カテゴリー: 制作工程
この”手に持てる”感がイイ。
密かに、こんなモンあったり。何年か前に作った、”京都市美術館”。もちろん、コレも切り絵で全部パーツを組み合わして作ってます。自分で言うのも何やけど、今見ても結構イイんちゃう?コレ。建もんもイケるね〜。うん〜。コレも当時、作った後に本物の京都市美術館を見たら、”うわ!自分の絵が実写化された!”的な不思議な感覚になったのを憶えている。って言うか今回も原画をず〜っと見て、実写の画像見たらまた同じ感覚になった。
『京都市美術館』
某書店にて。
書店に列んだらこんな感じ。
『マンハッタン・コールガールの日記』角川文庫。
著者 トレイシー・クワン 訳者 竹内さなみ
発売日:2007年2月24日
定価:本体781円(税別)
文庫判
ISBN 978-4-04-296601-2-C0197
ですので、ひとつ。
ナンシーができるまで…..18
ナンシーができるまで…..17
ナンシーができるまで…..16
比べるとこんな感じ。(ここだけの話。)before(上)とafter(下)??
?
ナンシーができるまで…..15
普段切り絵にしてるので、こういう時はその部分だけを取り替えるという利点があるのだが、眉毛や微妙な表情などデリケートな部分は直に描いてたりするので、眉毛を数mm上げるのに、逆に大掛かりな事になってしまうのだ。ってことは、次回から眉毛も別パーツで作った方がいいのかなと。まぁ、状況によりけりだがやり方を考えなあかんかなと。で、差し換える。リアルな話をすると、切り絵で差し換えが利くものの、しっかり貼付けたりしてると、貼ったり剥がしたりを繰り返すと紙に負担がかかるので、極力避けた方がいいのだが、顔にメスを入れる判断の方が作品的に良くなるのであれば、そっちを選択するかな。ま、切り貼りの数だけ、やり直してると言っても過言ではない。ちなみに、(ここだけの話)実はこのナンシーの前に別のナンシーを作ってたのだが切り貼りを繰り返し過ぎて、180Kのケント紙が厚い部分で8層、9層とカチンコチンのガチガチに重ね過ぎて修復不可能な状態に。。。っていう失敗もあったりしつつ。そんな裏話もあったり。