『ぼくのエリ 200歳の少女』

トーマス・アルフレッドソン監督『ぼくのエリ 200歳の少女』のDVDが出たので購入!!これは去年観て良かった作品。
20110204a.jpg
このサブタイトル”200歳の少女”は不要だし、ネタバレと言うか(原作を調べると)内容と違うもんね。多分色々叩かれたであろう、アウタースリーブには背表紙には日本版タイトルが入ってるものの、表面には原題”LET THE RIGHT ONE IN”のみですね。これでいいと思う。

20110204b.jpg
中はこんな感じ。上のアウタースリーブでこの邦題を隠した感じなのかね。
内容の方は、やっぱイイですは。ラストのプールのシーンは何回も観ちゃいますね。うん、あれは凄い。
あと、リメイクされたみたいやけど、こっちの方が好きなので比べてしまって良く感じないかもしれないね。(っていうか、クロエ・グレース・モレッツがエリをやってるやないか)

・『ぼくのエリ 200歳の少女』
・『ぼくのエリ 200歳の少女』Tralier
・リメイク版『Let Me In』Trailer

”SPOTTED373事務所”

今度、みなみ会館ガケ書房メトロ松江哲明監督の特集をやるのだけれど、その打ち合わせで、SPOTTED373の事務所へ。
20110201a.jpg
京都某所にある、SPOTTED373事務所。

20110201b.jpg
みなみ会館・藤原さんを始め、”顔のないサラリーマン”でお馴染みの寺田めぐみさんも来てますね。

20110201c.jpg
おでんや巻き寿司や天ぷらをよばれとります。

20110201d.gif
そんなわけで詳細は追ってということで、色々話をつめたのでした。
面白くなりそうです!

『タナカヒロシのすべて』

田中誠監督『タナカヒロシのすべて』を観る。
20110125.jpg
『タナカヒロシのすべて』(2004年/日本/103min)


うん、イヤらしさもなく淡々とおもしろかったかな。鳥肌実さんもまだ細い。宮迫さんのキャラは気色悪いね(そういう役なので正解なんでしょ)。
これも観てちょっと時間が経ってしまったので記憶が薄れてしまってる。
まぁ、サラッとええ感じやった印象かな。

あと、上のチラシみたいに、たまに2穴パンチ的なので穴開けてあるの嫌よね。場合によってはもっと角に穴が開いててヒモ通してそこから千切って取ってく方式のため(最近見ないけど)かもしれないし、どっかで転売する様に何枚もゴソッと取ってく人がいるからそれの予防なのかもしれないけど。。。穴開けんといて欲しいは。うん。

・『タナカヒロシのすべて』
予告は見当たらんかった。

『打撃女医サオリ』

同じく東京思春期シリーズの平林克理監督『打撃女医サオリ』を観る。
20110124.jpg
『打撃女医サオリ』(2010年/日本/56min)


これも面白くないね。原作知らないけど、完全に出オチ映画ですね。
金属バットで患者をぶん殴って治すって話なんだけど、本当にその1ネタだけ。

・『打撃女医サオリ』
・『打撃女医サオリ』予告篇

『ざんねんなこ、のんちゃん。』

東京思春期シリーズの平林克理監督『ざんねんなこ、のんちゃん。』を観る。
20110123.jpg
『ざんねんなこ、のんちゃん。』(2010年/日本/56min)


う〜〜ん。あんまりおもりろくないね。全8話なので1本が5分ちょっとと短いのであんま深く入れないね。こういう短いのはもっとたっぷり量が出て来たら色んな設定や他のキャラにも愛着が沸いてきたり味が出てくるのかもしれないね。
みひろさんのコメディの芝居(顔芝居も動き)は、志村イズムを凄く感じるよね。

・『ざんねんなこ、のんちゃん。』
・『ざんねんなこ、のんちゃん。』予告篇


『トロン:レガシー』

MOVIXデイだったのでMOVIX京都で、ようやくジョセフ・コシンスキー監督『トロン:レガシー』を観に行く。
20110120.jpg
『トロン:レガシー』(2010年/アメリカ/126min)


ちょっと観てから時間が経ってしまって記憶がちょっと曖昧になってきたけど、普通におもろかったと思う。黒の暗い世界にブルーグリーンとオレンジの色数を絞ったシンプルなものなので3Dにしてもごちゃごちゃしてなく3Dに合ってるのかもしれないね。モチーフや光、マシーンから出る光の残像の演出もカッチョイイね。ヒロインのクオラみたいな人、描きたくなった(おかっぱ好きだしね)。ジェムジェシカ・スタムに似てるね。

・『トロン:レガシー』
・『トロン:レガシー』Trailer
・DAFT PUNK / DEREZZED

『バチアタリ暴力人間』

白石晃士監督・笠井暁大監督『バチアタリ暴力人間』を観る。
20110118.jpg
『バチアタリ暴力人間』(2010年/日本/114min)


フェイク・ドキュメンタリーですね。この白石晃士のは『オカルト』しか観た事ないけど、ラストの終わらし方は作風なのかもしれないね。自身のリメイクということで、元の『暴力人間』(1997年)の方も観てみたい。
山本剛史さんは、プライベートはどんな感じか分からないけど独特の恐さがあるよね。あと、PLANET+1のエエ声の人(富岡邦彦さん)も出てはりました。面白いか面白くないかでいうと、そない面白いこともないけど凄い映画だね。気付いたら主題歌を口ずさんでるよね。

・『バチアタリ暴力人間』
・『バチアタリ暴力人間』予告篇

『電人ザボーガー』特別冊子!!

今発売中の特撮・SF雑誌『宇宙船Vol.131』井口昇監督版『電人ザボーガー』の特別冊子が付いてるよ!
20110117a.jpg
『宇宙船Vol.131』

20110117b.jpg
この冊子が凄い!(↑この井口監督とザボーガーの2ショット写真かなりイイね。このポスターになったら欲しいは!)映画のパンフばりの内容で、旧ザボーガーから最新版の他でまだ出てないあんな写真やこんな写真、各キャラの説明まで細かくかかれてて、最初1,800円もするのかよ!と思ったけどこれは買いですは!
他にも同じく井口昇監督『古代少女隊ドグーンV』の記事(ドジちゃんこと桃瀬美咲さんのインタビューも載ってるよ)や、すぅちゃんこと森田涼花さん(『戦闘少女』ヨシエね)も出てるよ。
そして、2/9発売の『古代少女隊ドグーンV』のDVDの発売が待ち遠しい!

・『古代少女隊ドグーンV』ドキドキBOX DVD CM Part1

・『古代少女隊ドグーンV』ドキドキBOX DVD CM Part2

『婚前特急-ジンセイは17から-』

前田弘二監督『婚前特急-ジンセイは17から-』を観る。
そう当然、吉高由里子さん目当てだ!!
20110116.jpg
『婚前特急-ジンセイは17から-』(2009年/日本/27min)


なんでもauの携帯で配信されてた1話5分(全4回)の短いドラマらしい。
なので、短いからすぐ終わってあんま残らないかもしれない。
映画版『婚前特急』が公開されるみたいなので、そっちが楽しみだ。ちゃんも出てるしね。

・『婚前特急-ジンセイは17から-』
・映画版『婚前特急』
・映画版『婚前特急』予告篇

『TOKYO!』

ミッシェル・ゴンドリー監督、レオス・カラックス監督、ポン・ジュノ監督が”東京”を舞台に撮ったオムニバス映画『TOKYO!』を観る。
20110114.jpg
『TOKYO!』(2008年/日本・韓国・フランス・ドイツ/110min)


『インテリア・デザイン』ミッシェル・ゴンドリー監督
あ、前NHKのトップランナーで百武朋さん回で出てた、人間が椅子になるやつコレか。始めて観たけど凄いね。おもしろい画作りだし、狭いマンションの部屋を真上から撮った(セットを組んで)図もイイね。

『メルド』レオス・カラックス監督
このメルドのキャラも中々強烈ですね。

『シェイキング東京』ポン・ジュノ監督
これも良かったね。ひきこもりの香川照之さんの家の中の、ピザの箱やトイレットペーパーがきっちりつまれてる図がイイ感じだった。

どの作品も、日本人が撮った日常臭さがなくて好き。こういう良い逆輸入感?は大好き。これはちょっとDVD持っててもいいかもね。

・『TOKYO!』
・『TOKYO!』Trailer

『蛇のひと』

修理に出してたカメラが無事直って帰ってくる。
電気屋さんより、サービスセンターより、直接工場に送ったので早く帰ってきた。なるほど、送料は掛かるけど、大阪のサービスセンターに行く交通費と時間を考えるとこっちの方が良いのね。

三好晶子脚本、森淳一監督『蛇のひと』を観る。
永作博美さんってだけで観ちゃうし、西島秀俊さんを始め脇を固める役者さんもみなイイ感じの人だし、何でもWOWOWシナリオ大賞ってのを受賞した作品だとか。良さげな匂いがしますね。
20110113.jpg
『蛇のひと』(2010年/日本/102min)


うん、良かった。西島さんの失踪を追いつつ彼に関わった色んな人物のドラマが短編のオムニバスの様な変化をみせ、それが自然で知らん間に入り込んでしまう。サスペンスの様なミステリーの様な、でもそんな事件性はなく西島さん(の役)は何者なんだ?的な興味をそそられる。
また凄く丁寧に作ってる。構図や色味など画作りが非常にキレいでいやらしくなく気持ちいい。引きの画(登場人物がいなくても成立する構図)に、永作博美さんのシルエットが効いてるし、センスを感じる。ラストはちょっと尻窄みな感じもあるけど、観終わった後の印象は良いね。

・『蛇のひと』
・『蛇のひと』 予告篇

『nude』

みひろさんの自叙伝映画、小沼雄一監督『nude』を観る。
『童貞放浪記』の監督ですね。
京都シネマで上映予定だったので楽しみにしてたけど、DVD出ちゃったね。結局やってないんじゃないかな?流れたのかな?
20110109a.jpg
『nude』(2010年/日本/106min)


おっ、予想以上に良かった。実際身近に同じ様な境遇の人はいないけど、こういう仕事だとこういう風に(人間関係)なっていくやろなぁ〜って予想出来るし、本人・友人・恋人と、どの立場の人の感情も理解出来る。AVの仕事に限らず、色んなことを犠牲にしてオンリーワンの存在になってく人は孤独だね。彼女は成功して大逆転したと思うけど、この陰で凄い数の人が消えていってるんだろなと思うとちょっと恐ろしくもある。
映画は自叙伝だけど、堅い感じや美化した臭い感じはなく、VシネVシネしたエロいサービスカットも入れて的なダサい感じもなく。普通に映画として良かったね。シリアス過ぎずおちゃらけ過ぎず、静かな雰囲気が切ないけど心地イイし、エンディングのテニスコーツ”バイババビンバ”(予告だけしか観てなかった時は、曲の方が勝っちゃうんじゃないか?と思ってたけど)がバッチリはまってるし、イントロだけで沁みるねぇ〜。
みひろ役の渡辺奈緒子さんもキレイだし、良い演技するは(この人で正解だは)。ちょっとウルッときた。友人役の佐津川愛美さん、何かで観たことあるなと思ったら『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』のオタクっぽい娘か。美人じゃない実際新潟の地元にいそうな感じが合ってましたね。どの役者さんも良かった。
一つ気になったのが、みひろさん本人がチラッと出演してるんだけど1回目はサプライズ的な感じで良いけど2回目出てきた時は、本人が本人役の人と喋ってて変なファンタジー的な(ドッペルゲンガーと言うか、”映画”の中に本人が急に入り込んできちゃったみたいな?)別の意味に取れそうな紛らわしい感じがあったかもしれない。でも、全然良かった。


・『nude』

・『nude』予告篇
・テニスコーツ「バイババビンバ」

・初日舞台挨拶1/2〜みひろ密着ドキュメント〜

・初日舞台挨拶2/2〜みひろ密着ドキュメント〜
・渡辺奈緒子インタビュー

『満福少女ドラゴネット』

ドグーンVドジちゃんこと桃瀬美咲さんが出てるのと、VFXの鹿角さんも絡んでるみたいなので『満福少女ドラゴネット』全13話を一気観する。
20110103a.jpg
『満福少女ドラゴネット』(2010年/日本/30min×13話)


ドグーンよりこっちの方が先だけど、桃瀬さんドジちゃんと同じキャラですね。CGもアクションも結構多様してる。
後は変身シーンが長い!1人でも結構長さがあるのにそれ×3人なのでかなり長い。ま、通常毎週1話放送だったみたいなので気にならないかもしれないけど13話一気観だと結構しんどいかも。ラストは中々切なかった。けど、あの結末でそっから3ヶ月後的なのがちょっと付いてるけど、あんな結末だったにもかかわらず全然引きずってないし、あんなスッキリしてていいのか?ね。
ま、なにわともあれ赤井英和、、、じゃなかった桃瀬さんはカワイイということだ。

・『満福少女ドラゴネット』
・『満福少女ドラゴネット』告知
・『満福少女ドラゴネット』ED

『森崎書店の日々』

2日始まりの映画館は今日がファーストデーだったので、京都みなみ会館日向朝子監督『森崎書店の日々』を観る。
20110102a.jpg
おっ!門松が出てますね。

20110102b.jpg
『森崎書店の日々』(2010年/日本/109min)


よくある傷ついた女子が立ち直ってく居場所探し系映画なんかなと思って観てたら、後半意外な展開で中々ビックリ。主人公の菊池亜希子さん(ちょっと上野樹里さんに似てる)もカワイイし。ていうか個人的にオカッパ(前髪)好きなんだけどね。イイ演技しはる、内藤剛志さんはさすが(結構アドリブ入ってるっぽい?)ですね。長回しのシーンも多く、おっ、どうなんねんどうなんねん的な”間”を楽しめたかな。あと、たい焼き(皮が薄めであんこが透けてるのか焦げてるのかわからないけど、パリッとしてそうな素朴な感じの)が美味そうだったね。もしかしたら神保町に実際あったりするんだろうか?有名なとこが。と思って調べたら、もしかしたらコレなのかな?
まぁ、イイ雰囲気の映画でした。

・『森崎書店の日々』
・『森崎書店の日々』予告篇

『恐怖』

あけましておめでとうございます。
正月番組が全然面白くない(観るのをやめて何年にもなりますが)のでテレビを観ないので毎年のことながら全く正月感も2011年感もないですね。会社で働いてるわけでないので仕事の区切りもないですし。なので、毎年言ってるけど2010年の13月1日になったにすぎない感じですかね。


そして新年早々、高橋洋監督『恐怖』を観る。
ま、完全に中村ゆりさん目当てなんだけどね。
20110101.jpg
『恐怖』(2009年/日本/94min)


あっれ?おもしろくないし、全然恐くないぞ?
恐さを突き詰め過ぎてこんなことになったのかな?内容も分かった様な分からん様な不完全燃焼な感じかな。中村ゆりさんも恐いけど、割と冷静に会話できたりするし。楳図先生の『洗礼』を思い出す感じもありますね。
謎の”光”に対する恐怖をやろうとされてるんだけど、映像で観る分には何か向こうから光を照らしてるなくらいのモンで、演出的に凄い事が向こうにありそう感も感じないし、効果として失敗してるのかもしれない。片平なぎささんもサスペンス・ドラマの印象が強過ぎて、ちょっとギャグっぽくなってるかもしれない。良くなかったね。

・『恐怖』
・『恐怖』予告篇

『代行のススメ』

”Dynamaite!!”を観てて始めて知ったけど、高岡蒼甫さんの奥さんは宮崎あおいさんだったんですね。ワイドショーを全然観ないので知らんかったけど普通に有名な話なんですね。高岡蒼甫さんは『さんかく』『紀雄の部屋』なんかの冴えない男(役)のイメージしかないので、やるなぁ〜と思った。


山口智
監督『代行のススメ』を観る。山田辰夫さん最後の主演作品だ。
20101231.jpg
『代行のススメ』(2009年/日本/83min)


うん、おもしろかった。『ミックスマシン』直後に観たので当たり前だけど、ちゃんと細かい部分もしっかりしてるなぁと思った。それにしても山田辰夫さんはシブいっすよね。あの低いのに通る声がたまらないしゴハン(味噌汁とおかずも)食べるだけで凄い美味そう。こっち系で言うと菅田俊さんと列んで好きな役者さんでした。

予告で大体話しの流れが分かるし、自分の居場所探し系映画なんだけど、よくある流れだろな的な面倒くささはなく、出てる役者さんみなイイ雰囲気の人ばっかりなので凄くサラっと観れちゃった。藤真美穂さんもかわいらしいし、山中崇さんは観る映画観るドラマ、毎回ダメな人役というかこの手の役をやらせたらピカイチですね。良い人の役ってあるのかな?画面に出て来ただけで”あ!悪いキャラだ”って直ぐ分かるし、それぐらいのアイコンになってるので、役者として貴重な存在ですね。
サラッとエエ話で、面白かったです。

・『代行のススメ』
・『代行のススメ』予告篇

”代行のススメ”の予告を検索してて見つけたけど、この『UFO食堂』を始めとした3作もおもしろそうだね。