『リトル・ミス・サンシャイン』

待望の『神話戦士ギガゼウス』エピード2(前編)が、ついに放送されましたね!1が成功したものの続編モノってやり過ぎておもしろくなくなるパターンがよくあるけど、このギガゼウスに関しては全く問題ないですね。よりパワーアップして期待を裏切りません!1で出し切った感は全くなく、むしろどんどんこの世界観で広がってく感じですね。
これ誰が仕掛けてるんだ?と思って調べたら、監督・脚本は古屋雄作さんなのか。
剣剣介役(ツルギケンスケ)役の古賀亘さんのブログも目が離せないし、主題歌歌ってる人と、アクション監督が松井哲也さんという同じ人やなぁ、と思ってたらエピソード1で吉崎のマネージャー役で出てた人やったんですね。
そして、なんとこの『神話戦士ギガゼウス』、11/16にDVD発売なんやって!!!


放送後、そのまま同じチャンネルで始まった、ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督『リトル・ミス・サンシャイン』を観る。
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『リトル・ミス・サンシャイン』(2006年/アメリカ/100min)


良かったね。↑このチラシのデザインもイイし、この映画のイイ雰囲気を表してるよね。映画の方もイイ感じの色味で、登場人物はこのチラシの家族なんだけど、どの人もキャラが立ってて良かったね。メガネでぽっちゃりの女の子(大人になったら美人になると思う)もかわいらしかったし、このジイさんみたいなジジになりたいかもしれない。イイ雰囲気の映画やった。

・『リトル・ミス・サンシャイン』
・『リトル・ミス・サンシャイン』Trailer

『シロメ』

白石晃士監督『シロメ』を観る。そう、ももクロのんです。
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『シロメ』(2010min/日本/82min)


白石監督お得意のフェイクドキュメンタリー系のホラー。
ももクロのメンバーには映画の撮影ということを伏せ、架空のTV番組のロケということで心霊スポットの廃墟へ行くというフェイクドキュメンタリーだけど、ももクロメンバーの反応を観るって意味ではドキュメンタリーなのかもしれない。
あまり大きな声では言えないが、ここだけの話、実は個人的に最近滅茶滅茶ももクロにハマってしまっちゃってて、なので好きになる前に観てたらどう思ってたか分らないけど、ももクロの色んな知識(各メンバーのキャラだったり、曲だったり)があってみたので、恐さよりも普通にドッキリにハメられてるももクロの反応を楽しめたというか、可哀想だったというか、応援したくなっちゃう感じだね。なんて純粋なんだろうって感じで。

・『シロメ』
・『シロメ』予告篇

『七つまでは神のうち』

映画ファーストデイだったので、
京都みなみ会館三宅隆太監督『七つまでは神のうち』を観る。
特殊造形が西村映造、VFXが鹿角剛司さん、撮影が長野泰隆さんの作品だ。

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『七つまでは神のうち』(2011年/日本/84min)


ふぅ〜〜、恐かった〜。ちゃんと恐かった。
”来るぞ来るぞ!ドーーン!!”みたいな感じで、常に身体を硬直させながら完全に出てきそうにないとこで何とか硬直を緩めつつ、心の準備をさせてくれて怖がらせてくれて、恐いけどたのしめた。謎が解けるまで、これは霊的なものなのか、人的によるものなのか、どうゆうジャンルなのか観ているとダブルできましたね。他にも色んなジャンルの要素があるよ。
おもしろかったし、恐いけどまた観たいかな。
そしてこの映画、日南響子さん、飛鳥凛さん、藤本七海さん、霧島れいかさんと出てる女の人がみんなカワイイではないか。あと『SRサイタマノラッパー』IKKUも出てたよ。結構喋ってた。
あと、『七つまでは神のうち』のサイト内のGAMEが恐過ぎる!古典的なパターンだけど、何回やっても、うわぁぁぁぁぁ!!ってなるよ。(恐いのダメな人は注意)

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あと、物販のステッカーが内容に反してポップでバカっぽかったので買っちゃったよ。


・『七つまでは神のうち』

・『七つまでは神のうち』予告篇
・『七つまでは神のうち』舞台挨拶

・『七つまでは神のうち』祝公開初日コメント

『あぜ道のダンディ』

京都シネマ石井裕也監督『あぜ道のダンディ』を観る。
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『あぜ道のダンディ』(2011年/日本/110min)


この監督の作品は過去に『川の底からこんにちは』『君と歩こう』を観たけど、世間的には凄くウケているけど、笑いのセンス、狙い方がどうも自分には合わないようだ。何か雑というか、狙いまくってて空回りしてる感じ。(あくまで個人的に感じる趣味の問題ですよ。)
変な事が起こるのはいいとしてそれにリアリティがない。”イイ意味でこんな人おらんやろ”って感じならいいが、この人の作品は、設定的に練られてない意味で”こんな人いない”って感じがある。『君と歩こう』では主人公が17歳の高校生役なのに英語の”How are you?”が分らなかったり、『川の底からこんにちは』ではしじみ工場のおばちゃん達があんな丸見えな場所で着替えてる状況もおかしい。
今回のも、主人公のおじさん2人は50歳って設定だけど、今の50歳ってこんなおっさんじゃないし、60か70くらいの中身だ。ただ役者さんは監督の台本や演出通りにやってはるんやろし、光石研さんや田口トモロヲさんの演技やキャラで持たせてる感じ。なので光石さんの50歳のあの性格は無理矢理頑張って合わしてる感が凄いあった。病気のことも読め読めだし。
とはいえ、『川の底からこんにちは』『君と歩こう』に比べたらまだ狙い過ぎ感は大分ましだったけど、この狙い方が石井監督の味なので、ここをなくしちゃうとこの監督の味がなくなっちゃうので、否定してるのではなく、単純に自分にはこのノリは合わないというだけの話である。面白いと感じる人は、面白く感じるんやと思う。
でも、おっさん同士の友情はイイなと思ったし、後半のとあるダンスシーンは可愛らしくて良かった。田口トモロヲさんは田口トモロヲさんの演技をされてた。あと、最近C.C.LemonのCMで気になってた吉永淳さんが出ててカワイイかった。


・『あぜ道のダンディ』
・『あぜ道のダンディ』予告篇

”京都みなみ会館アニメ化か!?”

まず、コチラの画像を見て欲しい。
20110827a.jpgそう、京都の人にはお馴染み東寺は五重塔のお膝元にある映画館”京都みなみ会館”。この建物の2Fが映画館になっている。なぜこんな電飾ピカピカ”LASVEGAS”なんてことになってるかというと、何年か前まで1F部分は”LASVEGAS”というパチンコ屋さんだって、今は閉鎖されている。
ちなみに”Mo¨gen Sie Kino?”は、ドイツ語で、「あなた方は映画が好きですか?」的な意味らしい。

そして!
そのことを踏まえた上で、先日アニメの『逆境無頼カイジ 破戒録篇』の第1話「地の獄」を何気に観ていると!何やら見覚えのある建物がそこには映っているではないか!以下その場面画像である。
20110827bb.jpgこの建物は正に京都みなみ会館!!(立木文彦さんのナレーションで)

20110827c.jpg完全に一致!(立木文彦さんのナレーションで)

20110827d.jpg一致!(立木文彦さんのナレーションで)

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一致!!(立木文彦さんのナレーションで)

20110827f.jpg一致!!!(立木文彦さんのナレーションで)
完全に、京都みなみ会館ではないか!

20110827g.gifgifで動かすとこんな感じ。

ネットで動画を探してみるとあった→ココ
第1話冒頭始まってすぐ”01:09”付近のシーン。カイジがパチンコ屋から出てくるのだが、そのパチンコ屋が、この”LASVEGAS”こと京都みなみ会館なのだ!
ちなみに、原作のマンガを見るとこのシーンはなかったです。
京都アニメーション制作のアニメだと京都の知ってるところがちょいちょい出てくるけど、このカイジの制作会社を調べてみるとマッドハウスってとこで東京の会社らしい。アニメ業界のことはよく分らないけど、もしかしたら下請けの会社があってそこのスタッフが京都の人で描いたりしたのかな?真相は分らないけど。
まぁ、それだけなんですけどね。ビックリしたので。
こりゃ、京都みなみ会館に聖地巡礼行かんとあきませんね。

『MOOSIC LAB はんなり京都篇』 Aプロ

京都みなみ会館『MOOSIC LAB はんなり京都篇』 Aプロ(『庭にお願い』+『クラチ課長の凡な日常の非凡』)を観に行く。

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冨永昌敬監督『庭にお願い』(2010年/日本/78min)
と、倉地久美夫さんを取り上げたもうドキュメンタリーTV番組
『クラチ課長の凡な日常の非凡』の2本。


これを観るまで、ミュージシャン倉地久美夫さんのことは、知らなかったけど、何か説明できないけど凄いね。『庭にお願い』内に登場してた人みんな、うまく説明出来なかったし。とにかく観てもらうのが一番というか。何か上手く言えないけど凄い人でした。
不思議な怪しさとうか、けど本人は凄い目がキラキラしてて純粋な感じで。歌も歌えば絵も描くし、焼きそば作ってる姿も倉地久美夫さんな感じでした。

・『庭にお願い』
・『クラチ課長の凡な日常の非凡』
・『庭にお願い』予告篇

jimamaライブと『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』

JR京都伊勢丹『めんそ〜れ大沖縄展』jimama(そう、あの初期のCDのジャケットのイラストがイイ感じの人だ)がパフォーマンスをするということで、フラッと見に行ってくる。
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京都駅の大階段。

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恥ずかしいので上の方から。階段は意外に涼しく、声も反響してイイ感じだったね。
その後、チラッと顔を出しつつ一旦、京都みなみ会館へ。

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バンクシー監督『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
(2010年/アメリカ・イギリス/90min)


うん、おもろかった。冒頭にも文字が出るけど”バンクシーのドキュメンタリーを撮ろうとした男の話”だった。前半はグラフィティのアーティストを追いかけるカメラ撮影中毒(常に何でもかんでも撮影してる)の男が、バンクシーに接触するまで、中々ドキドキハラハラおもろかった。後半この男が段々変な方向に踊らされてく感じ?さらにはそれを観に来る人々の滑稽な情景を皮肉って描いてて、これはこれでおもろかった。バンクシーが一番冷静に物事を色々見てる感じだった。
これ、若い頃に観てたらこっち系に影響受けてたかもしれないなと思った。

・『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
・『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』Trailer


その後、jimamaチームと合流して、なんやかんや近況を聞いたりしつつ楽しい時間を過ごしたのでした。激動の変化が色々あっておもしろい。

『MOOSIC LAB はんなり京都篇』 Dプロ

京都みなみ会館『MOOSIC LAB はんなり京都篇』 Dプロ(『悲しみは地下鉄で』+『牛乳王子』+『ロックンロール・マジック』+『making of ロックンロール・マジック』を観に行く。

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急遽、ヨーロッパ企画永野宗典さんの舞台挨拶がありましたよ。

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『MOOSIC LAB はんなり京都篇』

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『悲しみは地下鉄で』 永野宗典監督(2010年/日本/20min)
モーモールルギャバン「悲しみは地下鉄で」という曲に永野さんがインスピレーションを受けて作った作品。うん、おもしろかった。20分と短い中で密度が濃く明快で非常に引き込まれた。『世にも奇妙な物語』的な尺でキレイにまとまってる。切ないというか中々グッときたね。京都が舞台で知ってるとこがいっぱい映るので、これは京都で観れて嬉しかったかな。

・『悲しみは地下鉄で』予告篇


『牛乳王子』
 内藤瑛亮監督(2008年/日本/15min)
これは前から凄く観たかった作品。内容がスプラッター的なものなので、なんで”MOOSIC(音楽×映画の新レーベル)”?っと思って観たら、ミュージカル的な要素があったからか。なるほど。ミュージカルシーンもちょっとカッチョよかった。あの傘の使い方は笑ってしまった。冷静というか正しい使い方だね。
劇場の一番後ろに座ってたんだけど、耐えられない女子が2人が途中退場してたよ。

・『牛乳王子』予告篇1
・『牛乳王子』予告篇2


『ロックンロール・マジック』
 井口昇監督(2010年/日本/28min)
『making of ロックンロール・マジック』デモ田中撮影編集(2010年/日本/16min)
これはザ50回転ズのミニアルバム『ロックンロール・マジック』の初回特典で付いてるショートムービー。これは持ってるけど、スクリーンで観るとまた違いますね。
メイキングで井口監督ザ50回転ズについて、”ロックンロールだけどサービス精神がある”的なことが印象的だった。井口監督と言えば”何もそこまでしなくても”的なサービス精神てんこ盛りの人なので、ああ、そやな〜こういうサービス精神大事やなぁ〜ってあらためて思た。

・『ロックンロール・マジック』予告篇

『サマータイムマシン・ブルース』

深夜にテレビでやってた本広克行監督『サマータイムマシン・ブルース』を観る。
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チラシ探したら2種類持ってたね。

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『サマータイムマシン・ブルース』(2005年/日本/107min)


うん、おもしろかった。ちゅーか、観てから3週間位経ってからこれを書いてるので、ちょっと記憶が薄れ気味というか、ざっくりとした感想だけど。夏に観たらイイ感じの映画かもしれないね。

・『サマータイムマシン・ブルース』
・『サマータイムマシン・ブルース』予告篇

『ムカデ人間』

京都みなみ会館トム・シックス監督『ムカデ人間』を観る。
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『ムカデ人間』(2009年/オランダ・イギリス合作/90min)

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”ムカデ割引”もあるよ。

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”顔ハメ看板”もあるよ!


待ちに待った『ムカデ人間』がついに京都に来ましたね。
意外とエグい描写はなかったね。パンツも履いてるし包帯してるので。個人的にはもっと結合部が観たいかもしれない。ムカデ人間先頭の北村昭博さんが関西弁でイイ味でしたね(途中追い込まれて高知弁?みたいなのも出てたね。みんなウケてたし、おもしろかった。洋画だけど日本語丸出しなので凄い親近感を覚えるし、”がんばれー!”って応援しちゃうよね。
最後の彼の選択は人間だから的な尊厳的な行動かもしれないね。みなみ会館では公開2日目に行ったけど結構お客さん入ってたし、女子3人組で来てはる人らもいてたしみんな期待してた感じはありますね。
これ3部作らしく、2は12人、3は50人らしいよ。(買い付けてきたプロデューサーの叶井俊太郎さんが言ってはったけど)続編が早く観たいよね。


・『ムカデ人間』

・『ムカデ人間』Trailer

・『ムカデ人間』を叶井俊太郎さんが解説
・『ムカデ人間』ソー当な手ごたえ♪ 北村昭博さん帰国トーク
・さわやか北村昭博さん『ムカデ人間』に挑戦!
・『ムカデ人間』トム・シックス監督、北村昭博さんインタビュー 1/4
・『ムカデ人間』トム・シックス監督、北村昭博さんインタビュー 2/4
・『ムカデ人間』トム・シックス監督、北村昭博さんインタビュー 3/4
・『ムカデ人間』トム・シックス監督、北村昭博さんインタビュー 4/4

・ムカデ人間上映後、主演北村昭博が入江監督に自作ラップを披露。
↑コレイイよ。北村さん「サイタマノラッパ−3」に出るらしいよ。

『モールス』

TOHOシネマズ二条で、マット・リーヴス監督『モールス』を観る。
そう、スウェーデン映画『ぼくのエリ』のハリウッドリメイク版だ。
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『モールス』(2010年/アメリカ/116min)


個人的に『ぼくのエリ』が好き派なので、リメイクの話を聞いた時に、ないなと思ってたけど、『キック・アス』クロエ・グレース・モレッツが出てるので観に行く。(そういう人多いと思う)
『ぼくのエリ』以上の物にはならないと思ってたので(みんな思ってると思う)期待してなかったけど、内容が切ない内容なだけに、切ない気持ちになるね。予告篇の印象から『ぼくのエリ』よりもスリラー色が強くなってるのかなと思ったけど、ちゃんと切ない。クロエやし引きつけられたってのはあるね。主人公のオスカー役の子が中性的な子を選んでるんだけど、やはり『ぼくのエリ』金髪のオスカー(女の子みたい)がやっぱかわいくてバシッと決まってるだけに、こっちのオスカーはちょっと薄くて印象が弱いかもしれない。
『ぼくのエリ』でストーリーを知ってるので脳内で各場面のリメイク具合と照らし合わせながらって作業がなんか楽しいかもしれない。『ぼくのエリ』で描かれなかった部分が描かれてたり、逆に例のボカシに関する要素がなかったり。そして気になるラストのプールシーンはどうなるんだ?!と期待しつつ、動きが派手にはなってるけど、やはり『ぼくのエリ』の方がシンプルで明快だと思う。っていうかリメイクする側も同じものにしても面白くないし自分流に変換しないといけないから難しいし大変やと思う。


・『ぼくのエリ』
・『ぼくのエリ』Trailer

・『モールス』
・『モールス』Trailer

『デビル』

TOHOシネマズ二条で、M・ナイト・シャマラン監督『デビル』を観る。
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『デビル』(2010年/アメリカ/80min)


80分と短いのでサクッと観れたかな。中々ドキドキハラハラ楽しめた。
エレベーター内の密室ので起こるシチュエーション・ショックホラーなんだけど、こういう場合、無意識にも閉じ込められて人の中で誰かに感情移入する(電車の同じ車両内でカワイイ娘を無意識に探しちゃう的な?)んだけど、どのキャラも手放しで感情移入出来ないなと思ったら(キャラに)そういう裏があったのか。映画の内容が内容なだけに、帰りのエレベーターで同じ映画を観終わった人同士で乗っちゃうと、否応無しにけん制しあうよね。気まずい様な照れ臭い様な。

・『デビル』
・『デビル』Trailer

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』

T・ジョイ京都がこの3連休限定でナイトショー(23時台からとかの上映)をやってたので、トッド・フィリップス監督『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』を観る。

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『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』
(2011年/アメリカ/102min)


ちょっと内容が散漫な感じというか、手を抜いてるわけじゃないけどあんま入り込めんかったかもしれないね。ちょっと深みがないというか。
でも、前作からの”お約束”的な登場人物やネタがパターン化されてるので、寅さん的に色んなロケ地で続編が作れるだろうね。日本をを舞台にしたのとかも観てみたいかな。登場人物のキャラも濃いのでまだ未婚の人の結婚式や、スピンオフ的な話や。次に期待だ。

・『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』
・『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』Traier

『ドリーム・ホーム』

京都みなみ会館で、パン・ホーチョン監督『ドリーム・ホーム』を観る。
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『ドリーム・ホーム』(2010年/香港/96min)


アジアのこういうバイオレンス・スリラーは勢いが凄いですね。
韓国系のはよく観て好きだけど、香港のは初めて観たかな。アジア系のこういう映画の良い所は、当たり前だけど、邦画で日本人役者が演じてると、この人死ぬなとか絶対死なないなとか分るけど、知らない役者さんらなので、純粋に物語に入り込めるよね。ま、この映画は、最初から犯人が分ってて、追われるというよりは、犯人目線(復讐劇)なので、逃げる恐怖はないけど、結構痛でででで!!!って生々しいシーンも多いですね。なんでこんなことをするに至ったかが焦点で、結果的にええ?!そんな理由?!って感じだけど香港の貧富の差?住宅事情をブラックに風刺してるのかもしれないね。
色んな殺し方で人を殺めていくし、パン・ホーチョン監督中々やりおりますな。
マンション群の幾何学的な描写やミニチュア系の街の撮り方等、結構今風なこともしてるし。
パン・ホーチョン監督日本初公開作品とのことで、他館では同時に特集上映で『パン・ホーチョン、お前は誰だ?』ってのをやってるんだけど、残念ながら京都みなみ会館には来ないようだ。残念。。。今後ちょっと注目な監督ですね。
あと、”結束バンド”は恐い!


・『ドリーム・ホーム』
・『ドリーム・ホーム』予告篇

『処刑教室』

?ブレット・サイモン監督『処刑教室』を観る。
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『処刑教室』(2008年/アメリカ/93min)


ん?タイトルから観ようと思ったけど、全然”処刑”感がないね。もっとバイオレンスなビジランテ系かと思ったら高校の新聞部の主人公がテストの答案泥棒の謎に迫ってく感じの学園ものだった。観終わって色々検索してたらコノ人が上手い事言ってはった>>
でも、内容は期待してたものとは違ったけど悪くはなかったかな。動機は別にして犯人も予想通りの人やったし。
けど、ミーシャ・バートンはかわいいは。全然高校生に見えないけど、言い寄られコロッといってまうは。ま、タイトルからの期待とギャップがあったけどサクッと楽しめたかな。

・『処刑教室』
・『処刑教室』Trailer

『共喰山』

京都みなみ会館ジョシュ・リード監督『共喰山』を観る。
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『共喰山』(2010年/オーストラリア/84min)


色々設定的につっこむとこも多いけども。ネタバレなしに書きにくいけど、最後のあの巨大なアレはなんなんだ?!そして男は全然ダメですね。登場人物も最小限で84分だしコンパクト(小ぢんまりと)でサクッと観れたかな。

・『共喰山』
・『共喰山』予告篇