京都市美術館にて。

先日のことだが、凄く天気が良かったのでチャリで京都市美術館へ。この時季、京都市美術館では、京都中の芸大・美大が順繰りに卒業制作展をやってるのだ。で、行った時はちょうど京都造形大の卒展をやってました。(ちなみに、卒業生でも何でもない。)ここだけの話だが、受験生当時この造形の情報デザイン学科に一番行きたかったのだ、実は。落ちたけど。それで、もちろん京都でも試験があるのだが、東京会場でも試験があって、そっちにも受けに行ったのだが高校の卒業式の日とかぶってて、卒業式に出れなかったり。そんなこともあったりしたな、そういえば。しかし、この情デに行かなかった(行けなかった)から、今があるのは確かだ。うん、間違いない。

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『京都市美術館』

展示の方は、映像作品とかあったけど毎度のことながら時間が足りなくて全部観きれなかった。。。あと、偶然福岡の展覧会でお馴染みの阪田くんと遭遇したり、先日の大芸にしてもdigme系アーティスト遭遇が率高い。(つっても2回だけど。)
しかし、良い天気や。

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この”手に持てる”感がイイ。

密かに、こんなモンあったり。何年か前に作った、”京都市美術館”。もちろん、コレも切り絵で全部パーツを組み合わして作ってます。自分で言うのも何やけど、今見ても結構イイんちゃう?コレ。建もんもイケるね〜。うん〜。コレも当時、作った後に本物の京都市美術館を見たら、”うわ!自分の絵が実写化された!”的な不思議な感覚になったのを憶えている。って言うか今回も原画をず〜っと見て、実写の画像見たらまた同じ感覚になった。

『京都市美術館』

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下画像はneriさんの作品で、全部赤ボールペンで描いてるのだが、ボタニカルアートな感じで中々たまらん感じ。良い意味で変態(褒め言葉)なんやろな〜と思った。で、フレームなのだが、四天王寺の朝市で安いアンティークの額を買ってきて、黒のスプレーで塗装したらしいけど、あたかもANNA SUI的になって、この手アリだ。ボクもちょうど、フレームではないけど似たような事を考えてて、動物とかの玩具(恐竜でも人でもいいけど)とかフィギュアを買ってきて1色でリペイントするだけで見え方変って、部屋に飾れんじゃねーか?なんてぼんやり考えてたとこだったので、(いや、ぼんやりね)このフレームのパターンありだなコレ。ちなみに、左のは実は元々額じゃなくて鏡だったそうだ。

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“ピンクの小部屋”

友人のK子さんの卒業制作展を見に、足元の悪い中わざわざ大阪芸大まで行く。って言うか、遠過ぎや!大芸といえば、10〜11年前(そんな経つのか?!)に受験で来て以来なのだが。もちろんココには受かってないのだが、受験生当時、片道2時間半かけて試験を受けに来るのが何か小旅行気分的な感じでワクワクしたのと学内に王将がある(今はもうないのか?)と言うだけで大芸行きたいな〜と思ってたけど、今になって考えたらこんな遠いトコ往復5時間もかけて来てる場合じゃね〜な〜と今日思った。電車の行き方もスクールバス乗り場も結構憶えてるもんだ。なるほど、矢田駅には準急も停まらないのか。建物もえらくキレイになっている。学内を歩いていると偶然、鳥取でお馴染みの田岡くん(素顔)と出会したり等々しながら展示を観て行く。で、K子の作品は左な感じ。彼女は、家が火事で全焼したり、病気をしたりとホント波乱万丈の人生をおくってるのだが、その火事の焼跡の写真を作品にしたりと、常にポジティブなところが良いところでもあるのだが、7年目にしてようやく卒業できるようだ。

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@大芸。

以前、民族学博物館の“わくわく展”にビックリリアン・プロジェクトで参加してて、その時に”編む”ことに目覚めたようだが、今回も人が中に入れるくらいでかい。おまけに、火事で全焼した家の写真まで展示してあった。そんな感じで、なんとか観に来れてよかったよかった。で、大芸を後に。帰り、大阪の九条にある”シネ・ヌーヴォ”に、ある映画の前売りを買いに初めて寄ったのだが、こんな所に映画館があるのか?という商店街の外れにあって、しかも入口には鉄でできた薔薇やなんやかんやが飾られてて、そこだけ時代が違うような”こらたまらん!”っちゅー雰囲気の映画館だったので、次ぎ来るのが楽しみだ。

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『Cicci Exhibition』

『Cicci Exhibition』を観にdigmeoutArt & Dinerへ行く。”Cicci?(ちっち)「版表現」をベースにしたペインティングが特徴的なアーティスト。 ”という感じだ。作品は、滅茶苦茶イイ!前回、旧digmeout CAFEでも個展があったのだが、何かの仕事が重なってどうしても観に行けなかったのが凄く残念だったのだが、ようやく観に来れた。(LIM Gallery振りだろうか?)ここだけの話、(ボクの中だけで、勝手に思ってることだが)仕事のプレゼンで競合相手の中に、このcicciさんの名前があると、きっついと言うか画風やタッチは違うのだが、もし自分がクライアントならcicciさんのを選んでまうかもしれないなと言うようなパワーがある作品なので、唯一(あくまで勝手に)気を引き締めてかからねばなと思う作家さんかもしれない。りそな銀行『RESONART』キャッシュカードの時は、ボクの次ぎがcicciさんだったのだが、もしcicciさんが先で、正面の人物を描いてこられてたらヤバかったかなと。。。逆に、ボクが正面でいったから横顔になったのかな?と。その辺は、まだ聞いてないから分からないけど。もちろん、正面でも横顔でも勝負出来はると思うんだけど。(と言いつつ、cicciさんの”MGR”のポスター密かに部屋に貼ってます。ここだけの話。)

『Cicci and Sulley』
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@digmeoutArt & Diner

アートユニット『Cicci and Sulley』としても活動しているのだが、その相方のサリーさんも来てて久々に話す。(これは言っていいのか分からないが)サリーさんは、大学に入るまでサンタクロースを信じていたという話を聞き、ちょっと感動する。っていうか親がよく頑張ったという感じだ。何ならそのまま信じ続けてくれてても良かったくらいだ。いや〜、良い話聞けた。うん、良い話だ。

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いつもの面々。

いつもの面々と。そうそう、昨日のNOAHの放送、三沢vs丸藤のGHCヘビーの試合観ました?普通にバンバン大技を使ってるが、あまりにも使い過ぎるのと、それを普通に返すので、観る方も目が麻痺してしまってるが、ホント凄い技の攻防。通常、ジャーマンスープレックスより投げっぱなしジャーマン(全日風に言うと、投げ捨てジャーマン)の方がキツイのだが、対丸藤に関してはクルッとバック転で返してしまうので、逆にクラッチしたままの方がいいのだなと思った。にしても、フィニッシュの雪崩式エメラルドフロウジョンはキツイ。でも、丸藤は数年以内に三沢越えするだろうな。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200612/10/a08.html

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川島邦裕 EXHIBITION

ヤバクテンと同時開催してる、クリスタ長堀でやってる『野性爆弾・川島邦裕 EXHIBITION どうやって帰ったんですかね?』へ。こちらは、吉本興行所属の芸人の似顔絵を展示したもの。似顔絵というか、全然違うのに似てる似顔絵。ちなみに(画像上)は間寛平さん。で、(画像下)は、誰を描いたか表記がなく、誰か当てる的なことに、なっている。展示全体を観てからの傾向でいくと、髪型や服装、ホクロは全く信じない方が良いっぽい。目が唯一鍵を握ってそうだが、(下画像)はKBS京都アナウンサーの山崎弘士さんにしか見えない。

『クリスタ長堀ブログ』

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ヤバクテン。

梅田のHEP HALLでやってた野性爆弾EXHIBITION「とりあえずこの犬についていきましょか」を観に行く。展示を観るという概念では無く観させて頂く、という概念で観て行こうでは無いのではないだろうか。野性爆弾の”爆弾コント”でお馴染みの小道具の展示。その小道具は、ボケのくーちゃんこと川島邦裕さんの手作りなのだ。ちなみに、ボクは昔からこのくーちゃんに顔が似てる似てると言われ続けてきたが、こんなにイカツくないでしょ?ヒゲの形だけだと思うのだが。この展示は、ずっと観たくて無理矢理3時間で大阪まで行って帰ってくる。行ってよかった。作品は、カラーの布テープやビニールテープを使って段ボールをガッチガチに固めて製作されている。、素材がテープなのでその際が、手あかやホコリ(使う前のテープの側面にホコリが付着する的な状態)が付く現象がテープの際ごとに起こっててそれが、良い意味でヴィンテージ感というか、いや、ミイラ的な味になってるのだ。そのパンパンに、プリップリに張った(貼った)張り具合がたまりません。会場には、実際の製作シーンが最初から完成までエンドレスで流れてて、象のようなピンク色の謎の生物の被りモンを作ってて、それが完成した時の実に嬉しそうな表情をされてたのが印象的でした。僕も切り絵で作ってるので、あの”嬉しさ加減”は凄く共感できた。↓説明するより、下記で!

『yabaku exhibition』

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「豪奢 静けさ 官能」

あ、誕生日でした。。。メール等他くれた色んな方々、ありがとうございます。前日までは、自分の誕生日を憶えてたのだが、とんでもないことがあり吹っ飛んでしまう。18日締切りだと思ってた仕事が、3日前にして改めて詳細のメールを読み返すと、なんと”13日締切り”となってて吐きそうになる。自分の中では18日にはギリギリ落とし込めるかなと想定してアイデアを練ってた状態だったのだが、締切り3日前に作り始めるという恐ろしいことに。。。ボクの絵は切り絵で沢山部品を作ってそれを組み立てたりとかなり手間の掛かる事をやってて、どっかのクマのドローイングを2〜20分位で仕上げられるようなイラストレーターではないので、ホント吐きそうになって誕生日なんて、どっかに消し飛んでしまった。何なら、「誕生日何欲しい?」と言われりゃ、「時間!」と即答だ。今『もし、ドラえもんがいたらどんな道具欲しい?』的な話(もしもボックスは置いといて。)になったら、”締切りのびのびマシーン”とか”実は、締切り1週間後でしたマシーン”とか、、、でも、そうしたらそればっかり使ってしまうか。。。だとしたら、5分寝るだけ5時間寝たことになる薬とか、、でもそれあったら、人が5時間経験してることを5分に縮めてるから絶対寿命も縮んでるなぁ。。。そんなもんが存在したら絶対無茶する人出て来るやろうし、社会問題になるだろうな。。。だとしたら、何週間に1回しか使えませんとかにしたら、、、でも個人でそんな制御難しいだろうし、そんならどっかの機関が管理して、、、ってなったら1粒が凄い高額なものになりそうだし、そしたらニセモンなんかも出回ったり闇で取引されたりで、また社会問題になるな〜。。。とか、考えながら取りあえず取りかかる。当初考えてたものは時間的に無理なので、今こそ真価が問われる時だ!と自分に言い聞かせながら情報を片っ端から整理し、何とか間に合いました。自分で言うのもなんですが、あの状況であの出来は自分的にもかなり成長できたのではないかなと。聖闘士星矢でも逆境に立たされて(あれは、おもっくそボロボロにやられてるのだけど)セブンセンシズに目覚めるし。スーパーサイヤ人もそうだ。そんな感じで、当初考えてたのより良くなったし、結構ギリギリの状況の方が凄い力が発揮出来てきてるかなと。(やってる瞬間は、必死でそれどころじゃないけど。)そんなこんなで、その出来たモノは表に出るかどうか分かりませんが、まぁ、見れる機会があれば。そんな必死のぱっちの状況でしたが、下画像は、ギャラリー田澤(河原町夷川上がる)でやってた、金子國義さんの個展を観に行った時のもの。やっぱ原画はスゲーや。お値段も7ケタのがゴロゴロ列んでいる。金子國義さんと言えば、何年か前にナインティナインのバラエティ番組に出られてて、その時に初めて動く本人を観る。岡村隆史さん(ドラゴンゲートの社長じゃないですよ)がオリジナルの浴衣を作る企画だったと思うが、その時に柄の描き方を教えるべく出られてたのだが、そのキャラにビックリしたのを憶えている。作品とキャラがド反対なのだ。例えるなら、中島みゆきさんが、歌以外でしゃべってるのを聞いた時に、”ええっ?!そんなキャラなん?!”とビックリする的な感じだ。まぁ、そんなことはよくて、原画観れて良かった良かった。

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