『赤んぼ少女』

アントニオ猪木初主演映画『ACACIA』、気になりますね〜。

某友人から、楳図先生原作の映画『赤んぼ少女』のDVDをもらったので、
観る。
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山口雄大監督なんだけど、この監督は”実写化不可能なギャグ漫画を映画化することで有名”的な扱いをされてるけど、個人的に信用してないというか、漫☆画太郎先生の『地獄甲子園』や『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』を腹が立つぐらい残念なことにしてて、フザくんな!!って感じだったんだけど(先日も深夜に「地獄甲子園」やってて途中まで頑張って観たけど無理だった。。。まぁ、初監督作品なんだけど)。そんなこともあり、この人のセンスはちょっと惹かれないかな。新しい作品を観るたびに、今度こそは!と有効的に観ようとするのだが。。。

しかし、周りを固めてるスタッフが良いです。残酷効果の西村さんにVFXの鹿角さんのコンビ!(そう!「片腕マシンガール」もそうだし、今度公開の「ロボゲイシャ」も楽しみです)メイキングも付いてて凄い。しかもタマミを演じてたり顔のモデルになってるのは、井口監督作品の今では常連の亜沙美さんだし。斎藤工さんと生田悦子さんは「ロボゲイシャ」にも出られますね。そして、浅野温子さんのキャスティングは大正解です。
コメンタリーで井口監督と板尾創路さんが参加されてて、板尾さんは愛娘の話をされてて(何ヶ月か前に収録されたものなので)ちょっと切なくなってしまった。。。
やっぱ僕は井口監督派ですは。

・『赤んぼ少女』
・『赤んぼ少女』Trailer

『CENCOROLL』

昨日のレコジャケ展の搬入がすこぶる早く終わったので、大阪で途中下車し
テアトル梅田『CENCOROLL』をサクッと観て帰る。

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宇木敦哉さんが監督・脚本・作画を一人でやられた個人制作アニメ。
上映時間が30分しかないので、劇中で特に設定や説明はないけど短編なので必要はないか。何分あるのか知らずに観たので、あれ?もう終わり?って感じだったけども、一人で作ってるので大したもんだ。これを観ちゃうと必然的に欲が出てきちゃうというか、続きやロングバージョンも観たくなってくるかな。

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お!こんなんもらえた。

・『CENCOROLL』
・『CENCOROLL』Trailer 1
・『CENCOROLL』Trailer 2(今回の映画のん)

『女の子ものがたり』2回目

京都シネマのポイントカードが満杯になって映画1本タダになるので、
また『女の子ものがたり』を観ちゃう。
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なんで、京都シネマでは上映が1週間しかないんだろね。
そして、やっぱこの映画イイっす。もうなんでもないシーンでも泣きそうになります。喧嘩のシーンがあるんだけど、あのシーンは神懸かってます。うん、降りてきる。原作を読んで観たんだけど、監督やプロデューサーの原作への愛情を凄く感じるし丁寧に作ってますね。
あと、土手真横構図(ルパンの終わりの歌で不二子がバイクで走ってるやつみたいな)が多様されてて、この映画に限らず個人的に好きなんですよね。
イイっすよ、コレ。

・『女の子ものがたり』

『プール』の予告編がながれてたけど、これはもうハズレはないですね。
主題歌もハンバートハンバートの佐野遊穂さんでたまらん!そんなもん合うに決まったある。ね。

『女の子ものがたり』

京都シネマ『女の子ものがたり』を観る。

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やべっ!泣いてもた。。。
普段ウルッとくることはあっても、目の縁から涙がこぼれることはないんだけど、ツツーーーっと垂れてもた。。。う〜〜わ、イイこれ!

個人的にこのポスターやチラシのビジュアル、深津絵里さんに特に惹きを感じなかったし最初全く観るつもりなくて、何となく京都シネマの近くに来たので映画チラシのチェックがてらのぞいたら、やってたので観たけど、無茶苦茶良かった〜。
西原理恵子さんの漫画原作とのことで、僕自身全く読んだことないし、漫画家の自伝的漫画の映画化ということで、『グーグーだって猫である』的な、何か女子が好きそうな雰囲気の、前半わちゃわちゃ楽しくしーの、後半切なくしーの、最後それでもいいじゃなないか的なよくあるパターン(予告編の感じからして)なんかなと、サクッと抑えとこかな位に思って観たら、予想外にヤラレちゃった〜〜。。。
これは絶対DVD買お!!!!

で、早速原作を買って読んでみたけど、絵のタッチがタッチなだけに、キャスティングでもめることはなさそうだ。わりと忠実で映画からの漫画(ポロロッカ現象?)なので、何か絵コンテというかラフスケッチを見てるみたいな感じがした。

個人的に、なんたらボーイズとか、なんちゃらガールズ的な健全な青春映画より、DTなりダメダメな人間の映画が好きみたいだ。
あああ〜〜〜コレ、もっ回観たいかも。思い出しただけで泣けるね。もし自分が役者で、泣く演技をしろ!って言われたら、今だったらこの映画を思い浮かべて泣くね。うん。
帰り道からずっと良い余韻に浸れてて、こういう出会いイイね。

・『女の子ものがたり』
・『女の子ものがたり』予告編

『選挙』

午前中寝てたら、選挙の世論調査とかいう電話で起こされる。。。もー!


みなみ会館
で映画『選挙』を観る。
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想田和弘監督が一人で撮影・編集、全てをこなしてるとのこと。
2005年、切手コイン商をしていた山内和彦さんが、ひょんなことから市会議員の補欠選挙に出馬することに。政治家の秘書経験もない素人がいきなり政治の世界に放り込まれたらどんなことになるのか。頭の下げ方から握手の仕方、色んなイメージアップの戦略(選略?)、はたまた奥さんの役割まで大変そうで、笑かそうとしてるんじゃなくて本気で選挙にのぞんでる人のドキュメンタリーなんだけど、面白い!
僕は、あまりというか全く政治的なことに疎いけど、巷の選挙運動を見てると選挙の時だけ良い顔してる様な、気持ち悪い笑顔に、独特の言い回しが逆に胡散臭く感じるけど、普通のトーンで話す方が説得力あると思うが(映画内でも偉い先生や有権者に訴える時より、素のトーンで本心を語ってるシーンの方が共感出来るし)、まぁ兎に角アピールして名前を覚えてもらうことが重要なようだ。何度も自分の名前を連呼して、この映画で何回”山内和彦”って言ってるかカウントしても面白いかも。偉い先生になるのに比例して、エエ声になってくようだ。
とりあえず、滑稽な裏側がおもしろかったし、”選挙運動”ってのがひいて観れて、今後、街頭演説や選挙カーで廻ってくる人らの見方(善し悪しは別として)が変わったかも。選挙前のこの時期に観れて良かった。
この映画アリだアリ。おもろいおもろい。

・『選挙』
・『選挙』予告編

『アンを探して』

宮平貴子 長編初監督作品『アンを探して』の試写会に行く。おおお〜〜!!

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『アンを探して』

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京都某所にて。

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こちら宮平貴子監督。(あ、サインのひとつでももらえばよかったかな)
クロード・ガニオン監督の映画『Revival Blues』でカメラアシスタント、『KAMATAKI-窯焚-』で助監督を務め、今回満を持しての初監督作品。
「アンを探して」のストーリーはこちら>>

どの程度内容に触れていいのか難しいけども、「赤毛のアン」の映画って感じじゃなく、「赤毛のアン」からインスパイアされた全く新しい話。少女・杏里の劇中内の成長と、役者・穂のかさんの成長と上手くリンクしててそこも見所かな。僕自身「赤毛のアン」を読んでないけど、楽しめるし逆にこれを機に読んでみよかな。

さらに、劇中で主人公・杏里が絵を描いてるんだけど、その絵をあの、あの大槻香奈さんが描いてて絵のクオリティ高過ぎです。杏里の心情と大槻香奈さんの世界観も合ってて正解ですね。

主題歌は実姉でもあるjimamaが担当。姉妹で凄いですね。
映画はオールカナダ(プリンスエドワード島)ロケの、カナダカナダしてたので、沖縄沖縄したjimamaの声で合うのかなぁ〜?と思ったけど、合いますね〜!合わしてきましたね〜。泣かしますね〜。
東京ではシネカノン有楽町1丁目で今秋公開されるそうで、関西での公開はまだ未定だけど、まだ劇場に観に行きたいもんだ。

・『アンを探して』公式サイト
・『アンを探して』公式ブログ

『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』

女子バレーの韓国のエース、10番のキム・ヨンギョン選手イイっすね〜。
ちょっとタイプです。美人というよりカッコイイ感じ。同性のファンが多そうですね。まだ21歳とのことで、ボーイッシュな感じからもっと洗練されてキレイになってかはるんちゃいますかね〜。
9月から日本でプレイするそうで気になる存在です。


そして、
『ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス』ラスト1本。
『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 -幻想と悪夢のアッサンブラージュ-』を観る。
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これは、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品というよりは、『アリス』『悦楽共犯者』『オテサーネク』の舞台裏や、ヤン&エヴァさんのロングインタビューなんかが収録されたドキュメンタリー。こういうクリエイターのドキュメンタリーは良いですね。作品が神過ぎるだけに現場やどんなノリなのか分かって。観てるこっちもモチベーション揚がるし。
これは最後に観るのが良いかも。で、観終わったらまた最初から全作観返すみたいな感じですかね。
あああ〜〜、チェコ行ってみて〜な〜。韓国も。あ、ポーランドも。

『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』

『LUNACY』

おわ!井口昇監督のドラマ『古代少女ドグちゃん』ってのが、10月からMBSで始まるみたいじゃないですか。関西に住んでてよかったぁ〜!
妖怪退治コメディとのことで、井口監督特有の”いやぁ〜〜ン”な、演出、怪演っぷり大好き(男子はみんな好きだと思う)なので、こりゃ楽しみだ!特殊造形は西村喜廣さんだし。キャストも良さげだし。
関連記事>>


そして、真打登場ということで、ヤン・シュヴァンクマイエル
『LUNACY ルナシー』を観る。
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これも凄いですね。感想は前観た時のblogを見返してみたら同じ印象だったので、そっちを。
文明や社会、芸術に対しての風刺が込められた作品。ね。
今回メイキングがちょっと付いてたので、誰が正常か分からない本編(全員狂ってる)に対して、ちょっと救いというか、素面(しらふ)な出演者・撮影陣(が、監督の意思は強い)が、何とか現実に引き戻してくれる感じだ。ほんと、メイキングちょっとしかなかったけど。
この映画はチェコで2005年11月に公開されてるんだけど、美術や衣装と担当してた奥さんのエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーさんは2005年10月に亡くなられてしまってるんですが。これまでの作品にも頻繁に登場してたあの独特のタッチ、好きだったんですけどねぇ。う〜〜ん。

・『LUNACY 』
・『LUNACY』Trailer

『マン・オン・ワイヤー』

昼ドラ『夏の秘密』杏子疑惑消えましたね〜(まだ信用できない?)。で、次に怪しいのが龍一さんだけど、残り2週あるからこの人も違うのかな?何か薬を飲んでたけど、あれは犯人の伏線ではなくフェイントの伏線なのかな?となると、あの紀保さんが好きなマカロンを買えそうな人はいなさそうな。。。あと、殺されたみのりさんのお守りに入ってた今は使われてない謎の電話番号とそこに記されたイニシャル”S”なんですが、名字もしくは名前のイニシャル”S”の人が多過ぎで特定出来ない。加賀先生(修司=S)もしくは柴山セリ(S.S)か。セリには犯人にはなってほしくないし。。。
けど、このドラマ、後付けで秘密(動機)を1枚載せれば誰でも犯人に出来る感じだから、最後まで分かりませんね〜。なんやかんやで、まんまと気になってるじゃないか〜。

みなみ会館『マン・オン・ワイヤー』を観る。
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1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーに鋼鉄のワイヤーを張って綱渡りをしたフランスの大道芸人フィリップ・プティのドキュメンタリー。新崎人生の拝み渡りとは大違いだ。

当時の映像、再現映像、当事者たちの証言を交えてと言う構成なのだが、フィクションじゃなくリアルに起こったことで中々ドキドキする。犯罪行為ということで、いかに見つからないように、かなり前からシュミレーションや練習を繰り返して挑んでて、まるで、銀行強盗でもやるみたいなハラハラ感。まぁ、本人が生きて証言してるから成功したということは分かるし、安心っちゃぁ安心して観れるけど。
っていうか、綱渡りを当たり前に自然にやり過ぎてて凄さを忘れてしまうけど、普通に技術的に凄い。また、当時の写真もカッチョイイし、今はなくなってしまったツインタワーの建設前からも観れて貴重な感じかな。
当然僕は生まれてないけど、当時の日本での反応がどんな感じだったのか気になる。

『マン・オン・ワイヤー』
『マン・オン・ワイヤー』予告編

『オテサーネク』

稲川淳二の怪談をBGM代わりに作業してる今日この頃です。
特に深夜ね。怖いけど。


で、ヤン・シュヴァンクマイエル『オテサーネク』を観る。
これも名作(全部じゃねーか)ですね。
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チェコの民話”オテサーネク”にもとづく寓話。子供のできない夫婦が木の切り株を子供の様に育てていったところ、えらいことになってく話。
自然の木(実際監督達がどっかの林に何種類もの木を切りにいって)を凄い滑らかに激しく動かしてて、キャベツのシーンは圧巻です。
これまた”食べ物”や”食べる”シーンの多い映画。作品全般通して、一つの見せ場でありテーマ(監督自身の幼少期のトラウマ)でもありますね。

短篇『地下室の怪』のセルフパロディと言うかリメイク的なシーンがあったり。今回、連続で作品を観ていってるので、色々気付くことも多い。
前作『悦楽共犯者』で警官役だったヒゲの男が父親役(スープの中にクギが入ってた演出は、その遊びなのかな?『ファウスト』の最後に出てくる警官も似てるけど、同一人物?別人?『Lunacy』にも確か出てたよね)で出てたり、本屋の店員の男が、今回警官役で出てたり。で、今『ファウスト』を観返してみたら、ラストシーンに出てくる男は、『悦楽共犯者』のニワトリの男(ボウズで後ろ毛の一部だけだ長い男)が登場してて、『ファウスト』の次作『悦楽共犯者』にリンクしててビックリ。おおお〜〜〜。って言葉ではややこしくて伝わらないかな。
奥さんのエヴァさんのアートワークもたまりません。

・『オテサーネク』Trailer

『悦楽共犯者』

井口昇監督の『ロボゲイシャ』日本版予告編が解禁されましたね!
主題歌が入ると、急にメジャー感が出ますね。
木口亜矢さんの最後の「映画館へおいでやす〜」のイントネーションが疑問形なのが、逆に良いです。ああ〜〜、早く観たいですね。

・『ロボゲイシャ』海外版予告編

・『ロボゲイシャ』日本版予告編


そんなわけで、再びヤン・シュヴァンクマイエル強化月間?ということで、
『悦楽共犯者』を観る。
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これも大好きな映画で、当時VHSが欲しかったんだけど、1万5〜6千円位してかなり悩んだ覚えが。良い時代になったもんだ。
フェティシズム自慰器具作りに取り付かれた6人の男女の話。
6人それぞれが人目を避け、自身の欲求を満たす装置を作るんだけど、その6人が色々繋がったりしつつ。短篇『対話の可能性』の”不毛な対話”じゃないけど、ミックスされるとこがユーモアでありメッセージ的でもあり。
古武家賢太郎さんの作品集『START』に出てるニワトリの頭の男は、この映画の1シーンですよね。

・『悦楽共犯者』

『サマーウォーズ』

昼ドラ『夏の秘密』、残り3週あるにもかかわらず、この時点で犯人が諏訪杏子なんじゃねーの?的空気。ってことは違うのかなぁ?このドラマの演出的に、今までそんな素振り(そぶり)全く見してなかった人が、後付け的に秘密が出てきたりするし。。。
まぁ〜、このドラマの話的に犯人探しがメインでなく紀保さん伊織さんの関係がどうなってくのか的なところなんだろうけど。とりあえず2週残しつつも、今週金曜あたり犯人は杏子だった的なことになりそうな気もするが。
急におもしろキャラになった柏木さんと杏子との仲が上手いこといったら、逆にお似合いだと思うんだけどなぁ〜。


で、『サマーウォーズ』を観る。イオンシネマ久御山に初めて行く。
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うん。おもしろかった。あんな憧れの先輩とあんなシチュエーションなら、
そらそんなもんね〜。いいなぁ〜。
大家族のキャラクターの描き分け・設定もさることながら、みんながそれぞれ活躍して良いですね。全ての年代・客層にウケる感じ。安心して観れる。
『時をかける少女』(真琴役だった仲里依紗さんも今回出てましたね)もそうだけど、細田監督は”夏”!って感じですね。アニメ界の蝶野(夏男)です。

『サマーウォーズ』
『サマーウォーズ』予告編

「よろしくお願いしま〜〜〜す」って言いたくなりますよね。

『色即ぜねれいしょん』

女子バレー、韓国のキム・ヨンギョン選手美人ですね〜。美人と言うかカッコイイ感じ。体型もカッコイイし、ちょっとタイプかも。
っていうか、会場が日本の場合、変なアイドルがオープニングで歌とか歌うけど、世界大会での自分の国として恥ずかしいよね。。。
あと、変なキャッチコピーつけられるの嫌ですよね。”なんちゃら姫”とか”ミラクルなんちゃら”とか。。。聞いてる方が恥ずかしくなるよね。

『色即ぜねれいしょん』を観る。最近MOVIXづいてます。
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みうらじゅんの自伝的小説の映画。監督は田口トモロヲさん。脚本は向井康介さん(「青い車」と「神童」以外全部観てて、DT映画に個人的に定評がある)。
感想は、前に試写会で観せていただいた時ので。

ヒッピーの家庭教師にしろ、ヒゲゴジラにしろ、アウトローなアニキ的な人に惹かれちゃう感じ凄い分かる!そういう熱い感じ!
映画からそれるけど、自分の今までのことを振り返ると小中高と美術の先生はアウトローな人が多くて、それに惹かれるし美術の時間が毎週楽しみになるし。やっぱ社会的にちゃんとしてる人より、アウトローな人の方が面白いですよね。そんなことを思い出したり。
『アイデン&ティティ』
はだいぶカッコつけ過ぎな気がするし、個人的にはこっちの方が好きかな。個人的に『SLAVE OF LOVE』を映画化して欲しいです。

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ほんで、パンフレットですよ。
この画像のは、先日ガケ書房で買った”「色即ぜねれいしょん」映画鑑賞券+非売品公式本”なる謎のものなんだけど。。。
今日映画を観終わって売店にパンフレットを見に行くとサンプルは表に出てなくてガラスケースの中に、これと同じ表紙のがパンフレットして売られてたんだけど、これやっぱ別モンなんですかね?
何か買っちゃって、家帰って「おぇーーっ!一緒やんけ!!」ってなってるパターンも凄い想像出来るし。。。
推測するにガケ書房で買ったのはプレス用的なので、表紙が一緒だけど若干中身が増えてるとかなのかな?

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ちなみに、これは別の映画なんだけど、『エコール』のパンフレット。
市販の物と、プレス用の物、外観はちょっとの差しかないが、市販の方が若干厚みがまして、モノクロの部分がカラーになってたり。あとは有名人のコメントが足されてる感じ。ということで、これは比べるから分かるけど、単体だ違いが分からない。
で、今回の『色即ぜねれいしょん』のも、この程度の差なのかな?有名人のコメントが増えるとかなら、そんなのいらないけど。ん〜〜〜、現場に持ってって比べるわけにもいかないし。。。ま、買わんでいいよね。

『色即ぜねれいしょん』
『色即ぜねれいしょん』予告編

『ファウスト』

『色即ぜねれいしょん』が8/8〜関西地区先行公開されるんだけど、
”前夜祭上映イベント”とかで8/7に舞台挨拶があって、それ専用のチケットが¥2,000で発売されてるじゃないか!!
こちとら、タワレコ限定特製カセットテープ付き前売り券を買い〜の、この前売りは、カセットテープの歌詞書く紙になってるから、もぎられるの嫌やからコレは使わずにまた別で券買って観に行こうと思ってたところ、ガケ書房に、”劇場鑑賞券付き非売品パンフレト”が売ってたので、まあ〜、どうせまた券買って観るつもりやったから良いやと自分を納得させつつ買ったのに、ちょ、おま・・・ここへきての舞台挨拶チケットて!おいおいおい、どんなけチケット買わすねん!!!って感じだけどスケジュール的に無理なので、いいや!コノ野郎!!


ヤン・シュヴァンクマイエル長篇第二弾『ファウスト』を観る。
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前に観たのがかなり前で、内容をあんま覚えてなかったので新鮮な気持ちで観れたけど、おもしろいコレ!イイねぇ〜。
最後は全部がつながるし、おおお〜〜ってなる。
ファウストとかメフィストとか魔法陣とか、悪魔くんを思い出したり。
汚いおっさんやじじいが、演じてるのが味わい深くてイイですね。
劇中に登場する悪魔の使い的な男の一人が、”フード(Lunch)”のキレイなスーツの男と同一人物だった。あと、これは確認しようがないけど、奥さんのエヴァさんがカメオ出演してません?街のシーンでチラッと。

悪魔たちも木彫りの人形ってビジュアルもあるけど、結構コミカルで良いヤツだし。ちょっとドリフの早着替えコント(一人何役もやって表で呼ばれるたびに裏で着替えて的なパターンの)的な要素もあったり。
ヤン・シュヴァンクマイエル作品全般的に”食べ物”や”食べる”シーンが多いけど(これはヤン・シュヴァンクマイエル自身の子供の頃痩せてて無理矢理施設で食べ物を食べさせられたトラウマらしいけど)、劇中に出てくる”食べ物”、ちょっとエグくてこってりしてるけど妙に美味そうですよね。ヒゲにつけながら食べてみたいかな。ビールも美味そうだし。

『ファウスト』(1994年)
↑1シーンだけど。

『アリス』

あ、やべ!藤川議員が八戸市をPRしてる写真の本を買ってしまった。


そして、いよいよ長篇モード突入です。
ヤン・シュヴァンクマイエル初長篇作品『アリス』を観る。
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これも何度観たか分かりません。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を原作にした、名作中の名作。推して知るべしという内容ですね。
アリスもかわいらしいし。頭打ったり、転んだりするのが激しい表現を和らげてるというか。
劇中でアリスがクッキーやインクを飲んで大っきくなったり小さくなったりするんだけど、小さくなる時は人形を使ってるんだけど、その人から人形に変わる瞬間がどうなってるのか見てやろうと思ってコマ送りしたら、ははぁ〜〜んなるほど!瞬間だから解らないけど、そういうテクを使ってたのか〜〜。なるほどね〜、なんて発見があったり。
YouTubeに全部あるみたいだけど、ちゃんとDVDで観た方がいいは。

・『アリス』(1988年)

あれ?というか原作の「不思議の国のアリス」自体、どういう話なのかよく知らないや、そういや。