『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』

ユナイテッド・シネマ大津の1,000円券があったので、寺本幸代監督
『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』
を観る。
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こんな巨大POPもあるね。

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『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』
(2011年/日本/108min)


僕が生まれて始めて観に行った(親に連れて行ってもらった)映画が確か『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』(1985年)だったと思う。で、その次の年に観たのが旧作の『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(1986年)だ。
ドラえもんの映画を観るのは多分『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』(1991年)をテレビで観たくらいまでだと思うし、声優さんが替ってからのテレビ版は変わった当時にどんなモンか1回観てみたくらいなので、声の馴染みが全然なかったけど(それは記憶で補完しつつ)、旧鉄人兵団は好きだったので今回観に行ってしまった。
ということで、当時の記憶も相俟って号泣してしまった。当時リルルにドキドキしたのを凄い憶えてるし、しずかちゃんの”ワーップ”のシーンは耳にも鮮明に残ってる。

で、新劇場版は今の時代(今のチビっ子が好きな感じや、電話が今風のナンバーディスプレイだったり)に合わした感じになってたね。ジュドザンダクロス)の頭脳も。ザンダクロスのロボットの感じも86年時代のロボから現代のロボの表現になってたね。コックピットから外部の様子を観るのに旧版は小さいモニタを観てたけど新版はエヴァみたく全面が透けて見える的な表現になってたり。

帰ってから旧版(当時ぶり)をついつい観てしまったけど、これまたボっロボロ号泣してしまった。キャラの声がダイレクトに響いてくるし、最後のしずかちゃんとリルルのあのシーンの表現(ネタバレ注意!)も、あれは泣いてまうは。うん。そしてセリフも新旧結構同じだった。
何か歳とってから子供の頃観たものや好きだったもので凄い泣いてまうよね。


・『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』

・『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』予告動画

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あと、こんな”ザンダドラ”がもらえたよ。ちょっと無理があるね。

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こんなのも買っちゃった。このチープさがイイね。

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”ザンダクロスのボールペンだよ!”

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『エンジェル・ウォーズ』も楽しみだね。

『カンフーサイボーグ』

iTohen後、十三まで出て第七藝術劇場で、ジェフ・ラウ監督
『カンフーサイボーグ』を観る。
(この時点でも地震がこんなことになってたとは知らず)

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『カンフーサイボーグ』(2009年/香港/103min)


おっ、良かったね。最後の方ちょっと尻すぼみやったし、もうちょっとその先も描いても良かったと思う(なんか、漫画が急に連載打ち切りになった様な、終わらし方かもしれない)。
中国の古い町並みにハイテクなサイボーグ(なんでもありだし、元の人間のサイズの質量を超えるものに余裕でなる)の組み合わせがなんかおもしろいね。
これ、公開が東京・大阪・名古屋・仙台の4カ所だけ。しかも1週間限定1日1回レイトショーなんだけど、宣伝が下手なのかあまり力を入れてないのか全然もっとやっても良いくらい普通におもろかったと思う。サイボーグのキョンシーも出てくるし。


・『カンフーサイボーグ』

・『カンフーサイボーグ』予告篇

この手で言うと、インドのターミネーターこと『Robot』も凄い気になるね。
・『Robot』オフィシャルサイト
・『Robot』関連記事

『毎日かあさん』

MOVIX京都で、西原理恵子原作・小林聖太郎監督『毎日かあさん』を観る。
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『毎日かあさん』(2011年/日本/114min)


なんやかんや西原さん原作の映画観に行ってるなぁ〜。マンガ自体ほとんど読んだことない(唯一映画『女の子ものがたり』観て原作を読んでみたくらいかな)けど観てるなぁ〜。大体今回のキョンキョンだったり永作博美さんだったり深津絵里さんだったり上手いこと良い位置の女優さんがやることが多いよね。(なんやかんや『崖っぷちのエリー』も観ちゃったし)

で映画の方は、旦那さんの『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』と並行した感じの西原さん目線版という感じかな。順番的にはこっちを観た後に『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』を観るのがキレイな流れかもしれないと思った(上映はこっちが後なんだけど)し、個人的に映画としては『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の方が好きかな。
夫婦の関係も描きつつ、こっちは家族を描いてる(主婦主婦した感じ)なのであまり入りにく感じもありつつ、主婦の人が観たらより感情移入出来るのかもしれないね。キョンキョンと永瀬正敏さんの元夫婦の夫婦役ってのもまたおもしろい状況ではあるね。色んな人がチョイ役(テントさんも出てたし、森公美子さんは一言もしゃべらず奥の方にエキストラ的な感じで見切れてた) で出てるし。旦那さんの結末を知って観てるからかもしれないけど、流れは分かってるのでそんなに”はうあ!”的なことにならなかったかもしれない。
あの子供の”おとしゃん(お父さん)”、”おかしゃん(お母さん)”って舌ったらずな感じはズルいな。反則!


・『毎日かあさん』

・『毎日かあさん』予告篇

『悪魔を見た』

T・ジョイ京都でキム・ジウン監督『悪魔を見た』を見た。
(”「悪魔を見た」を見た”って手垢のつきまくった言い回しなんやろね)
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『悪魔を見た』(2010年/韓国/144min)


映画観る前から話の方向性は分かってたけど、凄いなこりゃ。
イ・ビョウホンが無敵過ぎるから安心して観れたけど、超ドS映画ですね。
ラストもどう落とすかと思ったらそうきたか。ドSだね〜監督。
この映画に限らずだけど、韓国映画は容赦ないね。誰が死んで誰が死なないか分からない。当たり前だけど邦画だと登場人物も芸能人として知ってるわけで、この人は死なないあろな的な人は、まぁ死なない(もちろん例外はあるけど)し。イ・ビョンホンが日本の役者で言う誰的な位置にいるのかは分からんけど、多分日本でこの人クラスの人でこの映画は作れないと思う。いろんな柵上。
そう言う意味で、韓国のこの手の映画は、ハラハラして観れてイイよね。
面白かったと思う。日曜のレイト(21:00スタート)回ってのもあるけど177席のところ、客席は自分入れて3人やったし非常に贅沢だった。何かイ・ビョンホンのポストカードももらえたし。


・『悪魔を見た』
・『悪魔を見た』予告篇
・『悪魔を見た』韓国版 予告篇

『KG』

T・ジョイ京都木村好克監督『KG』を観る。
『ハイキック★ガール!』でもあり『古代少女隊ドグーンV』ドロちゃんでもある武田梨奈さん主演の実闘カラテアクション映画だ。

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『KG』(2011年/日本/91min)


映画としては、う、うぅ〜〜〜んな感じかもしれないね。
前作『ハイキック★ガール!』西冬彦さんはアクション監督と脚本に回られたとのこと。『ハイキック★ガール!』同様”No!CG・No!ワイヤー・No!スタント”が売りの映画で、その実闘シーンが一番魅せたい感じなので、それ以外の脚本や演出なかはあんま練ってないのかかなり薄っぺらいね。。。敵の設定なんかも子供向け特撮ヒーロー的な幼稚な感じだし。偽物の黒帯を掴まされて10年間なんもせずに、なんで10年後急に探しだすのか?!敵の組織(お金持ってそうな感じなのに)のアジトがなんであんな工場みたいなとこなのか?道場はまだしも、黒帯を奉った神棚とその前の会議室的スペースも工場みたいな空間にあるし、逆にあんな規模の組織なら格闘家以外にも部下がいっぱいいるだろうに、彩夏(武田梨奈)が乗り込んで来て屋上であんなことになってたらもっと”なんだなんだ?”と部下だって出てくるだろうに。
それに、この組織の活動も各国に育て上げた格闘家を送り込んでる的なこれまたマンガか子供向け特撮的な感じ。しかも口で言うだけ(”南米かどっかの軍隊から依頼がきてる”的な)でそのシーンは無し。
描いてる世界観が、”空手は大切なものを守るもの”的な主人公に対し、それ以外の敵の組織や彩夏が出稽古で参加した道場の人間は相手を倒すためのもの、みたいな考え方だったけど、現代の日本(横浜)を舞台にしといて今時そんな考えの人なんておらんやろ?!的な感じだし、なんか美化した感じが古くさいというか小手先な感じだね。

あと、映画館でのバイトのシーンはあるものの、それ以外は横浜の街や港?界隈がちょろっと出るくらいで、あんま現役女子高生(の役)感を感じないし、格闘家以外の登場人物の映らない部分の日常感が全くない。空手をやってることを隠してる人が道着を着て野外で型の稽古をするのはおかしい。とにかく設定に奥行きがない(『ハイキック★ガール!』もそうやったけどね)ね。
ほんで、マンガやアニメ的な演出だな(冒頭主人公以外の倒れてる人らが消えたり、普通の体育館が、急に暗くなったり。雨のシーンも次の瞬間晴れて全部乾いてたり画がつながってない)。マンガ的な演出でも冒頭の映画館でのつかみの格闘シーンはべったべただけどアリかな。最後の堀部圭亮さんのシーンはちょっとギャグっぽかったですね。

でも、あの逆光の様な曇りの様な、カラーだけどモノトーン調な色調は好き。兎に角、実闘カラテを魅せたい映画なのでその部分は良いとしてエンターテイメントの脚本の部分では西冬彦さんは向いてないと思う。まぁ、武田梨奈さんと妹役の飛松陽菜さんで持たしてる感じですな。前作『ハイキック★ガール!』で凄かった杉山綾さん出して欲しかったな。武田梨奈さん実弟の武田一馬さん(似てる)も出てたね。
といいつつ、DVD出たら買うてまうんだろうなぁ〜。
武田梨奈さんといえば、『女忍 KUNOICHI』もチェックせねば!

・『KG』
・『KG』特報
・『KG』予告篇
・『KG』アクションメイキング映像

『キック・アス』

みなみ会館で、ようやくマシュー・ヴォーン監督『キック・アス』を観る。
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『キック・アス』(2010年/アメリカ・イギリス/117min)


ずっと観たくて京都シネマでの公開を逃してしまってたら、みなみ会館にムーブ・オーバーできましたね。うん、おもろかった。
ヒット・ガールクロエ・グレース・モレッツ、「ぼくのエリ」のリメイク版「Let Me In」でエリ役やるみたいやね)がええ感じやったね。あと、ケイティの友達のアジア系の娘(ソフィー・ウー)も可愛かった。
ちゅーことで、早速AmazonでBlu-ray注文してしまった。


・『キック・アス』

・『キック・アス』Trailer

『ワールドプロレスリング1.4東京ドーム3D』

行ってきましたよ!ワーナー・マイカル・シネマズ茨木
そう!全国23カ所1週間限定公開の『ワールドプロレスリング1.4東京ドーム3D』を観にだ!(関西では茨木りんくう泉南明石の3カ所だけ)

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『ワールドプロレスリング1.4東京ドーム3D』(2011年/日本/70min)

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ワーナー・マイカル・シネマズで始めて3Dを観たけど、ここは↑こんな3Dメガネを¥100で買い取りみたい(次回持参すればメガネ代はいらないみたい)で、マイ3Dメガネを購入。

3Dプロレスの方は、正直言って良かった!!イイこれ!
質感はちょっとゲームちっくになるけど、試合会場で観るのとも違う、テレビで観るのとも違う何か新しい感じ?昨今の3D映画って奥行きがある感じだけど、その感じがプレレスのリング(手前のロープ・レスラー・奥のロープ)の囲った状況に凄くあってるね。手前のロープは手前だけどボケててもいいし、コーナーポストやリングの縦の厚みの感じ(ちょっとこじんまりする感もあるけど)が何か面白い感じですね。
あと、客席(映画内の)の声援も収録されてるので映画館の観客の声援なのか映像内の声援なのか分からない感じだし、映画観ながら声出しても全然問題ない感じだ。現に、”うわー!”とか”おわー!”とか”お〜〜!!”とか声出しちゃったしね。うん、面白かった。3Dプロレス、サイコー!!

・『ワールドプロレスリング1.4東京ドーム3D』
・『ワールドプロレスリング1.4東京ドーム3D』予告篇

『DV』

あそうそう、先日ガケ書房で買った松江監督最新作『DV』にもサインしてもらっちゃいましたよ。(またまた、”風間”って書きかけてるのがレア?だね) 20110228a.jpg
イイですよコレ!187分もあるボリュームなのにこのお値段!
これはちょっと買いですよ!お客さん!

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ガケ書房先攻発売特典で、↑エコバッグとガケ書房とみなみ会館でのライブの様子が収録されたDVDが付いてきたぞい!
冒頭のシーンが滅茶滅茶地元が映ってて興奮、とにかく贅沢な逸品でした。
買いですよ!

・『DV』予告

”ビィヤント”

”SPOTTED370 vol.02(希少)”の松江監督インタビューで京都でどんなトコ(店とか)行きました?的なとこでも上がってた丸太町のカレー屋さん”ビィヤント”に行ってきました。

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”ビィヤント”

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はうあ!来た来た!カツカレー(ビーフ)を注文。

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あああああ!美味いはコレ!思い出しただけで食べたくなる味!!
うわっ、また行こ!!!

『メトロ大學 × 松江哲明監督』

みなみ会館 presents 松江哲明監督特集 スピンオフ企画 メトロ大學×松江哲明監督 映画『ライブテープ』『DV ライブバージョン』爆音上映を観に、メトロへ。
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『メトロ大學×松江哲明監督』

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ちゅ〜とことで『ライブテープ』『DV ライブバージョン』爆音上映。
『ライブテープ』を観るのは1年振り。前野さんのことをあまり知らずに観た1年前と、知ってから観た今回とまた違って観えたし、やっぱ『ライブテープ』はイイですね。
『DV』ももちろん買ってるんだけど、このライブバージョンはまた特別に再編集されたものみたい。
ちゅう感じで松江監督作品でもあり、前野健太特集でもある感じですね。

爆音だと、街の音なんかも結構聞こえるね。音響の山本タカアキさんが、またどんどん手を入れて今回観たのが最新バージョンなんだって。
上映後は松江監督と昨日のオールナイトでも一緒だった谷口恒平監督のトークがあり、昨日今日と松江監督の生の発言・考え・作品を改めて観て、やっぱ松江監督好きだは、と思った。


その後、
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川端二条上がったトコにあるお好み焼き屋さん・夢屋で打ち上げ。
ここは何度か来たことあるけど、美味いよね。

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料理名は忘れたこと、こんなのや、

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こんなのや、

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こんなのや、

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こんなのや、

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こんなのを鱈腹よばれたのでした。
松江監督からも色々良い話聞けたし良かったです。


おまけ。
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夢屋の壁に”digmeの爽やか男”ことムーチョのポストカードが貼ってあったよ!

『松江哲明監督特集上映』オールナイト

そして、いよいよ京都みなみ会館での松江監督特集のオールナイト上映へ。
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松江監督も来館ですよ!谷口恒平監督ってのは京都の某現役大学生の監督で『正義の人』と言うドキュメンタリー作品を撮ってる人だ。

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チラシも貼ってありますね。

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そしてギリギリまで掛かって作った”SPOTTED373 vol.02”も少数ですが製作。例の『カレーライスを作らされた女たち』去年松江監督にインタビューに行った時の様子が収録されてます。
松江監督『あんにょんキムチ』京都みなみ会館で公開されて10年ということで、表紙は『あんにょんキムチ』のパロディです。
もう手に入れるのは難しいかもしれないけど。。。

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出張ガケ書房のブースもありますよ!(POPも書いたりしつつ)

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松江監督『カレーライスの女たち』『あんにょんキムチ』にちなんだカプラーメンもありますね。
本当はカレーを出したかった(脇にキムチを添えて)んですけどね。色々条件的に駄目でした。

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お!イイ感じに人入ってます。

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カレーを作らされた人らもいますね。

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そして、いよいよ上映スタート。
前野健太さんの『鴨川』PVが流れはじめました。

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松江監督もいらしてます。

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そんなわけで、松江監督と谷口監督のトークを間にはさみつつ、松江監督の色んな作品おすすめの作品、谷口監督『正義の人』なんかが朝7時頃まで上映されました。

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僕は色んな準備で丸2日寝てない状態でオールナイトにのぞんだので(つまり完徹3日目)だったので、全作品前半だけ観て撃沈(各映画の合間にトークと休憩があるのでその都度、はうあ!って起こされる感じ)してしまった。。。谷口監督『正義の人』も冒頭部分しか観れてない。。。残念!
けど、松江監督の話が色々聴けてよかった。

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そして、外出たらおもっきり明るいし。トボトボ帰ってきたのでした。

おまけ。
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松江監督に著書『セルフ・ドキュメンタリー』にサインしてもらったんだけど、(僕の)滑舌が悪かったのか”川村”→”風間”になっちゃったよ!

『松江哲明監督特集上映』チラシの原画。

松江監督特集上映のチラシの原画はこんな感じ。
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松江監督。いつものごとく切り貼りしております。
元ネタはこの画像ですね。みなみ会館で松江監督の『あんにょんキムチ』が公開されてからはや10年。『あんにょんキムチ』のこの画像とかけております。Tシャツは”前野健太Tシャツ”です。

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アップにするとこんな感じ。

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続いて『童貞。をプロデュース』より、童貞1号の加賀くん

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手には、『セックスと嘘とビデオテープとウソ』

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童貞2号の梅澤くん

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手にはグラビアを切り貼りしたスクラップブック。
個人的にこの『童貞。をプロデュース』が一番好きなんだけど、松江監督の作品は未ソフト化のものが多くこれもそうで、資料があんまりないので、この貼ってる画像も雰囲気で再現。なので、今見ると”南川北”とか適当なことしてるね。

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そして『ライブテープ』『DV』から、前野健太さん。
これも元ネタはこの画像です。

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続いて、川本真琴さん。”アイラブユー”のこのPVから。
(全然似てないね!すいません!)

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続いて、手前は平沢里菜子さん。奥は松江監督。
この画像ですね。

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そして『カレーライスの女たち』
デッサンくるってるけどね。

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分かりにくいけど、これも微妙に切り貼りしております。

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これは結局使わなかったけど『前略、大沢遥様』の冒頭部分。

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それを合体さしたらこんな感じ。

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B5のチラシに対して、原画はB2くらいあるよ!
ま、こんな感じであります。

『カレーを作らされた女たち』 3人目。

そして、3人目の犠牲者?作らされた人は、某イラストレーター・アニメーション作家でもあるTさん。みなみ会館のサイトやマスコットキャラも手掛けるあの人だ。これまた無理言って頼む。
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おいおい、前のFさんと同じ場所じゃないか!って?
ええそうですとも。Tさんの家はNGだったので、またまたSPOTTED373事務所にて。

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ルウは”グリコ 2段熟カレー(中辛)”。
この2層になってるギミック的部分にTさんが選びそうな感じがありますな。

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かなり作るのが早いTさん。
Tさん曰く、”早い!安い!そこそこ栄養!”がモットーなだって。何か上手いコピーだね。具は、鶏肉(今回全員鶏でしたね。鶏も好きだけど個人的には豚派かな)、人参、玉ねぎ。

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トッピングにゆで卵。一日一個何でも玉子を入れるそうだ。

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福神漬けも添えてカラーリングもバッチリです!
(ん?あれ?何かカレーの数が多い?!)

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そして、堂々完成!!

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で美味しくいただいたのだけど!!
当初この企画は、条件的にもしょうがなくフェイク・ドキュメンタリーにして、あたかもさもTさんの家に行った体にして仕上げようと思ったのだけど、、、この場所はSPOTTED373事務所なわけで、松江監督特集に向けて大詰めなわけで、関係者が僕を入れて6人いたので、Tさんは6人前のカレーをまかない的に作ってしまっただけになってしまって、普通にみんなで美味しくモリモリ食べてしまい、、、これまでの2人はそのカレーを食べつつ色んなことを話したのだけど、今回はカレーを食べたあと普通に打ち合わせの話になってしまってちょっと失敗に終わってしまった。(カレーは大成功でしたよ!)ということで、SPOTTED373の誌面では、ドキュメンタリ(フェイク・ドキュメンタリー)と見せかけつつ、フェイク・ドキュメンタリーをやろうとして奮闘したドキュメンタリーをして載せることに。そういうことにしたので、結局上手いこと力づくでまとめられたかもしれない。

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そんなわけで、この画像載せていいのか分からんかったけど、何かポスターに使えそうなイイ感じだったので、こそっと載せちゃお。ノートPCで松江監督最新作『DV』を観賞中の図。

おまけ。
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SPOTTED373事務所のトイレに行ったら、『リアリズムの宿』タオルが!
レア!!

そんなわけで、『カレーライスを作らされた女たち』ブログ編でしたが、zine”SPOTTED373 vol.02(希少)”をたまたま持ってる方は両方見比べて補完してくださいませ。

『カレーを作らされた女たち』 2人目。

つづいて2人目。某映画館でもぎりをやってるFさん。
京都某所のSPOTTED373事務所にて。
普段仕事の話や映画館の客と係員としての話はするし、本人は知ってるものの中々カレーを作ってもらう機会なんてないですからね。ということでお願いして作ってもらう。
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”東寺のそばにある某映画館で受付係員(4年目)をやってるFさん。”

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以前某有名飲食店で働いてた経験があるらしく、当時茹でたジャガイモの皮をひたすら剥いてたらしい。なので、ジャアガイモの皮剥きはお手の物だ!

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”ハウス バーモントカレー(甘口)”ですね。家族全員甘口派だったそうだ。

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ご飯も鍋で炊く派らしい。

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さらにサイドメニューには、アボカドやクルミ、チーズに豆腐を和えたポテトサラダまで!あと、なんかプリンも作ってたよ!(誌面に載ると思って力入れてきましたね!)

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煮込んでます。こちらの具は、鶏ミンチ、玉ねぎ、人参、ピーマン、マッシュルームに吹かしたジャガイモ。

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で、完成〜!!

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お味の方は、甘口は子供の頃以来食べてないと思うけど、ピーマンの苦みと相まっていけますね。ポテトサラダもいい感じでした。あと、誌面には書いてないけど、何かのワークショップでFさんが木彫りのスプーンを作ったらしく、さらにそれが非常に食べづらいらしく、それで食べさせられたよ!!
そんなこんなで、普段劇場では話さないような立ち入った話だったり改まって出来た場でもあるので、このロケにはカレーの味や男女関係だけでなく、改まって話が出来るそんな要素があるのかもしれないね。そんな想像では分からない実際やってみて見えてきたものもあるかな。

『カレーを作らされた女たち』 1人目。

今度、京都みなみ会館で松江哲明監督特集上映をやるべく、”SPOTTED373”(zine『SPOTTED701』に便乗して、みなみ会館での上映を盛り上げようじゃないかと結成されたチーム?プロジェクト?それから派生して手作りのzineを作ったり)企画として、松江監督『カレーライスの女たち』を少しでも体験すべく、実際女の子の家に押し掛けてカレーを作って食べるという企画をやることに。(ちなみに”SPOTTED373”vol.01のロケ企画は鉄仮面を作ったアレです)

ということで、詳しい内容は”SPOTTED373 vol.02(希少)”を見てもらうとして、このブログではその裏側?というかネタ明かし的な感じですかね。
そいうことで、1人目は京都みなみ会館・藤原さんの紹介で、
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某芸大の大学院に通う、彫刻を専攻している”Rさん”。
カレーは”S&Bゴールデンカレー(中辛)”ですね。

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トマトを切ってますね。具は他に、鶏肉、人参、玉ねぎ、かぼちゃに煮豆と具沢山。ニンニクとショウガを炒めた後に玉ねぎを入れ炒め、さらに思いつきで白ワインを入れてはりましたね。何かテクってます!

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彫刻を専攻されてるだけあって、このイスや電子レンジやテレビの台も自作だそうだ。このイスも不思議な感じですね。もしかしたら、使える鉄の量が決まってて、その少ない量の鉄でちゃんと座れるイスを作れ的な課題なのかな?そんな様なミニマルなデザインですね。

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おっ!イイ匂いがしてきた!!

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で、”SPOTTED373 vol.02(希少)”誌上では、僕一人で乗り込んだ体(フェイク・ドキュメンタリーということにして)でしたが、実は京都みなみ会館・藤原さんも居たのでした〜。

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おわ!出来たみたいですぞ!!わくわく!

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こんな感じ!!
豆とかぼちゃがやわらかくエエ食感ですは。美味い美味い!!
カレーの進行の話を交えつつ、色んな話を聴けて中々ドキドキわくわく感を味わえたのでした。
あと、このRさんは23歳だったんだけど”具が大きい”のCMを知らなくてビックリ!あら、そんな世代なんや!
ちなみに熊本県出身ですよ!

話は脱線するけど、熊本と言えば下記動画でしょ!
・方言彼女。『方言デート(渕上彩夏・熊本弁編)』

『ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人-』

京都シネマ佐々木芽生監督『ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人-』を観る。
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『ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人-』(2008年/アメリカ/87min)


うん、良かった。何でも年月を重ねて量が出てくると凄くなりますね。
夫婦でコレクターなのがイイね。どっちか片方だけだと捨てられたり収集に苦労するだろうしね。そして、お金持ちじゃなくて、ローンにしてもらって払ったりしてるのがまたイヤらしさがなくてイイ感じだね。うん、良かった。

・『ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人-』
・『ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人-』予告篇
・『ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人-』海外版予告篇