ポストを見ると謎の小包が押し込まれてた!差出人は滲んで読めなかったので、恐る恐る開封してみると、、、おお?!こ、ここ、これは?!
はうぁ!ままま、まさか〜!!!
ザ・カイドウズ 1st DVD『ザ・カイドウズが高松街道を行く』
(一般流通していない?)
そう!あの!あの伝説の股旅ユニット・ザ・カイドウズ(田岡和也+小林聖一)が高松街道、丸亀町商店街ドームからこんぴらさんまでの八里(32km)を歩いた手作り感満載ドキュメンタリーではないか!!
ってことで、はやる気持ちを抑えつつ早速観てみたけど、、、ゆるい!
ゆるいなコレ。つっこむところが多過ぎる!!
カイドウズ2人とカメラ1台のみなので、常に映ってるのは1人だけだし、片方がボケても、もう片方が撮るのに必死でスルーしまくりで、変な空気が流れて観てる方も気まずい気分になるというか。(ボケた後スパッと切ればいいのに、変な余韻を残すから、観てる方が何か恥ずかしくなる)が、その変な空気が段々面白くなってくる。
あと、股旅スタイルなので、行く先々で色んな人が声を掛けてくるけど、2人のキャラ設定がふわっとしたものなので、声掛けたもののふわっとしたやり取りになってしまって、これまた観てる方もふわっとしてしまう。
うどん食っても、「美味い」ぐらい言やぁいいのに、普通に無言で流しこんでて、ある意味リアルで美味そうだけども〜。あと、おもっくそ赤信号渡ってるし!
そして、道筋や今どこまで来てるとか全く説明がないから距離感やしんどさが伝わりにくいかも。それこそ田岡絵で地図を合間合間に入れてくれると親切かも。多分、この2人の他にもう1人撮る役の人がいた方が旅に専念出来ると思う。道中で変な落とし物や看板等、おもろいモン発見するセンスはあるんだけど撮りっぱなしで、フォローがないし。2人でカメラ1台の編成上現場では仕方ないのかもしれないので、後からコメンタリーというか座談会的な2人の客観的ナレーション(つっこみや、言い訳、裏話的な)や字幕で補足したらもっと良くなる気もしたり。途中何度かあるPV風のダイジェスト部分は中々盛り上がるね。
でも、序盤は探り探りだったけど、旅が進むにつれ遊びや余裕、開放感(トランス状態)が出てきて撮り方も工夫しだしてきたりと、旅を通じてカイドウズの2人が”ひとつ上の男(by上野クリニック)”に成長していく記録でもあるので、回を重ねるごとに、キャラやルールが固まってくのかもしれないし、これはパイロット版的な、vol.0的な逸品かもしれないね。後々本数が増えてって見返すと別の面白さが出てくるだろうし、色んな街道を行って欲しい!四国八十八箇所や行く行くはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路なんかも!
そんなザ・カイドウズ成長記録的逸品です。今後の動きが楽しみなユニットだ!
↑このビジュアル、凄いイイじゃないですか。
”ザ・コブラツイスターズ”ニューマキシシングル発売!みたいな。
っていう、辛辣な意見で斬って良いとのことだったんだけど、
田岡くんどうだろうか?