来週から、「真珠夫人」「牡丹と薔薇」に続く、愛憎と情念の世界 第3弾!『偽りの花園』って、観てくれと言わんばかりのが始まるそうですよ。http://www.tokai-tv.com/itsuwari/index.html
カテゴリー: 制作工程
マーガレット
Chrysanthemum frutescens
本文とは全く関係ない。
NHKのトップランナーの再放送で奈良美智さんの回がやってて、なにげに観てしまう。7年前(平成11年)ので、当時も観たと思うんだけど今観ても古さを全然感じないし最近のって言われても分からない。7年前だし、奈良さん自体作品や制作のコンセプトなんかも変わってるだろうし、そういう部分での古さを感じないって意味じゃなく、ボク自身が”その放送”を観てて「おおお〜〜。」って、今聞いても(今の方が?)シンパシーを感じたというか。。。ボク自身、奈良さんの作品はイイなと思うけど(いや、好きですよ)、ムチャクチャ熱狂的なファンってわけではない。けど、観終った後、創作意欲が沸くのはまぁ当然なんだけど、何かカラダが軽くなったというかモヤモヤが晴れたような、、、上手いコト言えないけどカラダが浄化されたような、「よし!このまま突き進んで行くぞ!!」って感覚になる。さ、がんばろ!
デジカメの簡易画像だけど。
zoom。
いつも人物の顔描いてて起こることだが、同じ絵でも見るタイミングによって表情が違って見える。人物の感情面だけでなく”イケてる”って感じる時と”アレ?ヤバイ!”って感じる良し悪しの次元の話。しかもそれは、描いた次の日見てとかはもちろんだが数分でも起る。手を加えたわけでもないのに、良く見えたり悪く見えたり交互に起る。それで、気になる部分を修正してくと”きたー!”ってピントが合う。それが来ると何回見返しても「イイ!イイこれ、イイ!」となる。けど、ボクの場合(人物の顔の場合)、自画自賛っていうよりは(いや、自画自賛ですけどぉ。)、自分が描いたモノなんだけど自分が描いたモノじゃなくなるというか。客観的とはまた違うかもしれないけど、その人物が出来上がってしまうと絵というよりは、独立した人物が独り歩きするというか、単純に「あ!この人カワイイなぁ!」とか「う〜わ!タイプ!」って感じで(ちょっと、きしょいコト言うてます?)上手いコト言えないけど、絵としての良し悪しももちろん考えるけど、自分が惹かれるタイプの人かどうか、その人物に魅力を感じるかどうかが、イケてるイケてないの(自分の中での)基準になってるかもしれません。無意識レベルの話ですよ!って、ふと考えてみる今日この頃。外はもう明るくなってきた。。。
花1
花2
5メガネ。
例の嘘眼鏡を。。。
”眼鏡があるとき〜〜。”
もちろん、このメガネは自分用に作ったわけじゃなく、この絵の人用に作ったモノ。とくに狙ったわけじゃないんですが、もしや?と思って自分でかけてみたら、実際の(実在の)人間用のサイズだったんです。(例えるなら、水道の蛇口の上の部分のカバーがなくなってたところに瓶ビールのフタが偶然同じサイズではめ込めたような感覚?)最終的にメガネかけさす予定で作ってても、メガネなしの段階で思いのほか良い顔が出来て「メガネかけさすのもったいないなぁ〜」ってなりかけたので、メガネかけても魅力的な顔になるようにもっていく。自分的には、メガネあり、なし両方アリな感じに仕上がりました。でも、この人に関してはメガネしてる方が好きかな。。。個人的な趣味(フェティシズム)の問題ですけどね。。。とりあえず、”嘘”眼鏡ではなくなる。
”眼鏡がないとき〜〜。”
色白な感じの人を描いてみる。いつもより明るめの色の紙にして、チークも薄めにしてみました。この絵に限った話ではないですが、ボクが使ってるコピックは、絵の具(種類や技法によって違いますが、アクリルなら塗り重ねが出来る。)と違ってもちろんマーカーなので色を紙に”染込ます”って原理なんです。なので薄い色の上には同系色の濃い色は塗れますが、濃い色の上に薄い色を塗っても色がのりません。なので塗れば塗るほど、色数が増えれば増えるほど深みが出ると同時に色も濃くなっていきます。すると、無意識にも足し算し過ぎてしまいます。ある程度はいいけど、人間なかなか引き算が出来ないものです。なので、その描き込みが本当に必要かどうかも考えないといけないし、意識しないといけないなと。料理の味付けと一緒なんですかね?少し数を描くと、どうしても唇はこの色をこの順番に塗って、この部分にはこの色を塗って、ってマンネリなカタチが出来てしまいます。ここにコレを塗ったら完成って変なカタチが出来たら描いてても楽しくないし、今度は今来た道をちょっとバックして、いらん要素を削ってまた、違う行ったことない道を探して進むって作業になってくるんですかね。描き込みだけでなくモチーフにしても画面に色んな要素を入れて空間を埋めれば画面がもつでしょうけど、絵を描く以上やはり最小限の要素でも勝負できんねんぞ!って事も言いたいし、そう言えるような物が出来るように日々意識していかないといけないですしね。と自分に言い聞かせて、、、と。素材の持ち味(アクセサリーやモチーフだけでなく、人物の個性)で。全部のせラーメンも美味いけど、素ラーメンでも勝負出来んねんぞ!ってラーメン屋みたいな?いや「この麺、生でも食べれるんですよ!」ってぐらいの? 何で、こんな話になってったのか分かりませんね。ま、いいや。そんな気分だったので。ちなみに、”2006.03.03”のmemoの目は左の絵の人のです。左の絵、勘のイイ方はこの後どうなるか、もう分かりましたよね?
(ある意味、トーマス・デマンド?)
嘘眼鏡。
どうだろう?
こんな感じ。
デジカメ画像なので、ま、ホクロ分かりませんが。重要なんです。今日、ちょっとした温泉(車で行ける市内の)に行ったのだが、そこでサウナに入る。サウナの中はテレビが付いて(着いて)て、フィギュアスケートがやってたので観る。おじいやおっさんばっかり(そら男湯やもん)で鮨詰め状態で観る。が、そう長いこと入ってられないので4〜5組しか観れない。アイスダンス?ペアのエキシビジョンがやってて、アクロバチックなことやってましたね。ブレーンバスターやカナディアンバックブリーカー、ドラゴン・キッドの相手のカラダに絡み付くような技みたいなんもしてたし、あれプロレス技に活かせるんじゃないかなぁ?ルチャ系の選手で。チャパリータASARI的な感じで、トップロープから4回転ボディープレスとか、相手をロープに振ってカウンターで4回転とか。。。倒れてる相手のお腹の上でスピンするとか。。。健介・中嶋勝彦組のツープラトン技で、健介が勝彦をスピンさせながら相手に投げ付ける、なんてのもできそうだな。なんて、きしょいコトをサウナの数分間で考える。良いお湯でした。。。