”シロナガスクジラ”

ホームページに”STILL LIFE”(静物画、モノ単体の絵)と”TYPOGRAPHY”(文字関係)のカテゴリーを追加しましたよ。左のメニューからどうぞ。


最近の絵。

”シロナガスクジラ”(↑クリックで拡大)


この”手に持てる”感じがね、なんか嬉しいんですよね。
これは、クジラを手に持ちたくて作った感じですね。

“JK”

フォトグラファー・Nick Knight”SHOWstudio”で、Iris van Herpen(毎シーズン実験的なコレクションで好き)が4/3〜4/9の期間中、“Crystallization(結晶)”ドレス制作する場面をストリーミング配信をしてて、毎日見てたのですが、中々おもしろいですね。Q&Aもあって質問したら答えてくれるし。Iris van Herpenはちょっと毒があるというかダークファンタジックかつ緻密な工芸品のような(彫刻のような)作風に反して、本人は結構かわいらしくそのギャップがいいですね。そして最終日は完成したドレスをDaphne Guinnessが着て、Nick Knightがシューティング。これもずっとライブ配信されたし、Nick Knightの仕事がリアルタイムで見れるって凄い時代になったもんですね。システムもNick Knightのオープンなスタンスも。”SHOWstudio”はちょいちょいおもしろい配信をしてくれるので目が離せませんね。
ストリーミング自体のアーカイブはないけど、SHOWstudioのfacebookページで日ごとの経過画像が見れますよ。
Iris van Herpen SS2011
・Iris van Herpen AIFW 2010


そんなこともありつつ。
最近はこんな自分のロゴを考えたりしつつ。

「JK」
こういうヨーロッパのデコラティブなアンティーク系モチーフに弱いんですよね。


こちらPCに取り込んで調整した最終型。(↑クリックで拡大)

”リス”

ファッションウィークはNY・ロンドン・ミラノ・パリと東京以外にも国ごとにやってるんですが、先日のブラジル・サンパウロのSao Paulo Fashion Week(SPFW)では好きなモデルのBruna Tenorio(FW2013は4大コレクションにも出なくなってきた。NYでチョロッと出てたくらい)やCarolina Thaler(個人的に結構推している)、あとDaiane Conteratoなんかのブラジリアンモデルが自国のコレクションに出てたりするので、好きなモデルの出身国のコレクションもチェックが必要(たのしみ)ですね。

そんなわけで、今はオーストラリアのファッションウィーク真っ只中、ブランドは全く分からないのだけど、これまたオーストラリア出身のJulia Nobis祭な状況なので嬉しいかぎり(ストリーミング配信もやってるので)ですね。オーストラリアと言えば、Gemma Wardなんですが2008年頃からモデルを退いちゃって残念だったのですが、今年の頭にIMG Models Australia(エージェント)と契約した的なニュースも出てたし、その後どうなったのかも気になりますね。正直当時のドーリー系を求めると難しいような気もするけど、また新たな今のGemma Wardが見れる日が来るといいですね。


そんなこともありつつ、最近の絵

この手乗り感がね、なんか嬉しいんですよね。
平面の一枚絵と違って、写真で撮ると不思議な目の錯覚でおもしろい効果になるし、こっちの見せ方もアリだね。

BURBERRY PRORSUMのレザージャケット

BURBERRY PRORSUM SS2011のレザージャケット。
”ライダースジャケット”は和製英語なのね。

こんな感じで下描きをして、これをパーツごとに切って型紙にします。
服のパターンと同じ感じ?

こんな感じで、パーツ完成。(首元の裏地とベルトループは撮り忘れ)

縫製して(貼り合わせて)完成。肩や腕の模様、色変えたらピッコロサイヤ人の戦闘服的な鳥山感出るなとか考えつつ。このライダースは、Cara Delevingneが愛用してますよね。

このレイヤー感がね、作ってて気持ちイイんですよね。


レザージャケットって過去にちょいちょい描いてますね。

この絵で着てるのも同じタイプですね。っていうか、これCaraが着てた画像から描いたんですけどね。

Hedi Slimane。

川久保玲さん。

これはBruna Tenorioを描いたんだけど、タッチがちょっと迷走してる時期ですね。。。

これはFM802の秋のキャンペーン”MINAMI GO! ROUND!”(2001年)
12年前なのでタッチが全然違いますね。これも切り絵で出来てます。ピンバッチも1つ1つ貼ってます。

 

BALENCIAGAのジャケット 2

昨日に引き続き、BALENCIAGAのFall 2007のジャケット。

こんな感じのパーツを用意。

縫製して(貼り合わせて)完成。このミニチュア感が何か嬉しいんですよね。作ってて。

大きめの画像(クリック拡大)

改めて模写的感覚で作ってみることによって、細部を監察するので部分によって生地を変えてたり細かい仕事(ボタンの下に赤いのを敷いてたり)が分かっておもしろいですね。イイ仕事(本物の方がね)してますね。

BALENCIAGAのジャケット

今日は靴じゃなくてジャケット。BALENCIAGAのFall 2007のもの。

こんな感じのパーツを用意。

縫製して完成。

(クリックで拡大)
後ろに物を置いて、立て掛けてるだけだけど、影が出ておもしろい感じに。
このミニチュア感が何かイイよね。

このFall2007のコレクションは大好きなんですよね。
コノ絵で着せてるのもそうですし、『蛍雪時代」の表紙で描いた架空の高校生の制服は結構影響が入ってたりします。

今日の靴…00001

ちょっと人物絵がスランプ気味なので、気分転換にモノでも描こうかなということで。静物画とまではいかないけど、モノ強化月間。靴でも片っ端から描いてこうかね。
今シーズンNYコレクションが凄い良かった、PRABAL GURUNG。その靴。

PRABAL GURUNG FW2013より。
この”手に持てる”感がなんか嬉しいんですよね。”絵に描いた餅じゃなくなる”感?実際餅にはなってないけどね。

”Chiharu Okunugi”

ニューヨーク、ロンドン、ミラノのファッションウィークも終わり、パリ・ファッションウィークが始まってますが。日本人モデルのChiharu Okunugiの快進撃が凄いですね。先シーズンSS2013ではPradaMiu MiuBalenciagaに出ててスゲー!と思ったのですが、今シーズンは色んなメゾンに片っ端から出てますね。もう、出てるのが当たり前に感じるくらい活躍してますね。
先シーズンは中国人モデルの勢いが凄かった(どんなけいるねん!ってくらいどんどん出てくる)けど、今シーズン韓国人モデルのJi Hye Parkの勢いも凄い(個人的にも好き)けど、Chiharuはもしかしたらアジアンモデルの中で下手したら一番出てるかも(印象)しれないね。
そんなわけで、Chiharu Okunugi描いてみた。


”Chiharu Okunugi”(クリック拡大)

”無花果の香り”

あの黒木仁史氏が所属する、今福岡で最も熱いイラストレーター集団 ”eightt(エイト)”
Facebook上で毎日メンバーで”絵しりとり”をされているのですが100日目記念週間のゲスト枠で、しりとりに参加させてもらいました。

107日目の栗須恵子さんの”パン大好き兄妹”からの”い”で。

108日目/”無花果の香り” (↑クリックで拡大します)


以下、メイキング。


顔パーツ。

目を入れます。

首を付けます。

シャツパーツ。

シャツを着せます。

髪の毛パーツ。

生やします。

背後の髪の毛も。これで人物完成。

手のパーツ。

無花果(いちじく)。この種の部分の独特なヒダがおもしろいなと思ってチョイス。

手に持たせます。

合わせて完成。(↑クリックで拡大)


しりとりは毎朝10時に更新され、次の人(今回のゲスト枠に関して)は夜の23時締め切りだったので制作時間は13時間。僕の場合、普段の制作時間は1枚描くのに早くても2日(PC作業込み)、複雑な絵でも1週間から10日位掛かるので、今回は時間との戦い。
朝10時に”い”から始まる絵という事が判明、1時間半(11時半)考えて”無花果の香り”に決定。そこから時計を前に置きなんとか18時半頃に原画が完成、そこからPCに取り込み色調補正だったり細かいホコリを取ったりしつつ、なんとか22時過ぎ頃に最終データ完成。そこから必要なテキストを考えて何とか23時前に送信完了しました。
いや〜、時間的にかなりキツかった。実質的な制作時間もだけど、寝かして熟成させる期間(客観的考える時間)もなく、普段はここから足したり引いたり色々判断する期間が欲しいけど今回はないのでかなりキツかった。けどなんとか成功。

ちなみに、
僕の次を引き継いだのが黒木仁史氏。彼の”り”から作品はコレだ>>

 

”Beard Man”

たまに、無性に髭を描きたくなる時がありますよね。ということで。

”Beard Man”
この絵のメイキングはコチラ>>

美人やカワイイ女の子を描く人はいっぱいいるけど、あんまカッチョイイ男を描くイラストレーターは少ない(少女漫画の延長のような美少年か、ビジュアル系バンドっぽいのばっかりだし)ので、ちょっと男ばっかりで攻めてみよかな。