『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』2D

MOVIX京都で、スティーブン・スピルバーグ監督
『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』2Dを観る。
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『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』(2011年/アメリカ/107min)


う〜〜ん、ハドック船長、デュポン刑事&デュボン刑事は、このタッチで問題ないけど、タンタンはやっぱ違和感あるね。
けど、実写の役者でやったらそれはそれでまた原作のシンプルな顔から離れるもんね。ので、原作のあのタッチがやっぱいいんだろね。
とはいえ、カメラワークと言うか、長い1カット(1カットって言うのか分らんけど)でのアクションとかは凄かったね。
『タンタンと私』も観たいね。


・『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

・『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』Trailer

・アニメ版『タンタンの冒険旅行 なぞのユニコーン号』1

・アニメ版『タンタンの冒険旅行 なぞのユニコーン号』2
・アニメ版『タンタンの冒険旅行 なぞのユニコーン号』3
・アニメ版『タンタンの冒険旅行 なぞのユニコーン号』4

『電人ザボーガー』2回目

井口昇監督『電人ザボーガー』T・ジョイ京都での公開最終日だったので観に行ってくる。上映6週目ということで、収容人数の少ない全席カップルシートみたいな2人掛けソファーだったね。全席埋まってたし。

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『電人ザボーガー』(2011年/日本/114min)


いや〜〜、おもしろいし、感動するね!
ちなみに、1回目観た時の感想はコチラ>>
よく出来てるし、オリジナル版全52話(勿論僕が生まれる前の作品だし、後追いでオリジナル版を観た)の印象的なシーンや演技、効果音・BGM・世界観を2時間弱に上手い事再構築している!これは本当に井口監督のオリジナル版への愛情を凄く感じるね!
世にある他の監督のリメイクもの、実写化もの映画はことごとく失敗してるけど、このザボーガーは大成功だね!
今回のザボーガーは、大門の青年期・熟年期を描いたものだけど、青年期大門役の古原靖久さんも、秋月玄役の宮下雄也さんも熱い大芝居ゼリフ(かぶくね〜!)が完璧なので青年期のTV版リメイクも普通に観たいね!
そして、前回同様ミスボーグ(AKIKOも)に感情移入しちゃったね。泣ける。
また、作り物もVFXも凄いので1回目はそこに目がいったけど、2回目はドラマ部分に非常に引き込まれたし深いね。そして、何より井口監督の脚本や独特のセリフが非常にグッときたね!名ゼリフが多い!覚えきれないので曖昧だけど、”雑草も見えない所で花を咲かせる”や”愛するが故に破壊する”とかね。早くDVDが出て何回も観たい!そしてメイキングやコメンタリーも早く観たい!希望を言えば、役者さんを混ぜたコメンタリー(監督らが気を使って役者さんに喋らせてあげようとするので)とは別に、井口監督西村さん鹿角さんデモ田中さんだけの井口監督を主役にしたコメンタリーを入れて欲しいね。
いや〜、井口監督大好きだは。


・『電人ザボーガー』

・『電人ザボーガー』特報
・『電人ザボーガー』予告篇
・『電人ザボーガー』予告篇(ロングバージョン)

・スピンオフ ・ミニドラマ『がんばれ!ザボーガー!』

・高野次郎『戦え!電人ザボーガー』
・高野次郎『おれの兄弟電人ザボーガー』
・スーパージョッキー『電人ザボーガー名場面Best 10』

『恋の罪』

京都シネマで、園子温監督『恋の罪』を観る。
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『恋の罪』(2011年/日本/144min)


ドラマの映画化やアイドルを使った対国内向けだけの映画じゃなく、
日本映画として世界と戦える監督やなと思ったね。
あと、物語として必要な時にちゃんと脱げる人は良いですね。エロいとかそういうことでなく、要素として必要なとこで脱げないとそこで1つ話が止まっちゃうし、ウソくささが出ちゃうし。
そして、前作『冷たい熱帯魚』でんでんさんに続き、この映画の美津子役の富樫真さんとそのオカンがまた強烈でおもしろい。振り切れて笑ってしまう。
スーパーでのソーセージの実演販売のパートで、いずみの心境の変化に比例してソーセージが大きくなってくのも笑ったし、ちょいちょい笑かそうとしてる節もあるかもしれないね。あと、美津子の洋館風の家、あの壁紙なんか見覚えあるね。井口監督『卍』『赤んぼ少女』の洋館同じロケ地?確認できないけど。と思ったり。
振り返るとそんなに難しい話ではないけど、凄い精神状態で演技してはるので、現場がどんな感じだったのか興味が湧くね。おもしろかったと思う。


・『恋の罪』
・『恋の罪』予告篇

・恋の罪 CASE:1 迷う女(水野美紀)
・恋の罪 CASE:2 罪深い女(富樫真)
・恋の罪 CASE:3 堕ちる女(神楽坂恵)

『UNDERWATER LOVE-おんなの河童-』

いまおかしんじ監督『UNDERWATER LOVE-おんなの河童-』を観る。
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『UNDERWATER LOVE-おんなの河童-』(2011年/日本・ドイツ/86min)


クリストファー・ドイルが撮影監督を務めてる日独合作のピンクミュージカル。
河童役は『童貞。をプロデュース』の童貞2号でお馴染み梅澤くん
ピンク映画なのでエッチなシーンもあるけど、ミュージカルシーンもあって楽しい作品。ファンタジックで、独特の雰囲気をもっててイイですよこれ。
ドイツのステレオトータル片言の日本語で歌ってる曲がまたイイんです。サントラがイイんです。これは女子にも観て欲しいなぁ。うん。


・『UNDERWATER LOVE-おんなの河童-』
・『UNDERWATER LOVE-おんなの河童-』予告篇
・『UNDERWATER LOVE-おんなの河童-』舞台挨拶

『悪人』

TVでやってた李相日監督『悪人』を観る。
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『悪人』(2010年/日本/139min)


タイトルのイメージから勝手にもっとバイオレンスで派手なものかと思ったら、意外と王道だったと言うか、ひねりを入れずそのまま直球な話なのね。マスコミや警察の描き方も、よくある過剰に煽り立てる感じでなく、そういう雑音は抑えめにあくまで当事者の日常を淡々と描いてて、犯罪者の特殊な心理ではなく、誰にでも起こりうる状況をキレいにまとめてるね。
昼ドラで親子2代か3代を描いた作品でよくあるのが、酒癖が悪くて酷い父親を母親が子(まだ小さい)を守るために殺めてしまって時代が流れて子が大きくなって、その父の悪い部分を知らないから母を殺人者扱いするパターンがあるけど、それに通ずる人間の心理?(もちろん殺人はいけないことで、そんなことはみんな分ってるのでそういうレベルの話ではなく)今日常で怒ってる殺人事件の中にもこういうケースはあるのかもしれないし、加害者や被害者双方の家族の対応、世間の反応もこれがリアルなのかもしれないね。
バスの運転手のおっさんの対応がカッチョよかった。
うん、キレいにバランスよくまとまってんちゃいますかね。
別モンやけど、青春H2シリーズの白石晃士監督の『超・悪人』も観たいよね。


・『悪人』
・『悪人』予告篇

『カイジ 人生逆転ゲーム』

TVでやってた佐藤東弥監督『カイジ 人生奪回ゲーム』を観る。
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『カイジ 人生奪回ゲーム』(2009年/日本/129min)

う〜〜ん、TVなので放送時間的にもカットされてるので、無茶苦茶展開が早いし、すんごい詰め込み過ぎてて行間がない感じだね。フルバージョンを観てないので何とも言えないけど。

・『カイジ 人生奪回ゲーム』
・『カイジ 人生奪回ゲーム』予告篇

『君に届け』

『妖怪人間ベム』の実写版始まりましたね。
ベム役の人が全然スキンヘッドのおっさんじゃないね。若いしベラ役の杏ちゃんの方が背が高いからベロと子役2人みたいな変な感じやね。とは言えベムよりも杏ちゃんが前に前に出て喋るし、杏ちゃんが主役みたいな感じやから嬉しいね。で、杏ちゃんがスタイルいいだけに変身形態が凄いスタイル悪いね。


そんなこともありつつ、
金曜ロードショーでやってた熊澤尚人監督『君に届け』を観る。
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『君に届け』(2010年/日本/128min)


劇場で観た時にも思ったけど、1年間のエピソードを2時間にしてるから、凄いテンポが早かった印象だったけど、TVサイズでさらに短くなってるから、無茶苦茶展開早かったね。
で、石っころでキャッチボールするのはやっぱおかしい。
多部ちゃんは、デフォルメ爽子美人爽子の中間に似てるね。
ま、感想は前回観た時ので>>

・『君に届け』
・『君に届け』予告篇

『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』

文博の『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展』後、そのまま京都シネマへ。
ヤン・シュヴァンクマイエル監督『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』を観る。

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『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』(2010年/チェコ/108min)


みんなが大好き、ヤン・シュヴァンクマイエル新作。
モノクロの背景にカラーの人物やモチーフのコントラストが気持ちいいし、カットアウトアニメなので、その切り口や稼働させるためのジョイント部分や質感が、(僕も切り絵で作ってるので)たまりませんね。そして、圧倒的センスによる安心感ね。とにかく、たまりません。パソコンが出て来たり現代な感じが新鮮。
若干登場人物の名前がややこしいし夢と現実の曖昧な世界なので、もう1回観たいところですね。DVD出たら勿論買いですし、繰り返し細かく観たいところですね。色々刺激をうける。


その後、
京都シネマと同じフロアにある京都精華大学がやってるkara-Sで、
『デディケイト・トゥ・シュヴァンクマイエル』という関連展示を観つつ。
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ヤン・シュヴァンクマイエルに、みんな影響を受けてるっちゅうことですね。
嫌いって人、聞いたことないもんね。


・『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』

・『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』Trailer

”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”(後期)『〜映画とその周辺〜』

京都文化博物館の別館ホールで開催中の、
”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”(後期)を観に行く。
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”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”

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今回の展示は映画で実際に使われたプロップからオブジェ、エヴァさんの絵画作品と、どれもたまりません!いや〜、これはたまらん!
前回に引き続き、感じたのが旧日本銀行京都支店というロケーションと圧倒的な作品の世界観に反して、展示方法が非常にちゃっちい。。。(精華大の学生さんがやってるから?会場描各所に座ってる学芸員の人(これも学生?)が結構な確率で寝てたね。『サヴァイヴィング ライフ』してましたね)吹き抜けの広いスペースなので、壁を作らないといけないんだけど証明が家庭用のクリップライトで、その配線がむき出しで延長コードがいっぱい丸見えだったのが残念だったり、オブジェ作品の展示の高さが低過ぎて、全部かがんで観なアカンかったのがしんどかったけど。まぁ今回はそれも忘れるくらい作品に感動。

何回も観てる映像作品のオブジェがまさか肉眼で観れるとは(年代物のあるので)思ってなかったので、感動。『ファウスト』(1994年)の舞台装置や『陥し穴と振り子』(1983年)の装置(これはモノクロ作品なんだけど、現物はこんな色やったんですね)等、実際のサイズ感が分って、その大きさとボリュームに感動。とにかく、映像で見慣れた色んなモンがあって、たまらんとしか言えないね。京都に住んでて良かったぁ。DVD観返そ!

『電人ザボーガー』

井口昇監督『電人ザボーガー』がついに公開されたので、
T・ジョイ京都に観に行く!
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『電人ザボーガー』(2011年/日本/114min)


いや〜。おもしろかったし感動した!
※ネタバレ必須で書いちゃうけど。
TV版と若干細かい設定や関係性が変わってたけど、上手いこと再構築されてた。
主題歌もリメイクしてるんだけど、映画始まってすぐの戦闘シーンのBGMで、グッと鷲掴み!TV版のBGMもちゃんと再現して(秋月玄が出て来る時のBGMも)し、変に今風の全然別なものにしてなくてイイね。しかも子門真人版(オリジナル版)の曲も劇中山場でかかるし。CMに行く時のイラストもあるし。
その他、非常にオリジナル版への愛情を感じるし、井口監督含め作ってる人が、これまでのあらゆるリメイク(日本のも、ハリウッドリメイクも)ものの、全然違うものになっての原作・オリジナルのファン側のやるせない気持ちを持ってはる人らなので、今回のザボーガーは非常にファンの気持ちを分ったはるんだと思う。
これは、リメイクものの成功したパターンだし、井口版続編でもある!そして、ちゃんと井口監督のテイストもビッチリ入っている!
昨今のリメイクって、コスチュームやマシーンの表現が、嫌な緻密さというか、無駄に模様や飾りが入ってグッとない!

※ネタバレ必須で書いちゃうけど。
ちゃんと恐竜軍団要素も入ってる(顔がゴジラやったかも?”ド〜〜ラゴ〜〜ン”言うてたね)し、ブラックホークマシーンホーク)がロボットに変形!しかも女の子やった!(当時、マシーンホークもロボットに変形する案もあったけど、予算的に実現出来なかったらしい)
あと、ジャンボメカですよ!(あんまり詳しく書かないけど)AKIKOのおへそのそばのホクロがイイですね!そして、AKIKOを演じる佐津川愛美さんが巨大化して街を破壊するのがイイ!女の子が巨大化するのはイイね!それに登るのはさらにイイ!

その他、グッとくるシーン満載!
個人的に、ミスボーグAKIKOに感情移入しちゃって切ない気持ちになった。
テーマ的にもかなり奥が深いし考えさせられる!
そして、大門役の古原靖久さんのオリジナル版ばりの熱いセリフまわしや演技がよかった(秋月玄も)し、古原靖久さんで井口監督にTV版ザボーガーやってほしいね。なんなら、今後のあらゆるリメイクものを井口監督にやって欲しいね。うん、井口監督は信用できる!
あ〜〜、ザボーガーまた観たくなってきた!!


・『電人ザボーガー』
・『電人ザボーガー』特報
・『電人ザボーガー』予告篇
・『電人ザボーガー』予告篇(ロングバージョン)

・スーパージョッキー『電人ザボーガー名場面Best 10』


その後、
T・ジョイ京都のトイレに行くと。
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TOILET へ GO!

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便器の中に、マシーンホークが!

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自分なりの必殺技を食らわしてやりましたよ!

”寿司颱風祭” 京都上陸!!

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
豪華賞品が当たるスタンプラリーを開催中ですね!
(↓密かにこのチラシ、僕が作ったんですが)
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以下、転載。

【スシタイフーン スタンプラリー開催!】
(+『電人ザボーガー』も対象作!)

スタンプ4つを集めていただくと、抽選で素敵なプレゼントが当たります!
○対象作品
京都みなみ会館 スシタイフーン4作品 10/8-10/21
『エイリアンVSニンジャ』『ヘルドライバー』『極道兵器』
『デッドボール』

T・ジョイ京都 『電人ザボーガー』10/15よりロードショー!
※スタンプはございません。ご鑑賞時の半券をテープなどで、
しっかり貼り付けてご応募下さい。

なお、ちょっと遠いですが、
シネマスコーレ(名古屋)の『電人ザボーガー』ご鑑賞でも、
スタンプ押印いたします!


○プレゼント
【豪華総勢22名のサイン入りスシタイフーンパンフレット】1名様
『ヘルドライバー』8名のサイン入りポートレート】1名様
『電人ザボーガー』サイン入りチラシ】3名様


○注意点
ご応募は、京都みなみ会館にて受け付けております。
締め切りは、11/20(日)までです。
当選者の方には、メールまたはお電話にて、
ご連絡を差し上げます。

※ご応募・お問い合わせは、京都みなみ会館にお願いいたします。
T・ジョイ京都では応募受付できません。)

です!
更に詳しい内容は、京都みなみ会館のサイトへ→

『デッドボール』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
山口雄大監督『デッドボール』を観る。20111013.jpg
『デッドボール』(2011年/日本/99min)


う、う〜〜〜ん、、、、ぜ、全然おもしろくないね。。。
山口雄大監督と言えば、漫☆画太郎先生『地獄甲子園』を実写化した時は、あまりにヒド過ぎてふざけんな!適当な事すんな!と非常に腹が立った(『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』も)。”実写化できそうにないギャグ漫画を、あえて実写化するのが得意芸”とか言われてるけど、挑むだけで成功してないし、いらんことしんといて欲しいと思いつつ、今度こそは今度こそはと作品を観るけどことごとく残念な気持ちになるね。そんなこともありつつ、今回もキナ臭いニオイがしてたし、あまりハードルを上げず暖かい目で冷静に観ようと望んでみる。
今作は、漫☆画太郎作品の実写化ではなく、『地獄甲子園』から山口雄大監督が発展させたもので実写化ではないが、冷静に客観的に観て、、、単純におもしろくないね。。。劇場中誰も笑ってないし観終わった後、みんな無言でゾロゾロ帰っていったし。
西村映造とVFXの鹿角さんスタジオバックホーン)を、悪い意味でムダ使いしてるね。
この人は、ギャグセンスは無いと思う。(いや、僕に面白く感じるセンスがないのか?でもこれを観て面白い言う人とは話合わんし、仲良く出来そうにないな)

ま、良かったのは、藤田嗣治を彷彿とさせるメガネ役がなんと星野真里さん(どないしたんや?!)のキャスティングは良かったかな。

個人的に”SUSHI TYPHOONまつり”に順位を付けると、
1位『ヘルドライバー』
2位『エイリアンVSニンジャ』
3位『極道兵器』
4位『デッドボール』

かな。(※個人の感想です。)


・『デッドボール』

・『デッドボール』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

『極道兵器』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
坂口拓監督・山口雄大監督『極道兵器』を観る。
これも期待してた作品。
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『極道兵器』(2010年/日本/100min)


これまたVFXスーバイザーの鹿角さんの仕事量がハンパない!”SUSHI TYPHOONまつり”で唯一?全4作品に参加されてて、凄い仕事量ですよ。
この映画は、中盤まで結構派手な感じで、最後はやっぱ肉体と肉体のぶつかり合いでしょ的な『魁!!男塾』パターンですね。何分あったか分らんぐらい長い1カットのアクションシーンありましたね。大変そう。泉カイさんも体張ってはった。
あと、個人的に昼ドラ『毒姫とわたし』を観てて、凄い口が悪い関西弁(ちょっとイントネーションおかしいけど、関西出身ちゃうけど関西弁使ってるって設定)の黒川芽以さんの口悪い感じがちょっとクセになってて気になってたんだけど、この『極道兵器』でもイントネーションおかしいけど、広島弁か関西弁の様な極道口調を使っててグッといたかな。
まぁ、派手でおもしろかったと思う。


・『極道兵器』
・『極道兵器』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

『ヘルドライバー』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
西村喜廣監督『ヘルドライバー』を観る。
”SUSHI TYPHOONまつり”の中で一番観たかった作品ですね。
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『ヘルドライバー』(2010年/日本/117min)


いや〜凄かった。西村監督は作品を追うごとにどんどんエスカレートしていきますね。今回は西村映造の作り物も、鹿角さんのVFXの量がはんぱなかったですね。登場人物もこれまでで一番多かった(VFXの細かい人間たちも含め)かもしれない。
しいなえいひさんと原裕美子さんは顔立ちも何となく似てるし親子に見えるね。
そして、武器がまたカッチョイイ。日本刀の刃がチェーンソーになってて、これは『東京残酷警察』のコメンタリーで、西村監督がやりたいって言ってたのをカタチにしはったんですね。西村監督は、他の人がやろうとしない(出来ない)事を実際作っちゃって見せてくれる(構造的に無理なものもあるけど、ちゃんとやって見せてくれる)のがいいですよね。
あとは、これまでに西村作品やその周辺作品で共演した役者さんやいつもの面々がいっぱい出て来るので観てて楽しいですね。そういう繋がりを大事にしはるところも、西村監督井口監督の良い所ですね。

以前、キシケンさんに良い話を聞いたのだけど、西村監督曰く、特殊造形の作り物は、手間や時間、予算的にも一番最初に削られがちなので、おもっきりやる的なことを言ってはったけど、今回も自分が監督で自分とこで作ってるのでおもっきりやってましたね。主人公”キカ”は確か西村監督の娘さんの名前だし、劇中に出て来た”西村ハルカ”というプレートを首から下げてた娘は、多分西村監督の実娘じゃないかな?(どこにも書いてないので真相はわからないけど)だとしたら、凄い英才教育(エリート)なので、大人になったらおもしろ感性の娘に育つかもしれないね。
”SUSHI TYPHOONまつり”の4作品観たけど1番好き。やってる事は陰惨なんだけど観ててホッとするというか安心するね。


・『ヘルドライバー』

・『ヘルドライバー』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

『エイリアンVSニンジャ』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
千葉誠治監督『エイリアンVSニンジャ』を観る。
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『エイリアンVSニンジャ』(2010年/日本/80min)


テンポも良くておもろかった。
ギャグシーンや、性的な表現(脱がないけど、それを思わす様な表現)もあって、良かったし、肘井美佳さんが色っぽかった。
こういうVシネっぽい雰囲気のSF忍者ものって、地味でもっちゃりしがちだけどアクションもよかったし、おもしろかったと思う。
最後の方のお寺は、『片腕マシンガール』とか結構ロケに使われるとこでしたね。

・『エイリアンVSニンジャ』
・『エイリアンVSニンジャ』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

井口昇監督『電人ザボーガー』トークショー

10/15(土)〜、井口昇監督『電人ザボーガー』が全国公開されるのに先駆け、T・ジョイ京都が入ってるイオンモール京都Sakura広場で、井口監督・ザボーガー・古原靖久さん(大門豊の青年期役)のトークショーイベントがあったので観に行ってきました。

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生ザボーガーに感動!中の人(雑誌SPA!の記事で公になってるので書いていいのかな?)カラサワイサオさんは井口作品も色々されてて監督との関係性が出来ているので、イベントでの井口監督とザボーガーのコント的やり取りもイイ味出てました。
『電人ザボーガー』
早く観たいっ!!!!!

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井口監督にご挨拶出来る機会があったので、以前、京都みなみ会館での
『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の特集上映時にSPOTTED373チームで作った本気鉄仮面を持参。

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井口監督に被っていただく。実際映画で使われたものよりかなりサイズが大きいのですが、ピッタリじゃないですか!

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『戦闘少女』佳恵役のすぅちゃんに引き続き、井口監督のサインをして頂きました。ありがとうございます。

そして、、、
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井口監督の名著『恋の腹痛、見ちゃイヤ!イヤ!』(コレおもしろいですよ)に、

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まで、サインをいただきました。圧倒的感謝!ありがとうございます。
『電人ザボーガー』の公開が本当に待ち遠しいですね!!!