思えば遠くへ来たもんだ〜♪

その後、さいたまの北浦和ってとこにある、埼玉県立近代美術館へ。
この美術館は、ちょっと前にベン・シャーン展がやってて観に来たかったのだが来れず。結構イイ感じの展覧会をやってるな〜。(今回もしかしたら、ベン・シャーンの図録残ってへんかなと思って来たけど、普通に完売したそうだ。そらそうだ。)
で、『澁澤龍彦-幻想美術館』を観る。
これまた、大好きな要素てんこ盛りだ。こら、たまらんは。
そんな感じでじっくり観てしまう。で、次ぎ品川の原美術館でやってるヘンリー・ダーガー展を観に行こうと向かうが、余裕で間に合わない。。。
残念。そうそう、駅前に”埼玉りそな銀行”があったので利用してみる。

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澁龍的な。

渋谷にある、ギャラリーTOMでやってる『澁澤龍彦の驚異の部屋』を観に行く。埼玉県立美術館で、やってる澁龍の展覧会を調べてたら、このギャラリーTOMってとこでも同時開催の展示をやってることを知り行ってみる。地図を見ながら何とか辿り着いたけど、東京は京都と違って(京都は町が碁盤の目なので、それっぽい方向に向かってたら辿り着ける。)道が知らない間に曲がってたり、あちこち四つ角どころか五つ角、六つ角とかだし。そんなこんなで辿り着けたけた。展示は、ボクの好きな要素が山盛り。ギャラリーの人も丁寧に色々教えてくれて中々感じが良かったです。

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ASPHODEL

フォトグラファーの加地さんのお誘いで、祇園にあるASPHODELってギャラリーで、映像作品の上映会を観に行く。
祇園のこんな所に、こんな今風?なギャラリーがあるなんて知らなんだ。(スフェラがあるか。他は、古美術的なノリの画廊はあるかもしれないが。なんでも、お茶屋さんの人がやってるらしいです。)
何の映像が流れるのか全く情報なしに行ったのだが、何の説明もないので、誰の何て作品で、どういう意図があるのかよく分からんかった。先入観なしに観て下さい的な演出でもないようだし、ちょっとした詳細とプログラム的なものを入場した時にでも配ってくれれば親切なのになぁ〜なんて思いつつ、最後に観た”ドラびでお”は凄いと思った。

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『横山裕一カラー画集』

それから、trance popで『横山裕一カラー画集』を買ったら、ラフスケッチ(画像下)が2枚もらえた。どういう筆圧で、消しゴムの使い方具合も結構分かる。勝手な偏見かもしれないが、器用な人の描き方だ。僕は逆で、筆圧が強くて描いては消し描いては消しを繰り返し、最終的に手の平(掌底の部分)で紙が真っ黒になってしまう不器用なタイプなので。。。
まぁ、ラフだし実際の作業を見てないから真意は分からないけど。

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(c)YOKOYAMA Yuichi

@ prinz

それから、同時開催『横山裕一カラー画集展 野獣とわたしたち』がprinzでもやってるということで、2駅程有酸素運動がてら歩いて行く。
こちらはカラー作品。
よくこの塗りや描き込みで止めれるなぁ〜と。寸止めだ寸止め。この人は、他の人とは違う世界が見えてるんちゃうかな、と思った。ズバ抜けてるというか、別次元な感じ。真似出来ない。孤高だ孤高。

『prinz』
http://www.prinz.jp/

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『The Valentines』

あの”ザ・バレンタインズ”(抜水摩耶/西祐佳里によるアートユニット)による耐久24時間ライブペインティングが調度開始されたところで観せて(魅せて)もらう。絵の具使いたくなる。勉強になった。開始4時間目くらいの段階だが、中々たまらん感じのマチエール。

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@digmeout ART & DINER

会場はこんな感じ。
ずっと観てても全然飽きないのだが、残り20時間余り残して途中で帰宅。ってコレ(memo)書いてる間にも描き続けてるんだろうなぁ。どんな仕上がりになるのか楽しみだ。期待しておこう。
手前の二人、全然観てへんがな。

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