後の世界へ』(1960年版)

・『タイム・アフター・タイム』
・『タイムマシン』(2002年版)
・『恋はデジャ・ブ』

・『バタフライ・エフェクト』
・『バタフライ・エフェクト2』
・『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』
・『サウンド・オブ・サンダー』
・『プライマー』
・『ジャケット』
・『タイムマイン』
・『もしも昨日が選べたら』


って感じ。まだ観れてないのいっぱいあるけど、タイムトラベルものは好っきゃね。わくわくする。
2015.01.16.b
『オーロラの彼方へ』(2000年/アメリカ/117min)


NYの空にオーロラが表れた影響で無線で30年間に亡くなった父親と話せる様になり、その影響から過去を変えてく話。うん、良かった。主人公自身は過去に行かずに無線のやり取りだけだから地味なんかな?と思ったら、結構動きがあってハラハラした。父ちゃんもシブくカッチョよかったし。ファンタジーって感じの表現もありつつ、エエ話やった。名作やね。

・『オーロラの彼方へ』
・『オーロラの彼方へ』Trailer

『映画 妖怪人間ベム』

TVでやってた狩山俊輔監督『映画 妖怪人間ベム』を観る。
2015.01.09.c
『映画 妖怪人間ベム』(2012年/日本/124min)


ドラマ版の世界観的にも物悲しくスローなテンポなので、それを長尺(もちろんTVサイズにカットされてるけど)でやってるので、そんなに盛り上がらないし、遊びもない感じかな。とは言え、ドラマ版も観てたし普通に杏ちゃんや福くん(演技派だし)にも愛着あるけど、特別に”映画”って感じはしなかったし今回のTVで観る感じで十分かな。

・『映画 妖怪人間ベム』
・『映画 妖怪人間ベム』予告篇(YouTube)

『私がクマにキレた理由』

深夜にTVでやってたシャリ・スプリンガー・バーマン監督&ロバート・プルチーニ監督『私がクマにキレた理由』を観る。(チラシ持ってたはずなのに見つけきれんかった)
2015.01.03.d
『私がクマにキレた理由』(2007年/アメリカ/106min)


上流階級の子守りのバイトをすることになり、理不尽な仕打ちを受けるけどキレてひっくり返す的な、王道パターンだね。『プラダを着た悪魔』的な女子映画かな。タイトルがタイトルだけに、凄いキレるんやろなと観てたら、思ってたよりキレないね。ま、サクッと観終わる。

・『私がクマにキレた理由』
・『私がクマにキレた理由』Trailer