ちょっと打ち合わせで東京出張。
そのついでに気になってた映画『ハイキック★ガール』を渋谷シアターTSUTAYAで観る。(関西は秋公開だって、遅い!)
感想はというと、つっこみたいとこがいっぱいある映画ですかね。
アクションやテクニックを魅せたい!という感じの映画。なので、ちょっとアクションの魅せ方が、空手の教則映像的なリプレイが多かったり(悪いとは言わないけど、もっとカッチョよくいけるんちゃうかと)、何かカメラの動きが硬い様な気がした。空手の型を撮るシーンも、型に合わせてカメラの動きがガチガチに硬い感じ。
あと、変な画面のトリミングの仕方?画面の上と下を、何でそこで切るかなぁ〜って変なとこで切ってるのが凄い気になった。臨場感を出すために寄ってたり、地面にマットなんかを置いててそれが見切れない様にしてるんだろうけど、それにしちゃぁ〜、変な位置で切り過ぎだ。テレビの画角で撮ったのを無理矢理ワイドにするために、上段か下段を切ったんじゃないか?と思う位気になったし、挿入歌が流れる大事なシーンでも、何か音量がおかしかったし、一瞬劇場の音響がおかしいのか?と疑った。
あと、無駄な空撮が多過ぎるような。(せっかく空撮したから、いっぱい使おうか的な)そんな感じで、何かプロっぽくない?というか。
て、気になるとこばっかりなんだけど。
でも、主演の武田梨奈さんは魅力的だし、この人のアクションは良いし、蹴られて失神したい。
あと、”壊し屋”の杉山綾さんって人のアクションが凄い!ルチャドールみたいな空中殺法が観てて気持ち良いです。この人、他の人と感じてる重力が違うんじゃないか?
ただ、敵のボスキャラが、えらいかぶくわりに弱過ぎ!劇中に宮本武蔵の言葉が出てくるからこれも、されど勝負は一瞬ということなのかな?
アクション魅せたい映画なので、やっぱアクションは凄いです。