カテゴリー: 制作工程
柔術家作り…4
で、切り取る。絵の具(種類や技法にもよるが)が紙に色を載せる感じなら、ボクが使ってるCOPiC(筆ペン状のマーカー)は、紙に色を染込ませる感じ。なので、線はインクが染込んだモノになるので、どうしてもぼやけた印象になります。そこをパキっと切ってやるんですね。それに深みのある色を出す場合は幾重にも色を染込ませて色を作るので、黒線を挟んで隣の違う面まで色が浸透してきてしまいます。絵の具と違って、マスキングしても紙の内部から入り込みよるんですね。それを防ぐためにも切ってるんです。聞こえ良く言うと、エリック・カール(はらぺこあおむしの人)的にマチエールを作っておいて、その美味しい部分だけを切り取る感じでしょうか。聞こえ良く言えばね。。。
柔術家作り…3
ほっぺたと髪を塗る。COPiCで塗るほっぺたのチーク加減が、またM印のクラフト紙と相性が良い。この赤味を加えるだけで急に体温が出て人間っぽくなるのだ。紙でいうと、肌の部分はこのベージュでいいのだが、肌以外の服やモチーフをこの紙でいくと、鮮やかさがでないのだ。なので肌以外は、また別で白い紙に描かないといけないのだ。これまた切り絵にする意味の1つである。その白い紙選びがまた難しい。見た目と手触りが同じ白い紙でも、色を塗ると全然のらなかったり、色が動かなかったり、逆に染込みまくったり動き過ぎたりと大変。中には、表裏で性質が違うパターンもある。見た目同んなじだし、小分けに切ったりする場合なんか塗ってみないとホンマに分からなくなる。その都度、その性質に合わして塗り方や塗り重ねのタイミングなんかをコントロールしないといけない。けど、それが成功したときは、荒馬を乗りこなせたような勝った感はあるね。乗りにくい車ほど、可愛いって言うからね。ま、絵描いてる人なら当り前の話なんだけど。
柔術家作り…2
で、今度は色を塗っていく。まず影を入れる。。。そう!気付きました?そこのアナタなかなか鋭いですね〜。(ネタバレ注意!)そう!そうなんです。白い紙に描いてないんです。。。肌の色は元々ベージュの紙の描いてたのです。某M印良品の「再生紙クラフト」という紙が、またボクが使ってるマーカーのインクとの相性がピッタリなんです。染込み具合、厚み、筆の滑りが。再生紙で地球にもやさしい!なのでこの紙は、もう7,8年使ってるし多分日本一このM印の商品を買ってる自信ありますね。(個人でね。いや、全国3位には入るかな。)これ無しには描けない身体になってたんですが、数年前なぜか、このクラフト紙が品薄になった時期があり、どの店舗を探してもなくて、京滋阪神のM印に片っ端から電話して、発見したらそこに行って買い占めてました。独りオイルショック状態でした。。。当時12枚入200円が、今100円に値下がりしてかなり助かってます。そんなM印名品なんですが一つ大きな(かなり大きな)難点が!!それは何かと言うと!ハガキサイズしかないということだ!便せんになるとペラペラで変な線入ってるし、まったく別モンになってしまうのです。当時、ホントにハガキサイズに裁断前の大判を工場から回して欲しいと思ったもんです。(今でこそ、同じ色味で少々の紙ならその性質に対応しますが)当時は、色んな似たような紙で大きいサイズのを何種類も試してみましたが、やはりM印逸品の使い心地にはかなわなかったのです。。。(←※注意:これはM印のクラフト紙ではありません。)そこで生まれたのが、この切り絵の手法!元々ハガキサイズしかないので、分からないように黒線の際で切ってつなげていったのです。隠ぺい工作したのでした。。。けど、こういう難点を別のやり方で乗り越えたり、何か道具を使うにしても、使用方法を知らずに間違った使い方をし続けることによっても、新しい技法が生まれると思うな。ボクはその繰り返しですね。(そ、そんな秘密があったのか〜。)
柔術家作り…1
まず、下描き。これはにじまないペンで。まだ線だけの状態。メイク前のすっぴんと言ったところだろうか。今思ったけど、何となく田中美奈子さんに似てるような。。。田中美奈子さんと言えば『新・風のロンド』が、今日また凄かった。竹の定規で姪っ子の尻をひたすらしばき回すシーンが強烈でしたね。『病院へ行こう!』の方も今日初めて観ましたが、『温泉へ行こう!6』を期待してる身でしたが、特に嫌味な感じもなく逆に好感がもてましたね。何となく『温泉〜』イズムを継承してますし。お約束のトイレ掃除や話のパターンなど。患者さんの名前が『温泉〜』のキャスト名というのが心憎い演出だし、多分今後もそういう遊びがありそうな気がするな。『温泉〜』のキャストが、ひょっこり出てきそうな。そういうお約束や間違い探し的な見方ができるかも。1つ気になったのが、IT社長で病院のオーナーの部屋の席の背後に置いてあるMac G5が、あんな出窓に置いてて使い辛くないのかな?と。まセットの一部として置いてるんでしょうけど。
…柔術家でした。
(ちょっと今日のmemoは、きしょいと思いますよ。。。)昼ドラといえば、TBSの『温泉へ行こう!』が好きだったんですが。学生の頃は、午前中の一般教養を受けて昼帰って来て観てましたね。厳密に言うと4回生の頃は、卒業の単位がホンマにヤバかったので、朝1限目がトチれない。なので寝ずに朝から学校行って昼帰ってきて昼ドラ観て寝るという生活をしてました。。。『温泉へ行こう!』はシリーズが5まで続いてて、5の最終回がまだ続きそうな終り方だったんですが、6はないんですかね?今やってないドラマですが当時観てて、ある法則を発見したんですよ。それは、原作者か脚本家か登場人物の名前を決めた人はプロレス好きちゃうかな?ということです。実在するレスラーから名前を取ってるんではないかなと。例を挙げると。。。椎名薫→KAORU武藤健司→武藤敬司海堂慎也→橋本真也大谷真二→大谷晋二郎佐々木伸江→佐々木健介三沢怜子→三沢光晴高田加奈恵→高田延彦星野絹香→星野勘太郎?!etc…と、無理矢理後付けな部分もあるけど、新日本プロレスびいきなのかな?と、一番最初の放送は99年で、武藤も橋本も大谷もまだ新日だったし、倒産寸前の蔵原(旅館)を立て直すベく外部(東都銀行)から送り込まれたのが三沢怜子(つまり、新日にNOAHの三沢が着た感じ)だし。おまけに支配人・武藤さんを演じる田中実さん。新日本にも田中稔という選手がいる。これは偶然だけど。。。と、そんなことに気付いたところで、だからどうしたと言われたところで返す言葉がないですが、、、これ読んでる誰か1人ぐらいは分かってくれるやろ?という話でした。って言うか、2/6〜TBSで『病院へ行こう!』ってのが始まってるじゃないですか?!今知った。同じスタッフらしいし。。。武藤さんも伸江さんも出てる。んなアホな!これは6なさそうだ。。。http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/byouin/index-j.html
柔道家…?
昼ドラ『新・風のロンド』が非常におもしろいです。はい。息をするのを忘れて観ています。(ホント息してるどころでない。)先日の火事のシーンも、なんちゃってでなく(赤い照明に、カメラの前で炎を振ってるパターン、「おぇ!それ余裕で逃げれるやろ!」的なんでなく)CGも使ってるのか?結構凝ってましたし。野代建設会長(大介の父)も第1部→第2部と十数年の時の流れで、頭がハゲてしまったのだが、それがズラなのかCGなのか分からないくらい上手い事老けています。ゲーリー・オールドマンみたいに髪を抜いたのだろうか?ズラの際が分からない!そこばっかり見てしまいます。普通の昼ドラよりも細部へのこだわりを感じますね。野代家は長男・次男と亡くなってしまい、ヤサグれた三男・大介が社長になることになったのですが、この大介役の神保さんは、ボクの中ではTBSの『温泉へ行こう』シリーズ後期のやさしい海堂さんの印象が強かったので、悪い役に違和感があったのですが大分慣れてきました。悪っるいヤツですね〜。みんな緊迫した良い演技してるし、個人的に槙役・小沢真珠さん(火事で亡くなってしまいましたが)の妹・美絵役の魏涼子さんの演技が好きかなと。あのヤサグれた大介も唯一笑顔を見せる存在だし。それ意外のキャラは「何言ってやがんだ!」とつっこんでしまうキャラばかりなので。火事で槙と心中した次男・浩二も全く共感できないですな。明日以降も目が離せないかなと。これ観てる主婦と話したいですね。ま、詳しいストーリーは下記で。『新・風のロンド』http://www.tokai-tv.com/kazerondo/
ある絵の後頭部。
普段あんまテレビを観ない(昼ドラとかは観るけど。。。)んだけど、23:15頃『情熱大陸』をつけると、さいとうたかをさん(ゴルゴ13)だって(といいつつ、130〜140巻?もっと?出てるのは知ってるが、全く読んだことがない。ボクの中でゴルゴといえば、ゴルゴ池戸なのだ。。。)見入ってしまう。69歳で今尚現役で描き続けてるのも凄いし、ボソっと言った言葉「こんなの70のジジイのする量の仕事じゃねーよ!」とかが謙遜とかじゃなくて本音っぽいところがリアルでおもしろかったし、けど仕事はきっちりするみたいな。。当り前だが、カリスマをもった人でした。ボクと同じ”COPiC MULTILINER”のペンを使ってらしたし。最初っから観ればよかった。。。さ、絵描こ!http://www.saito-pro.co.jp/
Macの画面。。。
とはいいつつも、Macも使います。。。学校で、ちょびっと習ったものの、ほぼ独学なので本来の使い方と違ったりするかも。詳しい人が見ると、「そんなややこしい事してんのか?!それやったら、もっと簡単に出来るで!」と言われるかもしれないな。。。ま、変にMacを使えなかったことで、今のやり方が生まれたということもありますしね。手描き90%、Mac10%の割合ってとこですか。←今思ったけど、戌年の年賀状、そういやこういうエンブレムのパターンもあったなぁ。12年後か。いや、厳密にはネコ科になるのかな?犬と言えば、去年結婚した友人・島ちゃんのHPのトップの”ダルメシアン”の画像がかなりイイ!これはやられた。やるな〜。うまいな〜。(期間が経つと別の絵に変わるので、見るならお早めに!)http://uhauha2000.at.infoseek.co.jp/
机の上。。。
Cauliflower ear.
今描いてる絵ですが、ちょっと耳をわかしてみました。”耳がわく”ってのは、柔道やレスリングなどの寝技で耳が擦れて内出血をおこして、それをほっとくと固まってカリフラワーみたいになるコト。餃子耳とも言う。ラガーマンもなるらしい。内出血したら固まる前に注射で血を抜いてもらうとならないらしいですが。左右均等の整った、ただキレイな顔より、そばかすやホクロ、キズなどちょびっとだけバランスを崩す(ほんとに微妙に)のが好きです。0.3mmのホクロ1点でその人物に個性が生まれるし、551並みに”ある時”と”ない時”で見え方が全然違うのだ。その反面、ホクロによってマイナス(やり直し)になってしまう場合もあるので細心の注意が要求されるのだ。まさに諸刃の剣。毒を以って毒を制するのだ。場外にトペを慣行するようなもんなのだ。
今までよりデカい。
「コラ!カツオ!」。。。
かなり明けまして。。。
ひたすら(今さら)、年賀状作り。。。久々に文字を書いたら、手が全然動かない。字も下っ手クソ。何とか成人式前までに投函完了。。。こんなもんかなぁ。。。さ、次ぎ!次ぎ!新日が”1・4東京ドーム”を最後に、東京ドーム大会を撤退するわけだが、その最後の”1・4東京ドーム”の放送を観る。この1・4の東京ドームの大会は毎年恒例で、90年代には普通に当日ゴールデンタイムに2時間なりで放送されてたし、ここ数年は深夜ながら当日に2時間SPがあったりだったが、今回に至っては、SPすらないし、普通に深夜30分の通常放送だ。。。BSなどでは完全版が観られるのだろうけど、以前までは地上波の人間を無視してやがると思ってたし、全然やる気あらへんなと思ってたが、それだけじゃないのかもしれないな。放送枠自体が苦しくなってきてるのかもしれないな。そういう大人の事情は分からないけど。。。ファンがPRIDE、K-1に選択肢が広がり、そっちに流れてしまってるが、確かに新日の試合はしょっぱいけど。。。近い将来地上波では観れないマイナースポーツになってしまうんだろか?なんとかそうならないで欲しいな。。。曙はプロレス向きだな。根が優しい人なんだろなぁ。ボクも絵頑張らねば。。。