東京にて観た展覧会いろいろ。

東京都写真美術館にて『マリオ・ジャコメッリ写真展』

ジャコメッリは好きなフォトグラファーで分厚い写真集とか持ってるんですが、生の作品を観るのは初めてだったので感動。生と死をテーマにした作品もあり不気味な雰囲気もあるものの、どことなくコミカルさ(愛嬌)もあり。またコントラストの強いモノクロ作品なので、ダークファンタジーな様相をありながら余白の飛ばし具合がデザイン的でもある(ポスターにもなってるとおり、デザインしやすい余白)。
ジャコメッリたまりませんね。何必館あたりに巡回してくれないかね?

つづいて、同じく東京都写真美術館にて、
『アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密』を観る。

正直この人は知らなかったのだけど、雑誌「VOGUE」「Harper’s BAZAAR」の表紙なんかをやってたカメラマン。オリジナルプリントが経年劣化のため復元されてたので凄く鮮やか(まぁ、オリジナルと復元の善し悪しや本人が亡くなってるので意志はどうか分からないけど)で当時の雰囲気が生々しく感じれたので良かったし、当時の雑誌の表紙は当時の印刷具合のちゃっちい感じが良かったね。メイクやファッションで時代を感じたりしつつ。

行った日にたまたま、資生堂ビューティートップスペシャリスト、ヘアメーキャップアーティストの岡元美也子さんの展覧会関連レクシャーというかデモンストレーションがあったので聴講する。

普段こういうメイクの実演を観る機会がないので、新鮮だったし色々目から鱗な感じでした。
自分が女子だったら毎日あんな上手いことメイク出来る自身ないので尊敬しますね。モデルさんのメイクが仕上がる頃にはちょっと惚れそうになっちゃったしね。もちろん僕はメイクはしないけど、絵の人物のメイクに色々活かせそうだった。当たり前だけど骨格を無視したチークを入れちゃダメとかアイラインの描き方とか勉強になったなぁ。描き方の意識が変わったし、おもしろかった。

次、
南青山のIDOLにて『MARC JACOBS展』

過去のコレクションビジュアルやアーカイブ作品の展示。

写真撮影OKでした。

間近で本物が観れてゾゾッと鳥肌立ちましたね。

IDOLと言えば、是非トイレに行って欲しい。黒木仁史の野郎の作品が展示されてるよ。飾るとこに飾ると、心無しか良く見えるね。

次、銀座へ。
メゾンエルメスにて『パラモデル展 パラの模型/ぼくらの空中楼閣』を観る。

銀座のこんなビッグメゾンに小汚い格好で入るのに勇気いるね。しれっと入ったけど。
パラモデル展は過去に西宮の大谷記念美術館京都のに行ったっけ。
今回のは玩具要素は抑えめにストイックに洗練された都会な感じ?と巨大な少年の設計図(青写真)。定規を使って描いたような整頓された設計図にワクワクするような仮装空間の表現。圧倒的ですね。凄いね。

つづいて、同じく銀座のCHANELへ。CHANEL NEXUS HALLという同じビル内にある展示ホールで、『アウトランズ / アラム ディキチヤン写真展』を観る。

まず、入る前にショーウインドウのディスプレイの凝り具合やスケールが地方のCHANELとは一線を画して、鳥肌経ちましたね。そんなこともありつつ、会場へ。照明がライブやコレクションなんかに使うようなフード付きのごついやつで、それだけで圧倒されちゃったね。作品の方は淡くもありザラッとした質感のちょっとレトロでもあり、何か被写体女性とのプライベートな瞬間を観せられてるようなドキドキ感があったかな。Chiharu Okunugiの写真もあったね。

今回はこんな感じですかね。
いっぱい刺激を受けたのでした。

P/I GALLERY presents『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS SPECIAL PARTY』

さて、『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2013』が〜4/29までP/I GALLERY渋谷PARCO part1 6F)にて開催中ですよ。そんなわけで行ってまいりました。

『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2013』

MIA 2013の詳細はコチラ↑
(クリックで拡大。ギリギリ読めるかな?)

会場はこんな感じ。若干廊下的なところなのですね。

おっ、僕の作品もあったあった。(この絵のメイキングはコチラ>>

黒木仁史(下の馬のん)のもありますね。ゴールドの縁取りで高級感を演出してるのでしょうか?右上の宮島亜希さんも何か飛び道具使ってるし!!

その日によってランダムに位置が変わるらしいですよ。

そして、”アワード”ということで、来場者の投票で2013年度の『ベスト・ミュージック・イラストレーター』が決定するとか!! みなさま清き一票をよろしくお願いします!!

そして、この日はP/I GALLERY presents『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS SPECIAL PARTY』というイベントとレセプションパーティー。

会場は、P/I GALLERY併設の2.5D!!
2.5Dて、メチャメチャ配信観てますがな!まさかここに来るとは思ってもみなかったので、内心テンションが上がってしまいましたね。ちょっとニヤニヤしてしまいました。

見慣れた画面だ。

出展者で顔合わせがてら、互いにけん制しつつ?乾杯がありつつ。(のちに交流しましたよ)

そんでイベントスタート!
参加イラストレーターゆかりのアーティストのライブがあったり。

出展者のmami miyazakiさんのライブペイントがあったり(上手い!

盛り上がってますね〜。
そんなわけで、アッちゅう間にイベント終了。出展者さんらと交流を深めたのでした。


おまけ。。。

右の女性が今アワード仕掛人のNibuさんとスタッフのモッチーさん(左)。

Nibuさんは今回初めてお会いしたのだけど、
ここだけの話、メールのやり取りで恐そうな?気強そうな人ちゃうやろかと勝手に想像してたら、全然違ってお茶目な人でしたね。すいません。。。

お詫びの印に、動かしときましょうかね。

まぁ、そんなわけで『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2013』ですが、
まだまだ開催中です!是非是非、お見逃しなく!詳細は以下で↓
・『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2013』オフィシャルページ>>
・『MUSIC ILLUSTRATION AWARDS 2013』Facebookページ>>

 

西淑 個展『夜のみずうみ 星屑のスカート』

西淑 個展『夜のみずうみ 星屑のスカート』のレセプションがあったので土佐堀のギャラリー、ondoへ。

西淑 個展『夜のみずうみ 星屑のスカート』

今の切り絵の手法になる前から知ってるけど、完全に世界観出来てますね。

結構お客さん来てましたね。画像は少しはけた状態ですけど、僕が行った時はいっぱいで中に入れなかったですからね。いや、本当に。

来てる人も西淑さんのオーガニック系白黒焦げ茶系のオシャレ〜な人ばっかり。

digme宍戸開ことdigmeout ART&DINERマスターもおるよ。久々に動かすよ。

右手前が西淑さん。左は川井一馬くん。

無駄に動かすよ。(↑コレ足下写ってないけど、完全に3cm位浮いてたからね)

ま、おふざけはこんぐらいにして、
作品の方は、おとぎ話的な世界観でモチーフのマチエールや色味もアンティーク調、切り絵の厚みや切り口の温もりあるライン。こんなん女子が大好きなやつやん(僕も好きやけど)。上手いなぁ〜。彼女のサイトがその世界観を表してるので、”おおっ!”と思った人は観に行って損はないと思いますよ。
ondoにて〜27日(土)までだそうだ。

トヨクラタケル展「足跡は消えてなくなってしまえばいい。」

トヨクラタケル「足跡は消えてなくなってしまえばいい。」を観に土佐堀にあるgallery&product ondoへ。

℃(ondo)

produced by G_graphics

今回は、イラストの仕事絵を100点超展示してるそうだ。

デザイン事務所 G_graphicsさんの事務所に併設されたギャラリーで、まだ出来たてだそうだ。

トヨクラくんと言えば、こんな感じの切り絵系イラストレーターなので、細部を細かく観れていいですね。

個人的に、遠くにある小さい建物の表現が観てて楽しいね。ジオラマ感というかね。

トヨクラくんも居ますね。色々近況を聞きつつ、刺激を受けたのでした。

おまけ。。。

ondoさんのページに載ってた画像をこっそり拝借して。。。ヘドバンギャー!!

三枝充展「Extract Me!!」

三枝充展「Extract Me!!」を観にJR大阪駅三越伊勢丹のDMO ARTSへ。

Entract me!! Mitsuru Saigusa Exhibition

5層の透明なアクリル板にそれぞれ、線画・色面が別々に構成されてて正面から見ると1枚の絵になっているシリーズ。セル画みたいな感じですかね。手前の影が奥の絵に出たりしておもしろい効果に。

その構造のおもしろさだけでなく人物表現(女の子のキャラ)が凄く魅力的でグッとくる。色もポップでイイし、90年代前半位?の雰囲気(アニメだったりデザインだったり)もありつつ。良かったです。
〜4/2までだそうだ。

ワクイアキラ個展「“0”〜縁奏〜」

ワクイアキラさんの個展「“0”〜縁奏〜」を観に、一乗寺にあるギャラリー”Black bird White bird”へ。

天下一品 総本店の道を挟んで斜め向かいにある”Black bird White bird”?
まだ出来て1年弱だそう。

ワクイさんと言えば、”西のワクイ、東のデハラ”という言葉がある通り(ボクが勝手に言うてるだけですが)フィギュア作家でお馴染みなのですが、今回は陶芸作品の展示。っていうか、練り物?粘土系の物は何でもお手の物ですね。

現代ポップ陶芸「ワビーニョサビーニャ」とはよく言ったもので、侘び寂びを感じますね。
おもしろい質感だったり、それが狙って出来たり出来なかったり、予想外の物になったり、奥が深くてハマるでしょうね〜。

ツルっとしたのがあったり、気泡のプツプツがあったり、何かサクサクの焼き菓子を連想させて美味そうです。チョコやホワイトチョコっぽい雰囲気のもあったり。そういう意味では粘土こねる感覚でサクッとした洋菓子から、餅系の和菓子、はたまた飴細工にパンまで、多分ワクイさんは器用に作らはるんやろなぁ〜と思いましたね。

この花器もイイですね〜。どれもお求めやすいお値段。
ちょっと手持ちがなかったので買えなかったけど、いつか欲しいものばかりです。

にしても、器用ですね〜。

圧倒的なクオリティにため息しか出ません。

ワクイさんも在廊されてました。色々近況を聞いたりしつつ。

現代ポップ陶芸を堪能したのでした。

”WE MADE in Y.A.I 2nd”

川端二条下がったとこにある、garerie weissraumへ。そう、あの川端通り沿いにあるkanso(缶詰Bar)が併設してる白い建物だ。

この白い建物(garerie weissraum)、元々美術研究所(絵の予備校)だったとこで、僕も受験生当時通ってたとこなのだ。今は研究所はやってなくて、ギャラリーと缶詰Barをやっているのだ。

で、”Y.A.I美術研究所”って名前だったんだけど、そこのOB(僕は参加してないけど)の人らの展示があったので観にきたのだ。

外から剥き出しのギャラリー。

家原くんのドローイングがグッときたね。

ギャラリーは路面部分だけでなく、建物の奥にもあるのだ。
おっ!先日彦根のCaro Angeloさんでも展示販売してた、masaco.先輩夫妻も出展してますね。

誰か寝てますね。(これも作品)
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の初号機?!

で、同じ建物ないのkanso(缶詰Bar)へ。

今回のグループ展でも展示してる(作品の写真撮りそこねた)、川中くん
久しぶりにココ来たけど、なんと川中くんがオーナーになってたよ。

ここは生ビールが350円と安いのだ。発泡酒違って、ちゃんとスーパードライやで。

色んな缶詰あるね。

お!”だし巻き”の缶詰やって。(食べてないけど)
kansoのオリジナルなんやって。京都の老舗「吉田喜」さんとのコラボなんやって。

そんなわけで、懐かしい面々がぞくぞくと登場したりして、語らいあったのであった。

西淑個展「つきよ ほしよ」

西淑さんの個展「つきよ ほしよ」を観に壽ビルヂング5Fの”メリーゴーランド京都”へ。

西淑個展「つきよ ほしよ」


”メリーゴーランド京都”

一段と洗練されてきてる印象やね。切り絵の手法もイイ感じ。紙なにんやろうけど、質感や厚みが何か金属板にでも描いてるような、良いアンティーク感というか、風合いやね。なるほどね。切り絵の手法イイ感じやは、切り絵の手法。うまいことしたもんだ。
今日(〜21日)までですよ。オススメです。

Handsomebuggy展「BIG CAMERA」

梅田のGALLERY WHO’S WHOで開催中のHandsomebuggy展「BIG CAMERA」を観に行く。

チェルシ?マ?ケット内にあるWHO’S WHOのギャラリー
奥に、カール大帝がいますね。


Handsomebuggyの二人が描いた背景に立ち、オプションでいろんなアイテムを付けたりして楽しむようだ。


これはケイト・モス?と写真を撮ってもらう。
一人で行ったのでギャラリーの人に撮ってもらったけど、何人かで行くと楽しいかもしれないね。
〜9/30まで、11時から21時?までやってるそうだ。

”楳恐 楳図かずお恐怖マンガ展”

楳田ロフト…じゃなかった、梅田ロフト7F ロフトフォーラムで開催中の、
”楳恐 楳図かずお恐怖マンガ展”を観に行く。
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”楳恐 楳図かずお恐怖マンガ展”

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ギョエーすぎるお化け屋敷!

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これはJR大阪駅にあった看板。
展示は、懐中電灯を持って、暗い展示スペースを進んで行く感じ。
結構前回HEPでやってた時のと同じ感じだったけど、懐中電灯で壁に貼ってあるマンガを読む感じは、布団の中で電気スタンドの灯りかなんかで楳図マンガを読む様な感覚に近かったかもしれないね。何回も読んでるけど、どれも名作だね。扉絵はやっぱたまらないね。

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お土産に、こんな赤白ボーダーのトイレットペーパーもらえた。
ちょっと開けるのもったいないね。

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開けちゃったけどね(またもとに戻したけどね)。
猫目小僧おろちの漫画がプリントされてるね。これでBGし放題だね!

『Girlie Show』

大阪の三越伊勢丹(通は”みつたん”って言うらしいよ)のDMO ARTSで開催中のdigmeoutが誇る「ガーリー」な表現者5人によるグループ展のオープニングへ。
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『Girlie Show』
早くもガーリーガーリーしているね。

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主役の女子5人。
(ブログに載せていいか確認出来んかったので、小さめに。)
女子女子と、ムンムンとしてますね。みんな白を貴重としたファッションですが、左端の人は黒で主張してますね。

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おっ、河本詩織さん(さっきの黒い服の人)ですね。
この人は大学の同期で4年間同じクラスでした。ほ〜、最近はこんな感じですか。なるほどね。
これまた、他の人の作品載せていいか聞けなかったので、この黒い人だけで。ホンモンを現地で観て!

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はうあ!“MOOT THE WORLD BEAT”でお馴染みのアノ人もおるよ。

『BUMP! RyoheiYamashita Exhibition』

DMO ARTSで開催中の『BUMP! RyoheiYamashita Exhibition』を観に行く。
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『BUMP! RyoheiYamashita Exhibition』

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これは、FM802の今月のタイムテーブルの絵ですね。

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オリンピックに合わしてきたのかアスリート系の躍動感ある感じの作品達ですね。それでいて、残像部分?のマチエールが、”ロールシャッハ・テスト”の様な、観る者に色々想像させる部分もありますね。これは、巨大な手から逃れてる風にも見えますね。そう言えば山下良平さんの奥さんもいらしてて、服の襟やネックレスが”手”のモチーフだったので、手が好きとか?

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おっ、こっちはやけに水感のある絵ですね。???

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ん? は、はうあ!!こ、こりは、まさか?!
これは、透明の樹脂の様なもので水の質感を表現しているではないか。
↑観よ!この瑞々しさ!しかも、奥と手前だけでなく層の途中にも描いてるね。匠ですねぇ。

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ライブペイントもやってたみたいですね。衝撃的で挑発的ですねぇ。

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わ!山下良平さん登場!

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ちゅうことで、絵の前でパチリ。

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良平さんと淳平と、これ撮ってるのDMO ARTSの慎平くん。
”平”ばっかりやね!
そんなわけで、山下良平さんの展示は、〜8/7までですよ!お見逃し無く!

”「レゴ」で作った世界遺産展 PART-2”

堂島フォーラムで開催中の”「レゴ」で作った世界遺産展 PART-2”を観に行く。(川村家にはレゴなかったなぁ。レゴある家が羨ましかったなぁ。)
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”PIECE OF PEACE – World Heritage Exhibit Built With LEGO
「レゴ」で作った世界遺産展 PART-2”

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”サグラダ・ファミリア”(スペイン)
スッゲーーね!

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”ピサの斜塔”(イタリア)
イイ角度出してるね。

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”聖ワシリイ大聖堂”(ロシア)
これも凄いね。

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”自由の女神”(アメリカ)
なるほどね〜。

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”モン・サン=ミシェル”(フランス)
周りに小ちゃい家が無数にあったんやね。これも好き。
ジオラマ的な木を植えてるのが効いてるね。

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”ウェストミンスター宮殿”(イギリス)
ロンドン・オリンピック始まりましたね。

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”コロッセオ”(ローマ)
真ん中らへん、目チカチカするね。

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”ピラミッド”(エジプト)
一見レゴに向いてそうやけど、細かい崩れ具合や質感再現してるね。

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”アンコール・ワット”(カンボジア)
これもスゲーね。微妙な色味や破壊され具合を再現してるね。

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”厳島神社”(広島)
日本も負けてまへんよ。
日本の世界遺産は他にも色々あったよ。

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802の人もいてはるよ。

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中々ワクワクしたね。
どこの世界遺産も、生きてるうちに行ってみたいもんやね。

『Nekoixa NekoshowguN EXHIBITION』

みつたん(通の人は、三越伊勢丹の事をこう呼ぶらしいよ)のDMOARTSで開催中の猫将軍「Nekoixa」を観に行く。
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『Nekoixa NekoshowguN EXHIBITION』

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“My First ART”やグッズも売れてますね。

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作品もかなり売れてるなぁ。

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おお?何か見たことある人がいるぞぉ!!

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はうあ! ち、近づいてきた!!
スピカ元社長ですね(現在某企業の企画制作部を仕切っている)。
LOUIS VUITTONのモノグラム・キーケースを買ったら、凄い不評らしいよ!

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で、何かギャラリーの外がざわざわしてるなと思ったら、

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猫将軍がライブペイントをしてるではないか!

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猫将軍。将軍様であり、その筋では”ネ申”と呼ばれる存在らしいよ。

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ライブペイントの様子をUSTREAM中継してるみたいやね。
これをスピカ元社長がやってたんやね。

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神の技を魅る(観る)べく、観客が集まってますね。

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で、完成。資料を何も見ずにこれですよ。
なんだ、ただの神か。

その後、
久しぶりにスピカ元社長にあったので、飲みに行くことに。
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ニューミュンヘンですよ。

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本店が満杯やったので、北大使館へ。
久しぶりなので、いっぱい動かしちゃうよ〜!!

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ちゅーわけで、まずはビールで乾杯!

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はうあ!名物の阿波乙女鶏の唐揚きた!

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塩を掛けてます。この顔!

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デッヘッヘッ、食う〜ぞ〜〜〜!おりゃっ!

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はんむっ!!

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はふはふ。

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うんまっ!!

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アスパラのフライきたよ!レモン掛けてます。
催眠術に掛かりそやね!

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何か3D感があるね。3Dメガネ掛けたらあたかも飛び出そうやね。

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カニ食うてるみたいやね!

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ソーセージは、画的にちょっとやめとこ的なことで、動かさないでおくよ。

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こんなピザがきたり。
面白い話がいっぱい聞けてよかったよ。

“the ENGINEER channel” 2012 ART EXHIBITION

CABさんの展示を観に、大阪・中崎町のイロリ村ギャラリーへ。
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イロリ村ギャラリー

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“the ENGINEER channel” 2012 ART EXHIBITION

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CABさん(絵、他色々)さんと、HIRANKENさん (写真、デザイン、他色々)と2人展のようだ。

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CABさんの自画像。うんま!無駄な線が1本もないし、超絶テクですね。
このタッチを見たあとに、CABさん本人と対峙してしゃべると、CABさんの顔がこういうタッチに見えてくるよね。

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デッサンも完璧やし、ため息しか出ないね。

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こんなけ描けたら気持ちイイやろなぁ〜。何でも描けはる感じやね。
この人は、ホントにちゃんと上手い(技術だけじゃなくセンスも)尊敬するはぁ〜。

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そんなわけで作品を堪能しつつ、↑こんな木彫りの消しゴムを買っちゃった。”汚し”が絶妙だね。


・CABさんインタビュー『コントロールできない脳内工場とどうつきあうか』

『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト』

『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト -写真、絵画、グラフィック・アート-』展が神奈川名古屋と巡回し、それを逃してしまったので今回岡山県立美術館まで観に行く。
この日の朝、布団に入りながら中々寝付けずベン・シャーン展の事を行くか行くまいか考えてんだけど、”よし、今日行こ!”と急遽思い立ち車で岡山へ。
岡山の距離感があんまピンと来てなかったのか、高速を使わずに向かったら片道7時間も掛かってしまった。まぁドライブがてら行ったんやけどね。兵庫県でかいね!

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美術館閉館までに着くだろうと思って朝8時に出発。着いたのが3時過ぎ。
何とか間に合ったぜ!美術館に無料の駐車場もあり車を停め美術館へ。
と、思ったら何個も美術館があるんやね、間違って別の美術館に行ったり迷いつつ(駐車場のすぐ側にあった)お目当ての岡山県立美術館へ。

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『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト -写真、絵画、グラフィック・アート-』

いや〜、ついに着ましたよ。ベン・シャーンは昔から大好きな作家で、受験生の頃よく模写したし、一時期常に画集を持ち歩いてたりしてたね。それが生で観れる!早速中に入ると、生ベン・シャーン!作品保護のため会場が暗いので若干観ずづらかったけど、画集でずっと観てた絵が至る所にあり、小さいと思ってた絵が意外とでかったり、青っぽい印象を持ってた絵が実は緑っぽかったり(画集によっても印象違うし)。
それに、でっかい絵なので、小さい印刷物では分らない細かいマチエールが入ってたり、あとは、筆による線画やえんぴつにより肉筆感がたまらんかったね。終始ニヤニヤしながら観てしまったのでキモかったかもしれんけど。。。

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で、間もなく5時で閉館。いや〜〜、7時間かけて来て良かった〜。

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こちら、岡山県立美術館

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結構でっかい川も流れてて、良さげな店もあるっぽいし、
岡山の雰囲気いいね。

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おっ!マンホールが桃太郎やね。
あと、運転中で写真撮れんかったけど、岡山のバスってモノトーンで渋いね。(ちょっと護送車か仏教系の送迎バス的な雰囲気やね)
で、この時点で5時過ぎ。帰ったら何時になるのかコワいので、美術館と川とマンホールだけ観て、すぐに岡山を後に。。。岡山もっとゆっくり観たかったな。
結局また帰りも7時間くらい掛かったんやけど、寝ずにテンションだけで来たので眠くて眠くて運転危なかったぁ。。。自分の顔や太ももを叩いたりつねったり、目に入った看板の文字を大声で叫んだり、”眠眠打破”飲んだり(全然効かへんし、、、)しつつ、何とか帰ってこれて良かったぁ。寝不足での運転はいかんね!


そんなベン・シャーンなんやけど、僕自身結構影響を受けてたりパロディ的なことしてたりするんですよ、実は。
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これは2001年頃に描いた絵で、SALのCDジャケットの絵(これは、当時描き下ろしじゃなく、これ使わしてって話やった)なんやけど、実はベン・シャーンの↓この絵のパロディというのか、オマージュというのかソースだね。

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右の人に左の人をミックスした感じやね。
これも今回展示されてて、大っきかったしたまらんかったね。

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これは、jimamaの2ndシングル『ガーリックトースト』(2004年)の盤面部分(CD外した背面部分)の絵やけど、この絵の中に人物が12人いるけど、このウチの3人↓この絵の3人やからね。

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これは、こっそり遊びで入れたというか。誰も分らへんと思うから自分でバラすけど。。。

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あと、これは2006年頃の絵だけど、↓これやからね。

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本家の方が、何百倍も良いけどね。お遊びな感じだね。
そんなわけで、
ベン・シャーンといえば、社会的な事件をテーマにしてたりするけど、グラフィック・デザイナー的側面に僕は結構影響を受けてるかもしれないな。そして、普段コピックってアルコール性のマーカーで絵を描いてるけど、久々に絵の具で描いてみたくなったなぁ。ベン・シャーンたまらん!

・Art as Activism: The Compelling Paintings of Ben Shahn