『つやま自然のふしぎ館』

青春18きっぷが1回分残ってたので、思い立って岡山県の津山市まで。
6時過ぎの電車で出発。
岡山駅から津山線で。

11時前に津山駅到着。

駅前には箕作阮甫像とSLが。

商店街の方へ。何か河童(方言で“ごんご”というらしい)の伝説があるようだ。人通りはあまりない。

鶴太郎。

津山駅からぶらぶら北に3.5km上がったところに、餃子の王将 津山店(直営店)が。
津山といえば、名物“津山ホルモンうどん”。食べログの2017年時点の投稿では、ホルモン焼きそば、ホルモン焼きめし、ホル玉ラーメンなどのホルモン系のご当地メニューがあって、それ目当てに行ったのだが、空振り。今はなくなっていた。

そんなわけで、居酒屋メニュー系のオリジナルメニューから。
揚げポンマヨ餃子。

とん平風。

ニラ玉。

お昼だけど、旅先ということで。
多そうに見えて、キャベツやニラに玉子なので、結構軽い感じでサクッと呑みつつ。ニラ玉の玉子もふわふわで美味しくいただいた。

そして、ぶらぶらまた駅の方へ歩きつつ、津山市何も無いな〜、失敗したかな?と思いつつ、つやま自然のふしぎ館へ。
つやま自然のふしぎ館

建物は、旧「津山基督教図書館高等学校夜間部」の校舎を改築したものだそう。確かにレトロな学校感もある。

劇画調というかプラモの箱や図鑑の挿絵のようなタッチの絵が描かれている。

絶滅危惧種の動物の剥製が。

わ!キリン!生々しさと言うか、そこそこエグさもあるので、王将先に行っといて正解やったかも。

色んな動物の骨だったり。

オオアリクイか。

オオアリクイの頭蓋骨、スゴいな。地球外生命体のようだ。

人体模型も。

スゴい量だし、年期も入っているな。

超巨大な理科準備室な感じ。この古さも小学校の頃を思い出すような、ドキドキワクワク感があるな。

この方が発案者で、画像は載せないでおくけど、この人の脳や心臓など臓器も展示されてた。(死後に自身の内蔵を展示してくれという遺書もあり、ちゃんと法律に基づいて)

スゴい剥製だらけ。今の時代では無理だな。

苦手な人もいると思うので、引きの画像にしておこう。

ど迫力である。そうそうこの種類と量は一気に観れないぞ。

ほんと物量が凄い!

中々強烈だな。

でか!

これまた自分一人しかお客さんがいない、怖さも。

色々複雑な心境にもなりつつ、博物学的観念で観る。

図鑑やネット画像では、各動物のサイズ感は分からなかったけど、こんなでかいのか!!って動物がたくさんいた。↑ジャイアントイランドも無茶苦茶でかかった。
これはほんの一部で、他にも、昆虫、貝、好物、爬虫類、化石などてんこ盛りだった。

そして、展示されてるキャプションや図解が、全部手書きでレタリングが凄かった!想像以上のボリュームで、まさにヴンダーカンマーな世界だった。

津山城を横目に。(時間がないのでパスしつつ)津山市何もないな〜と思ってたら、とんでもない所があった。これは来て正解だった。参った!

『We Made in Y.A.I vol.11』展示

毎年、美術研究所時代の仲間でやってるグループ展に今年も1点作品を出しております。
『We Made in Y.A.I vol.11』

この、でかスタンスミスを展示しています。

『We Made in Y.A.I vol.11』
2022年1月4日(火)ー23日(日)
OPEN 15:00-19:00(月曜日休廊・最終日 15:00-18:00)

コロナや不況に関係なく、芸術の仕事だけで生活出来ている芸術家は多くなく、そのほとんどは生活をして行く為に、作品制作やその発表以外での所でも仕事を持っています。
そしてそれは時として作品に反映され、影響を与える事があります。
今回の展覧会のテーマは「職業」です。
作家はそのワードより自由に発想し、制作を行いました。
参加作家にとって、「職業」とはどの様な存在なのでしょうか?
様々な関係性を楽しんで頂けると幸いです。

参加作家:
家原 恵太/ 川中 政宏 / 河野 晃久 / 川村 淳平 / さらたに なみ/ 堤 圭司/ 松村 要/ 柳田直行/ 結城 雅奈子
会場:Art Spot Korin

〒605-0089 京都府京都市東山区元町367-5
電話/FAX: 075-746-3985
https://artspotkorin.wordpress.com/

 

『みうらじゅん マイ遺品展』

アサヒビール 大山崎山荘美術館 開館25周年記念『みうらじゅん マイ遺品展』を観に。
『みうらじゅん マイ遺品展』

大山崎山荘美術館、昔から気になってたけど今回初めて訪れた。いつも山崎駅はJRの新快速で通過しちゃうのでね。そうか、山荘だから、山の方に登っていくのね。

おっ、こんなトンネルがあったり。

途中MJの飛び出し坊やが!

またいた!

そんあわけで、山荘美術館到着。山荘な感じだ。

で、中は撮影禁止だったけど、唯一OKゾーン。

フィギュ和 ブーム

ゆるキャラ ビーム

オリジナルのゆるキャラ

ツッコミ如来に、菊人形

冷マ ブーム

天狗 ブーム

ワニ ブーム

で、今回初めて観る新作の、コロナ画55(ゴーゴー)

コロナ禍に描かれた55枚の作品は、圧巻だった。

横尾忠則さんの影響を昔から受けてはるのだけど、写実表現がこれまでより上がってる気がする。キャプションにまったが、MJが死ぬ前に見る走馬灯の様な、見てきたもの好きなものがびっちり詰まってた。

喫茶室に面したテレスから。あそこにも、おるな。

オリジナルのどら焼き(みかさ)をよばれつつ。

あそこにもおるな!そんあわけで、満喫したのであった。
これまでの展示よりは物量も少なかったけど、各ブームがコンパクトにまとまってて、ベストアルバムな感じかな。

そんなわけで、今回のグッズ。
コロナ画冷マ SET 54枚+1枚。冷蔵庫で再現出来る寸法。当然磁石の塊なので、中々の重量だ。展示は、3月までやっているぞ。

「情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展」

「情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展」を観に、イオンモール茨木へ。
イオンモール茨木

「情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展」

おおお〜〜〜。

細かい。

回り込むと、裏もちゃんとある。

建物の中もちゃんと作り込まれている。

リアリティがあるというか、妥協がないね。

これも凄かあった。

凄いな〜〜。

バットマンのゴッサムシティー。左のシャッターに「ヌイグルマーZ」のポスターが貼ってあった。

上の世界観と連動した1点ものの台座が粋ですね。

これを、

こんな感じで、等身大の車サイズに引き伸ばしても、全然もつぐらい細密な作りですね。

こんな感じで、みんな写真撮ってました。全国のイオンを回ってるみたい。大阪は〜11/28まで!迫真のリアルを見逃すな!!

「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」

「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」を観に、京都国立近代美術館へ。
上野チリさんの噴水みたいな毛が生えた鳥がお出迎え。

「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」
年表見たら、世界の色んな戦争下で凄い時代にこんなポップなことしてはったのでん。壁紙とかの室内装飾やってた店がイイ感じだった。

「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」
陶芸家で作られてる作品も良かったし、写真の方も町のクスッとする感じで両方イケてた。現代人がSNSやブログで写真をアップするようなのを当時やってはった感じなんだろうな。

宇治茶監督ドローイング展「スナック破獄」

宇治茶監督ドローイング展「スナック破獄」を観に、LAUGH & PEACE ART GALLERY OSAKAへ。
LAUGH & PEACE ART GALLERY OSAKA
ここでの宇治茶監督の展示は、2019年の「バイオレンス・ボイジャー」公開記念展以来2度目だ。

宇治茶監督ドローイング展「スナック破獄」

顔出して撮影出来るスポット。顔みたいに演出してるね。

今日大阪は、小雨が降ってたけど、奇しくも↑この絵と重なってこれはこれで良かったのかもね。

iPadでのデジタル作品から、

アナログ手描き作品まで。ゲキメーションでとんでもない枚数描いてるので、画力は相当である。

宇治茶監督が奥さんの肖像画を描いてて、それがまたたまらない。

次回作の没案のイメージボードや、

構想のファイル(没案)も大量にあって、苦悩が観て取れる。中々貴重なアイテムだ。

これも次回作の没案みたいだけど。宇治茶監督曰く難産だそうだ。
これまでのゲキメーション同様、当然手間も時間もかかるので、次回作は気長に楽しみに待とうではないか。
グッズもあって、クリアファイルとステッカーをゲット。
展示は、〜11/23日まで。火・水は定休日だが、最終日の23日はオープンするそうだ。詳細 >>

『木津川アート 2021』

『木津川アート 2021』へ。京都府木津川市瓶原地域で、10月31日(日)から11月14日まで開催されるアートイベント。
『木津川アート 2021』
朝一で到着。レンタサイクルで、回れるだけ回るぞ!

中島和俊さんの作品。

暑過ぎず、寒過ぎず、秋晴れのエエ天気やな。

西村正徳さんの作品。

中に入れるぞ。

無数の穴が空いてて、キレかった。

幸先のいいスタート。

自転車を漕いで、友人の川中政宏くんの展示。

集団登校とかの待合所らしい。↑川中くん。

そこに、ビッチリ、硫酸アルミニウムカリウムの結晶が。

静止した画像では分かりづらいが、動いて見ると光が当たってキラキラしてた。

木津川アートで一番山の方にある、寺子屋やぎやさんへ。
木に猿がぶら下がっているぞ。深尾尚子さんの作品。

やぎやさんさので、ヤギがいるぞ。名前はヤーとギーらしい。

成田貴亨さんの作品。

この地域に住む人らから借りた写真、全然違う時代や家族のを組み合わせてるんだとか。見る側が勝手に関係性を想像しちゃう感じだ。

志村陽子の作品。

中村岳さんの作品。

恭仁神社。凄く雰囲気がある。

Ms&Mrシュウさんの作品。

河原恵美須神社へ。

島本彩さんの銅版画作品。展示後、動物が上を歩いて足跡がついてたり。

キテラス河原えびす店さんの作品。奥に、龍がいるぞ。

Chakky Katoさんの作品。

というわけで、こんなけ回れた。10個で缶バッチがもらえるとかで、2個もらえた。

日も暮れて、川中くんが特別に電気をつけてくれるということで観に。
夜はやっぱ肌寒いね。そして、まわりの畑は真っ暗よ。そんなわけで、『木津川アート 2021』を満喫したのであった。

ひろせべに作品展『銀』

ひろせべに作品展『銀』を観に、北区にある名前のない喫茶店(本当に無い)へ。
名前のない喫茶店。(焼き菓子屋の歩粉 hocoさんの西隣)
登録有形文化財だったか、そんなプレートが貼ってあって、思ってた以上に風格のある建物だ。

そんなわけで、べにさんの展示。

最小限の灯りなので、中々暗い店内。ミニ懐中電灯を持って散策だ。

バーモントカレー・キャトルミューティレーション!カレーの具材だけでなく人体も巻きこまれているので、この先どうなっちゃうの?!

時代劇の撮影にも使えそうな店内だ。

襖の取っ手が、おかっぱのべにさんみたい。
会期中、べにさんが襖に絵を描くそうだ。

ドライブスルー!ゆるいタッチのとことカチッと描くとこと、絶妙なバランスですね。

べに式スーパーゼウス!

お!今回もおもしろメガネが!

巻き寿司メガネ!

パッと見、巻き寿司に見えないところがいいな。(撮影:べにさん)

コーヒーをよばれつつ、べにさんの近況など聞きつつ展示を堪能したのであった。
展示は、〜11/11までだそうだ。(追記:後日、べにさんに完成間近の襖絵の画像見せてみらったけど、ちゃんとこの和の建物世界観に合わせた感じで凄く良かった。尾形光琳の水墨画(ちょっとコミカルな)のような感じでしたよ。また直接見に行きたいな)

中村ムーチョよしてる展「ナガヤノナカヤデ」

中村ムーチョよしてる展「ナガヤノナカヤデ」を観に、奈良の大人気コーヒースタンドCOCO COFFEEさんへ。香芝市という奈良と大阪の境目みたいな辺鄙なところにあるが、すごく地元の人に愛された店だ。ここの2階に住んでたら、釣竿でザル降ろして、コーヒー買いたいな。
COCO COFFEE
見よ!このギュウギュウの店内。見えてるとこが全部の4坪コンパクト空間だ。こういう所、近所にあると嬉しいし、この近鉄 二上駅にCOCO COFFEEという存在があるのはこの街にとってとても大きいことだと思う。(↑密かに傘立てに、ドムドムの傘が入っているぞ!ニクい演出だ。)

4坪と、見せかけて、隣のシャッターが閉まってる空間、こんな小さい穴を通って入れるスペースが出来ているではないか。茶室を彷彿とさせるにじり口は、どんなに身分の高い人でも頭を下げて入る、全ての人が平等という千利休の教えを表現してるとかしてないとか。

こだわりのスピーカーが設置されていて、店主もここでコーヒーと音楽を楽しんでいるんだろうな。そんな贅沢空間だ。

ムーチョの作品が展示されている。穴のアールと間接照明が洞窟のようなかまくらの中の様な温もりを感じますね。

そんなCOCO COFFEEの前の道(川もある)を挟んだとこにある長屋から手を振ってくる人間が!今回の展示の主役・中村ムーチョよしてるではないか!

こんな位置関係。

近鉄の線路と川に挟まれた三角州的な空間に、その長屋は建っている。住宅街にありながら、陸の孤島のようなほどよいプライベート空間がそこはあった。

ムーチョの展示。デカい作品も迫力があって良いな。

これまでの仕事なども余すことなく網羅した展示は、

さながら、中村ムーチョ記念館のような、集大成感溢れるスペースが展開されている。

ペナントや古着Tシャツから出来た新しいシリーズ。

どれもイケてるな。
布で出来てるしグラフィカルなデザインなのでスタジャンとかスカジャンとか、着れるようなものもいけそうだなと思った。それこと1点もの原画Tシャツとかでも。

こっちはお求めやすい、バンバン売れるゾーン。古い長屋の壁を剥がした剥き出しの木とも相性がいいな。

ちょうど、この日は、流浪のたべもの屋のわたりびとさんがお菓子の出店をしてて、美味しかった。

この腕に“よしてる”と刺繍された服を着ている男が、中村ムーチョよしてるだ。
入れ替わり立ち替わりお客さん(日曜ということで家族連れが多かった)が引っ切り無しに訪れていて、人気の程が伺えるな!

土日は7:00からやってるらしく、朝の画像も見たけど、すごく気持ち良さげだった。

ホント住宅街にありがなら、プライベートアイランドになっている。

展示は、〜10/31(日)まで、水木土日のみ営業。
土日 7:00-18:00 水木 9:00-22:30
COCO COFFEEさんのコーヒーとともに展示を楽しんでみてはいかがだろうか。

「好奇心の蒐集」

阪急うめだ本店9階祝祭広場で開催してた「好奇心の蒐集」を観に。最終日ギリギリに滑り込む。
「好奇心の蒐集」

こんな感じで、阪急うめだ本店がヴンダーカンマーな空間に。

ANTIQUE ROOM 702さんが出店してるということで、

片山優子さん、ma.macaronさんAnne Valerie Dupondさんなんかが参加されてた。片山優子さんも居らしててちょこちょこ喋ったり。素敵な人でした。

辰巳菜穂 個展「He saw,She saw」

辰巳菜穂さんの展示「He saw,She saw」を観に、y gion(京都・祇園)へ。
辰巳菜穂 個展「He saw,She saw」

3年前に、東京のondoで観た時から、さらに洗練されてた。
辰巳菜穂さんも在廊してて少し話したけど、自信に満ち溢れてたし、アーティストととしてのステージが何段も上がってる感じだった。ストリートビューで世界各地を旅して、そこの風景を描く手法は無限に描けるし、良いの思いつかはったと思う。売れっ子の人ですね。
展示は〜9/26までだそうだ。

ユリコフ・カワヒロ個展「HOUSEKEEPER」

ユリコフ・カワヒロさんの展示「HOUSEKEEPER」を観に、HIRAETH(京都・中京区)へ。
ユリコフ・カワヒロ個展「HOUSEKEEPER」

“ハウスキーパー”をテーマにした展示。家政婦は見た的なことを海外でやった感じのユーモラスな展示だ。

ユリコフ・カワヒロさんも居らしてて、少し話しつつ、作品の世界観を楽しんだのであった。展示は〜9/20までだそうだ。

植松ゆりか展「ほふる園」

植松ゆりか展「ほふる園」を観に、Art Spot Korin(京都・三条)へ。
植松ゆりか展「ほふる園」

いつものArt Spot Korinが、ダークでゴシックな雰囲気に。
ノアの方舟や肋骨的なニュアンスだそうな。なるほど、船底感もあるね。

動物のぬいぐるみを裏返して、樹脂的な何かを塗ってるそうな。

2階は写真撮ってないけど、中々ホラーな感じだったので、必見です。
展示は〜9/19までだそうだ。

yamyam solo exhibition『yamyamのいぬ111匹(巡回展)』

ボローニャ国際絵本原画展後、そのまま夙川沿いをぶらぶら苦楽園まで上がって、galerie6cへ。yamyamさんの展示を観に。yamyam solo exhibition『yamyamのいぬ111匹(巡回展)』

犬の絵の展示。本人も愛犬か。

相変わらずイイ味ですね。ファンが多いのもうなづける。

こんな壁画も。絵のテレビに映像が投影されている。
展示の方は、10/12まで!(6〜9は休み)