入江マキ展「アラームはまだか、まだか」

その後、ゾロゾロ人が減ったり増えたりしつつ、ニュートロンで開催中の入江マキさんの展示「アラームはまだか、まだか」を観に行く。

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文椿ビルヂング

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入江マキ展「アラームはまだか、まだか」

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こちら、入江マキさん
彼女の作品は、イイ意味で日本人が描いてるっぽくなくて好きです。
あざとさもないし、サラッとやってるのがニクい。物語性があって文学的というか、頭がイイ人なんだと思う。個人的にシンプル系のが好み。作品欲しいところだ。
展示は〜10/12(sun)までみたいですよ。

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その後、ちょっと前に出来た向かいの伊右衛門サロンへ。

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あのお茶の伊右衛門のサロン。

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抹茶のビールってのを頼んでみる。緑ですね〜。
んんんん〜〜〜。。。口で呑んだら微妙な味だけど、ノドで呑んだら、まぁいけないことはないけど、次はないかな。。。(あくまで個人的な趣味ですよ)

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マスター
はシトラス系のお茶。
あっれ?!そ、その顔はっっっ???

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digme
の野口五、、、いや、成宮寛貴ことムネヒロさんも緑ビール。

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あっれ?!マスター、、、何かカフェラテ的なカップが見えますが、、、。
一人でいっぱい注文して、食いしん坊ですね〜。

Ryohei Yamashita EXHIBITION「ART ADVENTURES」

digmeout ART&DINERであった山下良平さんの展示のレセプションへ。

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Ryohei Yamashita EXHIBITION「ART ADVENTURES」

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山下良平風残像?

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右の人が山下良平さん
”wazzawall”という、NIKEdigmeoutの新しいプロジェクトが始動するそうですよ。

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韻シスト
の人のパフォーマンスがあったり。

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押せや押せやの大盛況でした。

山下良平さん、密かに路上で似顔絵を描いてたらしくて、シンパシーを感じる。(何でも似顔絵の世界大会で優勝したとか。そんなんあるんですね。へぇ〜。)

寺田めぐみ・和田淳 二人展「やさしい、こわい」

寺田めぐみさんが二人展をしてたので観に行く。
千本今出川にあるSELF-SOアートギャラリーというトコで、チャリで行ったら汗でビッシャビシャになった。。。

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こんな町家のギャラリー。

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寺田めぐみ和田淳?二人展「やさしい、こわい」
映像作家の二人の展示。

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寺田さんの新作ですね〜。

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お!何か「赤んぼ少女」「おろち」足したような感じで好き。
なんと新作は、切り絵的な手法。旧作も観れます。彼女の作品は、哲学的というか文学的というか、奥が深いです。かなりイイですよ!

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こんな、絵もあったり。青が効いてて涼しげです。

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最終日だったので、寺田さんも詰めてて色々ゆっくり話せて良かったです。
和田淳さんの作品も、おもしろかったし。良い刺激になりました。


『冒険王・横尾忠則』展

兵庫県立美術館でやってた『冒険王・横尾忠則』を観に行く。
最終日ギリギリです。

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兵庫県立美術館

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『冒険王・横尾忠則』

横尾忠則さん。僕が受験生時代、ベン・シャーンと同じぐらい影響を受けて、真似しまっくってました。当時影響を受けてた画集が90年代のペイント系だって、その辺のがド真ん中でてんこ盛りあって嬉しかったです。やっぱ生の絵は色が全然違いますね。サイズもでかいし。
Y字路を観ると、いつもiTohenに行く途中のすんごい鋭角のY字路を思い出します。
かなり絵が描きたくなったし、何かどっか旅に出たいような気持ちになりました。

『手から手へ』展

今日の『世界ふしぎ発見』は、赤毛のアン誕生100年ってことでカナダでしたね。
って、赤毛のアン自体読んだことないんだけど、何か世界観が伝わるね。灯台があったり。
で、特筆すべきは、ミステリーハンターの石橋奈美さんのミステリーハンターっぷりが凄い良かった。ものを食べた時の「美味しい!」ってリアクションや巨大ロブスターに対してのリアクションなんかがウソくさい演技じゃなく、凄く良い好感のもてるリアクション!何か引き付けられる。この人イイなぁ〜。チェックしよ!って、何かどっかで観たことあるなと思ってたら、昼ドラ『結婚式へ行こう!』のヒロインの人じゃないですか!
もちろん、一番好きなミステリーハンターは竹内海南江さんですけどね。

で、話変わって、研究所時代の先輩で、テキスタイルをやっているオクチンさんが神戸でグループをされてたので観に行く。

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DELLA-PACE GALLERY & SPACE

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テキスタイル、刺繍、金属工芸、家具、アクセサリー、漆工、革、陶芸と、工芸・雑貨関係のグループ展。どれも手作りの一点もので、良い仕事されてました。

『IKEDA Kosuke exhibition』

宇治のつげ義春こと、池田孝友くんの展示を観に神戸元町にあるdeemっていうヘアサロンに行く。
前回のリベンジだ。(前来たら、普通に定休日だった。。。)

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うお!ちゃんと開いてるやん!前は、こんな看板なかったもん。

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これ、DM。お!線のみの表現になった!

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あっら! こんなとこにも絵が!
で、ヘアサロンっちゅーことで、中々観覧のみで入りづらい的な感じだが、まぁ良いみたいなので、気持ち遠慮しがちに観せて(魅せて)もらう。
何かパワーアップしてる!このDM(上の画像の)では分からないと思うけど、原画は限りなく透明に近い線(細っそーーーーーい線)で、良い意味で変態だ。
で、同じ模様の繰り返しの絵は、どっか失敗してたり汚れてたりするんちゃうかと粗を探したけど、ない!全部の線が効果的で、無駄な線がない。かなりテクってます。これは、ド変態(誉め言葉)だ。

>>kosuke-ikeda.com

山崎史生展

たまたま、Lマガをパラパラ見てたら、山崎史生さんというおもしろそうな展示をimura art galleryでやってたので、その足で行ってみる。
と、imura art galleryに入ってみると、どうやらまだ始まってなかったみたい(開催期間を全く見ず、時間だけチェックして行った。てっきり始まってるもんかと思って)で、ちょうど搬入が終ったとこらしく、どうぞどうぞと無理矢理観さしてもらう。
作家の山崎史生さんもいらしてて、低姿勢で凄い良い人でした。
作品は木で出来た立体彫刻で、イイ感じ。
舟越桂さん三沢厚彦さんが好きな人は好きかもです。

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山崎史生展

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imura art gallery

8/4〜だそうです。

『LPジャケ展03』

その後、三宮のcommoplus(コモプリュス)というインテリアショップ&レストランで、ノダマキコさんが展示してたのでこっそり観に行く。

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LIFE STYLE + AREA COLORS commoplus
(コモプリュス)

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あまりに暑かったので、黄色くて泡の出る飲み物をいただく。
作品の方は滅茶苦茶良かったッス。白い空間にノダマキコさんの水色を基調とした作品が良いさし色になって涼しげです。
う〜わ、欲っし〜〜ぃ!!って思った。ちょっと悔しいけどイイ!
で、勝手に写真撮っちゃいけないので、ビール的なモノを撮ってるフリをしてたまたま背景に作品が写り込んじゃいましたよ的戦法を密かに試みたけど、遠過ぎて無理だった。。。てへ。
勝手に撮るなコノヤロー!っちゅうことですね。なので、気になる人は行ってみて下さい。

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メニューなんぞ見つつ、ビールに舌鼓を打ったのでした。
(個人的な話だが、1階の店員さんが、ちょっと可愛いかったかな。)

その後、JR住吉駅へ。
この駅名を見ると、真っ先に住吉美紀さんを思い出して、凄く気分が盛り上がります。(いや、本気で)
JR住吉駅といえば、以前digmeの和製ホッパーこと、ももよんcaffe NEUTRALで展覧会をしてたのが記憶に新しいですが、そのcaffe NEUTRAL『LPジャケ展03』という企画展をやってたので観に行く。

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ももよん
を筆頭に、さっき展示を観てきたノダマキコさんも出してますね〜。

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行ったら店のあんちゃんと二人っきりだったんだけど、写真撮って良いですか?って聞いたら「イイでしょ!」的な感じだったので、ちょっと撮らしてもらう。一応アップにはし過ぎず、個々に誰の作品か分かるか分からんか程度の、ひきの感じで。。。(真上に、ブラントンありますね〜。)

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こんな感じで、20名のアーティストが実際ある曲の架空のLPジャケット?を制作しているというもの。作者自身がそれぞれ選んだ曲なので、思い入れもあるだろうし、その分本物のジャケットのイメージが強いだろから、元々のアートワークをした人に挑戦するみたいな部分もあって何かおもろそう。

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実際手に取って、どんな曲か(CDだけど)視聴できる仕組み。
作者自身が書いたライナーノーツが読めたり。それぞれに凝った書き方をされてます。中には手書きでくちゃくちゃっと書いてて読めない人もいたりしたけど。。。っちゅー感じで、7/27までとのこと。

そんな感じで1日で神戸色々回ったので、滅茶苦茶創作意欲が湧いてきたのでした。さ!絵描くぞー!!
っちゅーか、兵庫県立美術館で、横尾忠則展もやってるじゃないか。
神戸(兵庫)熱いね〜!!

ジュラーイ

やぁ。こんにチワワ。毎日暑いけど元気にやってますか。

digmeの爽やか男こと中村muchoよしてるのことは、
もうおなじみだよね。(周知の事実だよね)

そのムーチョこと爽やか男の彼が、先月まで神戸のcafe SAATCHIで展示をやっていて、前に観に行ったんだけど、それが大好評だったらしくて、なんと7月末まで期間延長したらしいという情報をある筋から仕入れたのです。
それで、こっそり偵察に行ったのでした。
またまたモトコーを散策しもって行ったらすぐでした。

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ここがムーチョの神戸の隠れ家こと、cafe SAATCHI
目印は楳図先生カラーのテント。(縦縞だけどね)

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やっぱり、Sachicafeさんとは無関係なのです。
「May & June」?→?「May June July!!」

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そして、メニューは見ずに、お約束のかつめしを注文するのです。
以前来た時にも思ったけど、密かにココのお味噌汁、良い味出してます。
HHSB(Harapeko High School Boy)のムーチョは大盛りを頼むのです。
ムーチョの場合、「いつもの!」で通じるそうですよ。通(つう)です。

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作品も定期的に入れ替えられてるみたいですよ。Kokodake no hanashi
これは何度か通ってコンプリートしないといけませんね。

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これが、噂の最新作ですね。

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ムーチョ
お気に入りのTシャツを切り取ってその中に色んな要素を
コラージュしていってるのです。
その作業が、何か弁当箱に色んな具を盛り付けてくような感じで楽しげです。

と、アレ?アレレレレレレ? こ、こ、、、このTシャツはぁ〜?!
ままま、まさかー?!

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正解!そして爽やか!
新庄ばりの歯の白さです。(モテモテです)

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と思ったら、「DIRECTOR」も!
無駄がありません。地球にもやさしい男なのです。
展示は7月末まで。(またまた好評につきAugustなんてことないよね?)
日曜は休みです。気をつけて! 地図も同封します。

では。またレターします。どうかお元気で。プー。プー。プー。
もひとつおまけにプー。

(c) 2007 Yuki Horimoto All rights reserved

YUBI 展

MJの半自伝的小説「色即ぜねれいしょん」が2009年に映画化されるみたいで、楽しみッス。個人的に「SLAVE OF LOVE」好きなので、これ映画化して欲しい。?表現的に難しいと思うけど、そのうちなりそうな気がする。

宇治の色男・イケやん展を失敗した後、
田邊育代 改め iguさんvivo,vabookstoreで展覧会をしてるとのことで、
観に行く。

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地図を見ながら来たら真裏の筋で、30秒位で着いた。

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日本人が描いてるぽくない独特の世界観がいいッス。
オリジナルの絵本もたまりません。

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vivo,vabookstore
は本屋さんだったので、本を買ったらイイ感じのオリジナル紙袋に入れてくれました。厚み的にも質感的にも。構造的にも。

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ピントあってないけど、
この袋を切り取ったら、そのままブックカバーになるみたい。
へ〜、よう出来たある。

徒然草1

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ

ちょっち、神戸へ。
この時期、色んな人が展示をしてるので一気に観に。

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JR三宮駅
いきなり榎田さんのお出迎え。

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でかい
和田興産

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MEDITERRASSE

いい天気。

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イフクくん

水着フロア3F

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宇治の色男・イケやんこと池田孝友くんの展示。
超テク
海外ウケ
BAL

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Hair Salon?『deem』到着。

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って、閉まっとるがな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ええええええ!!!!!!定休日やがな!!!!!!!!!!

ガラス張りの店だったので、中の展示をのぞいたろ思て観たけど、、、
超テク(超絶テクニックのことね)過ぎて、線細っそいから見えへんがな!!
grafの家具。
10月中ごろまでとのこと
出直し。
自業自得。

コスモアイル羽咋

ロン・ミュエック展後、金沢の街を散策したかったのだが時間がなかったので、全く観れず。駐車場と美術館間しか歩いてない。

で、石川県ということで、前何かで見て気になってたUFOの街、羽咋市にある宇宙科学博物館?コスモアイル羽咋へ。距離感が全く分からないけど、とりあえず向かう。金沢から1時間位で到着。

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おお〜〜!これかぁ〜。

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マーキュリー型レッドストーンロケット(MR7)っちゅーのがあったり。

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コスモアイル羽咋
。UFOをモチーフにした建物ですね〜。
何か、外国人の団体が観光バスでいっぱい来てはりました。

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こんな感じで、巨大な通信衛星(旧ソ連の実物のバックアップ機らしい)があったり、

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こんな月面着陸船(これもバックアップ機)があったり、

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アポロ指令船があったり。あと、探査機や帰還用宇宙カプセルがあったり。
全部でかい。

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アポロ宇宙服。

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おわっ!

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ロズウェル事件
宇宙人の解剖の映像からテレビ番組用に再現した模型らしい。
あとは、世界各地のUFOの写真があったり、隕石が触れたり(重かった)。
閉館間際に行ったので、あんまゆっくりキャプションとか読めなかったけど。

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NASA
ピンバッチを買う。公式のものなのか、日本で作ってるのかは不明。
一応この?コスモアイル羽咋は、NASA特別協力施設っちゅーモンらしい。

で、こっからまた7時間位かけて帰ってくる。
同じような山道や単調なバイパスを走ってると眠いのなんのって、あぶなかった〜。何とか無事帰ってこれました。

ロン・ミュエック展

ロン・ミュエック展行っちゃいました〜〜〜!
金沢の21世紀美術館ということで、何で行くか迷ってたのですが、車で行く。ガソリン2回入れたので結構お金かかったけど、サンダーバードよりは何千円かは安かったかな。(一番安いのは18きっぷ)
で、この21世紀美術館、前から行きたい行きたい思ってて、別にこの日行こうと思ってなかったんだけど、朝方布団に入ってロン・ミュエック展のこととか何で行ことか考えながら、暑さのせいで寝られへん寝られへんともがいてたのですが、だんだん目が冴えてきて全然寝られなかったので、もぉエエ!行ったれ!と朝6:00頃車で出発!

朝方ということで、道路もすきすきの窓全開で無茶苦茶キモチイイ!海あり山あり湖あり、巨大タンカーあり、工場ありと初めて見る風景なので写真撮りたい欲がもりもり出たけど、只管運転してたので撮れず、残念。
高速を使わずに行ったんだけど、片道6時間位?で到着。知らん街に来るのいいですね。で、初金沢到着。金沢の文字を見ると金沢文子を連想してしまいますね。。。

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21世紀美術館。こんな街中にあったんですね。
周りの緑の雰囲気から勝手に郊外にあるのかと思ってました。連休ということで、えらい人です。

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おおお〜〜〜、着いた着いた。

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この前買った、D60で色々試しつつ写真撮りまくりです。

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『ロン・ミュエック展』

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で、もちろんロン・ミュエック展内は撮影禁止だけど。
レアンドロ・エルリッヒって人の「スイミング・プール」。

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色んなとこで見てたけど、これがホンモンかぁ〜。
フランソワ・オゾンの「スイミング・プール」を思い出します。

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これは撮っちゃいますは。

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いい天気で良かった!

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いいね〜。ホックニーな感じです。

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どう撮っても画になる。

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ちょっとシャッタースピードをミスってしまった。

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で、ロン・ミュエック展の方は滅茶苦茶良かった〜。
事前に行った人に話を聞くと、みんな「数が少なかった〜」って言ってたので、あぁそうか数少ないんだ〜、っていう心の準備ができてたので、大丈夫だった。何回も行ったり戻ったり何回も観つつ。作品の質感がスゲー!落ち度というか、粗?テクニックや表現的なつっこみどころが全くない、完璧超人(パーフェクトちょうじん)な感じでした。
人が多かったけど、モノがでかいので全然問題なし。近くでマジマジと観るのも良し、ちょっと退いて作品を観てる人ごと、空間ごと観るのもおもしろい感覚でした。サイズが大きかったり小さかったりするけど、質感が人間なので、脳が混乱するというか目がカメラになってズームになってるような、けど三次元の立体っていう不思議な感覚に。ううう、良かった。
僕自身の作品は平面だしリアリズムではないけど、今後の制作に大分影響を受けそうだ。創作意欲が、もりもり湧いてきました。
あと、他の美術館は結構外から中で何やってるのか分からないし敷居が高い印象があるかもしれないけど、この21世紀美術館は公園みたいな中にガラス張りで建ってるので、(もちろん全国から観に来るんだろけど)近隣の人らも老若男女問わず家族連れでフラッと着てはるような印象。いいな〜。

『ロン・ミュエック展』

『ブルーノ・ムナーリ展』@滋賀県立近代美術館

滋賀県立近代美術館で開催中の『生誕100周年記念 ブルーノ・ムナーリ展 あの手 この手』を観に行く。
感想から言うと、滅茶苦茶良かった。絵本から立体まで各ジャンルごとに別れてるのだが観るモン観るモン全部「ヤラれた〜!」的な感じで悔しくもあり、たまりませんでした。
常に実験的な試みをされてて、それでちゃんと結果というか良いモンが出来てて、、、んんんんん〜〜〜。。。意図も明確だし。
絵本は有名だから置いといて、『旅行用彫刻』は”ううぅぅ〜〜〜わ!”と思いました。
”ゼログラフィーア”っていうコピー機を使った手法があるのだが、それで北斎のをやってるのがあって、ヤラれた。。。
さらに、映像もやってるのだ。『羊毛を梳く』って作品おすすめ。うまい。

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滋賀県立近代美術館

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『生誕100周年記念 ブルーノ・ムナーリ展 あの手 この手』

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こんな巨大な仕掛け絵本があったり。実際仕掛けが動かせたり。
ホンマあの手この手、手を変え品を変え、でした。んんん〜〜、ヤラれた。

Glass works

研究所時代の大先輩・更谷奈美さんの展覧会を観に、阪急石橋駅にあるGALLERY 173まで行く。
ガラスを主材料としたインスタレーション作品と、『Consumption Time limit(消費期限)』と題した新作。
昨今の消費期限偽装問題に鋭いメスを入れる的な社会風刺的要素も混ぜつつ、素材の面白さもありつつ的な感じで、ちょっと触ってみたかったです。こっそりのぞきに行くつもりが、その大先輩も在廊されてて久々にお会いできてよかったです。

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GALLERY 173にて。