『自殺サークル』

園子温監督『自殺サークル』を観る。
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『自殺サークル』(2002年/日本/99min)


ネットの感じとか今観るとちょっと時代を感じちゃうけど当時こんな感じやったなぁ〜とちょっと懐かしくもあり。漫画やアニメ的な話・演出ですね。特殊効果を西村喜廣さんがやってるので、残酷なんだけどちょっとギャグちっくなので目を背ける感じはない。それが逆に異化効果になってるのかもしれない。
ちょっと思わせぶりと言うか、アーティスト性の強い(強調した)とんがった映画だね。そこがちょっとインディーズっぽくもありつつ、DVDのメニュー画面とか凝ってる感じだね。
分かった様な分からない様な、それについてわざわざ解釈を調べたりしちゃう感じでもなく。設定的な部分での、どういうことなんやろ?ってのはあるけど、どういうことをしようとしてるのかは何となく分かった。ふわっとした雰囲気で。

・『自殺サークル』
・『自殺サークル』動画

『おそいひと』

柴田剛監督『おそいひと』をようやく観る。
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『おそいひと』(2004年/日本/83min)


中々衝撃的ですけど引き込まれますね。映像的にチープなとこもあるけど、そこで逆に日常を思い出させてくれてホッとさせられる(予告の印象よりも全然生活感がある感じだし)。観る人が試される感じがありますね。
色々賛否両論みたいだけど、健常者だって普通に殺人鬼の役を演じるしそれと同じことで、一役者としてこの役をしてはるし監督も演出してはるんやろし全然問題ないと思う。障害者はみな善人だというのも勝手な思い込みだし。
夜に電動車イスで徘徊する画(モノクロだし)は異世界チックでカッチョイイと言うかゾゾッとしますね。
この監督の『堀川中立売り』中々公開されなかったけどやっと公開されるみたいですね。

・『おそいひと』
・『おそいひと』予告篇

『シングルマン』

シネマート心斎橋で、トム・フォードが初監督をした映画『シングルマン』を観る。前から観たいと思ってたのだけど京都公開を逃してしまって心斎橋まで行く。
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『シングルマン』(2009年/アメリカ/101min)


良かった。服はもちろんのこと(冒頭の雪のシーンのスーツのシルエットですでに、わー!ってなるよ)小物や車、インテリアにいたるまでキメキメで完璧ですね。それが嫌みがなくて洗練されてる。グッチやトム・フォードのビジュアル映像を観てる様な、それが長編になった感じ。脇役やモブの人の中にダサイ人や生活感出まくりの人は一人もいないし、60年代の話なんだけど当時のファッションながら今でも全然着れる感じですね。まぁ、その辺は当然だし触れるのは無粋なのかな。
話は至って簡単で、ゲイの話なんだけど清潔感があってしんどさはなく、映像で凄く魅せてくれる。うん、とにかく洗練されてて心地いい。

・『シングルマン』
・『シングルマン』Trailer

ザ50回転ズ「ロックンロール・マジック」

ザ50回転ズのNEWミニアルバム「ロックンロール・マジック」が出たので買ってくる。
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なんとなんと!PVを井口監督が撮っているのだ!!!凄いタッグですね!
約30分のショートムービー(ミニアルバムの5曲が1つの映像でつながってるのだ)が付いてて、ザ50回転ズ発案のオリジナルストーリーを井口監督が新解釈を加えたロックンロール・ミュージカルになっているのだ!そのDVDが初回限定に付いてくるのだ!!(デモ田中さんによるメイキングも付いてるよ!)井口組常連メンバー総出演(スケジュール空いてた人)とこれは必見ですよ!

↓下記で予告篇とメイキング画像が観れるよ!
・「ロックンロール・マジック」予告篇

『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』

みなみ会館豊島圭介監督の『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』を観る。
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『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』(2010年/日本/95min)


ちょっと上映時間に間に合わず、頭5分くらい観逃してしまったので、なんで傍聴しに行く事になったのか(後々流れから経緯は分かったけど)は観れんかったけど。おもしろかった。
シリアス過ぎず、おもっきりギャグ過ぎず、法律や裁判の知識的情報もありつつ、色んな人間模様を描いてて、嫌みもなく面白かった。西村監督がカメオ出演してましたね。ゾンビジャケットを着てはりました。うん、おもろかった。

・『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』
・『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』予告篇
・BARBEE BOYS「ごめんなさい」

『さんかく』DVD

デモ田中さんがやってる”マンデイナイトロ”ってネットラジオというか(Podcastでもないし)って音声配信してるのがあるんだけど、最新回のゲストが井口昇監督ですよ(あと前回に続き島津健太郎さんと)。表向きのプロモーション的なトークや、女優さんとの気を使ったトークより、デモ田中さんとの遠慮のない素に近い感じの井口監督のトークが好きです。『片腕マシンガール』のコメンタリーみたいなね。そんなノリが聴けますよ。下の話から『ドグンーンV』に最新作『電人ザボーガー』(完成して、初号試写があったらしいよ)の話、まで色々話してますよ。必聴!!

・『デモ田中のマンデイナイトロ(Monday Nitro)


吉田恵輔
監督『さんかく』のDVDを買っちゃう。
以前、京都シネマで観て、おもろかったので。感想はその時ので
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『さんかく』(2010年/日本/99min)


イイね。2回目でストーリーを知ってるので、安心して観れたかな。
前は、この主人公モモちゃん(高岡蒼甫さん)目線で観てたけど、残りの女子2人の目線や心境の変化も冷静に観れた。うん。モモちゃん(高岡蒼甫さん)の性格も自分勝手で男からしても仲良くしたくないタイプで、全然共感できないんだけど、最後は変にこの情けない状況が共感出来ちゃうんよね。痛テテテテってね。うん。
そして、小野恵令奈さんはホンマ小悪魔(の役)やなぁ〜。こういう女子には気を付けよ。うん。おもろい映画だ。羊毛とおはな「空が白くてさ」もイイし。

・『さんかく』
・『さんかく』予告篇
・羊毛とおはな「空が白くてさ」

楳図かずお恐怖劇場『ねがい』

楳図先生のマンガを実写映画化したシリーズ”楳図かずお恐怖劇場”の『ねがい』を観る。清水厚監督作品。
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『ねがい』(2005年/日本/60min)


これも公開当時観に行った作品。今回わりと冷静に観れたかな。
東京タワーがちょっと見切れてたり、掃除機が赤白だったり、主人公・等の服がまことちゃんカラー(小学生なので園児服でなく、水色のセーターに白襟シャツ、黒短パン、白ソックスで)だったり細かく仕込んでますね。
あと、映画内で流れてたテレビ番組(超能力特集と天気予報)の声が井口昇監督だったね。舌ったらずな感じで直ぐ分かった。
原作がとどうこうという話ではなく、普通によく出来てたと思う。
切ない話でで、中々グッときました。

・楳図かずお恐怖劇場オープニング
・『ねがい』
・『ねがい』予告篇

『ハイキック★ガール!』DVD

西冬彦監督・企画・原作・脚本『ハイキック★ガール』のDVDを結局買っちゃう。前に予告が良くて本編観に行ったら、ん?って感じで本編の印象があまり良くなかった(武田梨奈さんは無茶無茶イイねん!)んだけど、『ドグーンV』ドロちゃん影響で、まぁ買うとこか的な感じで買っちゃう。

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『ハイキック★ガール』(2009年/日本/81min)


で、感想は、う〜〜〜ん前回と全く同じ感想だった。
アクションシーンで蹴りなどの技を決めるたびに同じ場面をスロー再生する(別アングルのはまぁ良いとして)ので、話の流れが一々止まるし、凄い技ってのは分かるけど、”今の蹴り凄いことしてますよ、もう一回スローで観てみましょ!”的な説明的過ぐるし、ここは逆に1回のみでバンバン進んでた方がテンポも良いし”どや?”感もなくなってカッチョよくなると思う。”何?今の技?!”って思った視聴者は自分で巻き戻しするだろし、スロー再生は映像特典につければ良い話だ。まぁ、ストーリーよりアクションを魅せたいのは凄いわかるけどね。
で、特典映像で知ったけど、本編に出て来た壊し屋の半裸でちょっと狂いぎみの男は西冬彦監督だったのね。出演者に本気で蹴るように演出してたけど、この監督自身が進んでおもっきり蹴られたました。顔面蹴り(鼻を)や壁にもたれてる顔面に飛び蹴りさしたり、この監督は変態だなぁ。そこは凄いなと思った。舞台挨拶で監督が蹴られてる画秀逸だった。ただアクション監督に専念して監督をする人はまた別で立てた方が客観的に撮れて良かったんちゃうかな。アクションはやっぱ凄いけど、映画のストーリーや編集はちょっとあまり上手くないね。で、武田梨奈さんのアクションは凄いし、それ目的で買ったみたいな感じかな。

・『ハイキック★ガール』
・『ハイキック★ガール』Trailer


そして、武田梨奈さんといえば、新作『KG』ですよ!先日”特報”が公開されましたね。西冬彦さんはプロデューサー、脚本、アクション監督みたいで、監督はまた別の人なのかな。楽しみだ!

・『KG』
・『KG』特報
・『KG』アクションメイキング映像
・『KG』公式リリース記事

『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』

今、毎週楽しみにしてるテレビは『古代少女隊ドグーンV』『方言彼女。』です。今日の『方言彼女。』はヤバかったですね!個人的に熊本弁の渕上彩夏さんに注目してるんだけど、今日はその彼女メインな感じでたまりませんでした。今日はヤバかった。”方言デート”というコーナーがあって、今日はヤバかった。疑似デートをしてる体で、男の人の声だけアフレコな感じなんだけど、その人も嫌みがないし、この番組自体のセンス、ええトコついてると思う。今日はヤバかった。うん。


そして、昨日はみなみ会館へ戻ってハル・アシュビー監督『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』を観る。
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『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』(1971年/アメリカ/91min)


うん、おもろかった。これまた主人公のハロルドも顔は一見おぼこいのに、身長高いし車運転するし年齢不詳な感じだ。79歳のモードが中々イイ味だしててこんな歳の取り方したいもんだ。意地悪ばあさん的でもありでもカワイさもあっておもしろいね。そういう関係になってビックリしたけど。ラストもモードらしいのかなと思いつつ。おもろかった。

・『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』
・『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』Trailer

『バード★シット』

みなみ会館ロバート・アルトマン監督『バード★シット』を観る。
そう、井口昇監督も絶賛してたアノ映画だ

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『バード★シット』(1970年/アメリカ/105min)


不思議な映画だった。童貞映画であり、コメディであり、サスペンスあり、カーチェイスありファンタジー的な要素ありと色んな方にいくので中々ビックリしつつ。ラストも”わ!そーなんや!”みたいな感じで感情をどうしていいのか(結果として良かったのか、悪かったのか)得も言えない状態になったかな。
主人公の少年?青年?(バッド・コート)もメガネで赤白ボーダーで一見「魔女の宅急便」のトンボみたいなツルっとした顔だけど、服脱いだら胸毛生えてて筋肉質(空を飛ぶためにトレーニングしてるので)で、車の運転もするし年齢不詳な感じですね。そんな彼を取り巻く2人の女の子もカワイイかったし、カーチェイスのシーンも中々コミカルで良かった。観終わった直後不思議な感情になるものの、思い出して感情の整理がつくと面白かったと思う。じわじわくるね。飛翔装置のデザインもイイし、空を飛んだシーンは中々グッときた。その後、え?ええ?!って感情になるけど。これは、今狙っても撮れないは。

・『バード★シット』
・『バード★シット』Trailer


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で、ポイントがたまって1本タダになるので『ハロルドとモード』も観てくことに。間に別作品が1本あったので、時間潰しに東寺近辺をぶらぶら。

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お!日の出湯ですね。

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そう、『マザーウォーター』のロケ地ですね。まだ本編みてないけど。
入ってこうかと思ったけど木曜は定休日だった。今度本編観てから来よ。

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お、ポスター貼ってありますね。
みなみ会館の凄い近所だけど、公開は京都シネマと。ね。ま〜ね。
そんなこともありつつ。日の出湯さんのサイトで密かにみなみ会館紹介されてますやん

・日の出湯

『インスタント沼』DVD

三木聡監督『インスタント沼』のDVDを結局買っちゃう。
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『インスタント沼』(2009年/日本/120min)


個人的に三木聡作品はあまりおもしろいと感じないんだけど、これは一点の曇りもなく好き。これはおもしろいは。無茶苦茶手間とお金が掛かってるし、ここまでこだわれるのはいいね。あと!麻生久美子さんの可愛さ!PVとして買う価値もあるな。
もし今後、麻生久美子さんに”曲がった釘”見せられる機会あったら全力で共感しよ!

・『インスタント沼』
・『インスタント沼』予告篇
・サッポロ「オフの贅沢」CM(この店行きたい。。。)

『ルンバ!』と『アイスバーグ!』

京都シネマで、以前予告を観て気になってたアベル&ゴードン主演監督(他、脚本・製作・裏方なんでも)の『ルンバ!』『アイスバーグ!』の2本立てを観る。
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『アイスバーグ!』(2006年/ベルギ-・フランス/87min)

まず『アイスバーグ!』。イイね。2本とも色味から構図から演出、パフォーマンスが素晴らしい!直ぐ鷲掴みされる。どこを切り取っても絵になるし即CMに使える感じ。ロイ・アンダーソンをカラフルにして身体表現的なパフォーマンスを入れた様な作風。主人公の2人はベルギーのブリュッセルを拠点に道化師として活動してる2人なんだけど、それ以外の脇役(子供にお年寄り)なんかも、無表情あがらも、結構練習して(させられて)本番に臨んでる感じで、凄く計算されてる。構図も僕の好きな真横構図や、引きの画も手前のもの、奥のものと実に計算して配置されてるし、それが海に浮かぶ手前のヨット、その奥の防波堤、そこに乗り入れる車、そこから降りて来て海に飛び込む的な凄く緻密に計算されてるし、建物にしろ舞台上のセットの様な見せ方だし、映画というよりは舞台の”決め”みたいな演出やトリミングをしてるんだと思う。そして舞台ではなく映画(カメラなので遠近感や圧縮効果等)だから出来る面白い見せ方をしてる。画面からはけてくのとかね。


そして、5分間の休憩を挟みつつ。
『ルンバ!』(2008年/ベルギー・フランス/77min)

こちらは2年後に作られた作品。こっちはさらに完成度が上がってる。
こっちも冒頭のパフォーマンスで即やられる。これはなんか楽しい気分になるね。『アイスバーグ!』の船上のシーンもそうだったけど、車を運転するシーンも新しい手法ではないけど凄く面白く魅せてる。ちょっとブラックユーモアな部分もありつつ、画がやっぱ素晴らしい!この2人はちょっと注目ですね。DVD出たら絶対買いだは!関西ではもう京都シネマだけみたいだし、これ絶対行っといて損はないですは。

・『ルンバ!』
・『アイスバーグ!』

・『ルンバ!』Trailer
・『アイスバーグ!』Trailer
↓これルンバ冒頭の1シーン。こういう世界観。何かワクワクするでしょ?
・Orquesta Aragón – Son al Son from Rumba

『Mogera Wogura』

草野翔吾監督『Mogera Wogura』を観る。
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『Mogera Wogura』(2007年/日本/90min)


う〜ン、思ったほど跳ねなかったね。それぞれの人物の人間模様を描いてるんだけど、最初ちょっと人物の見分けが付きにくくて中々入ってきにくかったかな。で、後半それぞれの人の溜まった鬱憤が爆発するんだけど、ちょっと温度差があるかな。それぞれの溜めにムラがあって低い沸点で吐き出す人もいて、そこがちょっと違和感があたかな。
パッケージの画像なんかが結構色あせた様な?感じだったので画質悪いのかな?と観る前は思ったけど、観たらエエ感じの色調だった。パッケージもうちょっともうちょっといけたんちゃうかなと思ったりしつつ。そんな感じかな。

・『Mogera Wogura』
・『Mogera Wogura』予告篇

『ゴースト・リベンジャーJK』

『方言彼女。』密かに楽しみにば、しちょるけん。個人的に熊本弁の娘ばお気に入りたい。火の国の女ば、ナメとったら火傷するたい。熊本行ってみたかばぁい。

そんなこともありつつ、前島誠二郎監督『ゴースト・リベンジャーJK』を結局観る。
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『ゴースト・リベンジャーJK』(2010年/日本/67min)


ま、タイトル通り女子高生がゴーストになってリベンジする話。
予告篇を観ただけで全部話分かってまうがなって感じだけど、本編観たらそのまま予告に毛が生えたくらいで、”うん、流れ知ってるし”的な感じかな。67分と短いけど、部分部分でこここんな長くなくていいやろ的な辛気臭さもありつつ、別で本編があっての、これはスピンオフで撮りましたよ的な仕上がり。ま、予想してた通りなので残念な気持ちも特にないかな。
ヒロインのしほの涼さんはスタイル良いし結構タイプだけど、眼帯に包帯グルグル巻きであんま良い使われ方ではないかな。他つっこむとこを言い出したらきりがないけど。まぁ、短編作品をサクッと観た感じかな。

・『ゴースト・リベンジャーJK』
・『ゴースト・リベンジャーJK』予告篇

『柔術〜JU-JITU〜』

倉田保昭企画、浅井宏樹監督『柔術〜JU-JITU』を観る。
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『柔術〜JU-JITU』(2010年/日本/87min)


倉田保昭
企画ということでアクションが凄いですね。カンフー映画を柔術や空手に変換した感じ。出てる人は倉田プロモーション系の人なのかな最後の的が『バトルハッスル』と同じ人で出てる人もかぶってるね。アフレコの感じも味わい深いし、アクション以外のドラマ部分もいつの時代だ?もしくはアジアのどっかの国のドラマか?ってくらい臭いところもありつつ。別に笑かそうとしてなくて真剣なんだけど、独特の世界観。ま、ドラマ部分よりもアクションを魅せたいんでしょうね。柔術の実戦的な決まり具合や辻褄などリアルな技術面は分からないけども、画的に地味な関節技を派手に見せてくれますね。倉田さん64歳なのか、スッゲ〜なぁ。

・『柔術〜JU-JITU』
・『柔術〜JU-JITU』予告篇

楳図かずお恐怖劇場『まだらの少女』

楳図先生のマンガを実写映画化したシリーズ”楳図かずお恐怖劇場”の『まだらの少女』を観る。監督は井口昇監督だ!これは公開当時みなみ会館で楳図先生の舞台挨拶があって観に行ったのだ。

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『まだらの少女』(2005年/日本/60min)


当時はまだ井口監督の認識がなく『猫目小僧』の監督と一緒の人かと言うくらいしかなかったけど、今回井口監督作品だと意識して観る。ギャグ要素はなく楳図原作を尊重した感じかな(ギャグ要素は『猫目小僧』の方に注いではる感じ)。『クルシメさん』的な世界観。これにギャグ要素を入れると『魔悪子が来る!!』になるのかな。
少女たちの服装や、悲鳴のあげ方のポーズなんか結構楳図マンガチックかも。”楳図かずお恐怖劇場”シリーズ共通のオープニング映像の恐めな楳図先生イイよね。鳴海璃子さんも若い(当時13歳くらい?)し、当時の井口監督を見ると今に比べて細いね。首があるよ!

・楳図かずお恐怖劇場オープニング
・『まだらの少女』
・『まだらの少女』予告篇

・『まだらの少女』井口監督インタビュー 1
・『まだらの少女』井口監督インタビュー 2
・『まだらの少女』井口監督インタビュー 3
・『まだらの少女』井口監督インタビュー 4