18歳の頃に買って、ずっと使ってたデザインカッターが根元から折れる!!
カテゴリー: 制作工程
『LPジャケ展04』搬入。
神戸の住吉駅(この駅に来るたびに住吉美紀さんを連想してちょっと嬉しくなる)にあるcaffe NEUTRALで9/6〜9/27まで開催される『LPジャケ展04』の搬入に行く。(余談だけどキーボードで”搬入”って打つ時、”N”を何回押したらいいか分からなくなるよね)
さくらいはじめ先生のDMです。
こんな感じで搬入してきます。人数が多かったのでサクッと終了。
僕も2枚だけ手伝う。
おおお〜〜〜〜。(自主規制)
ま、どうなったかはcaffe NEUTRALで!!
僕のをチラッと。これはレーベル部分。
(真心の”空にまいあがれ”。今年デビュー20周年だし。)
ジャケ自体には背景があるけど、これは人物部分のみ使用。回ることを想定してこんなデザインに。
あっ!っていうか誤字発見!!
”KURAMOTO”(誤)→”KURAMOCHI”(正)です。
会場では脳内補完して下さい。
原画はこんな感じ。この”手に持てる”感が、何か嬉しいんですよね。
これに、背景がつくわけです。(何かえらいファンタジ〜なことしてるじゃないっすか〜)というわけで、今回は原画の展示ではなく出力作品と、あと”フェイクLP”(あたかもさもLPかのような手に取れるLP)が置かれてます。楽曲自体も聴けるとか。
詳しくは、
「LPジャケ展04」特設サイトにて!
だ!是非!
花村萬月 著『なかで、ごめんね』
花村萬月さんの新刊『なかで、ごめんね』の装画を描きました。
『なかで、ごめんね』
発行年月日:2009年8月27日
出版社:講談社
サイズ:四六変型
ページ数:232
ISBN:978-4-06-215769-8
定価(税込):1,470円
帯で隠れて(隠して)るんですが、表1だけじゃなく表4そして巻き込み部分まで絵を描いてるので、是非カバーを全部開いて見て欲しいところです。北海道を旅する話なのですが、そのパノラマ感をイメージしてみました。ちょっと書店でカバーを剥がして見るのは勇気がいると思うので買ってからの方が良いかもですね。
帯が”ある時〜♪”と、”ない時〜♪”と全然イメージが変わるので、あっ!両方同時に楽しみたい人は2冊買うって手もありますね。(マジで)
ってことで。
『小説すばる』9月号 最終回
てんとう虫の作り方。
『小説すばる』5月号
『小説すばる』5月号(4月17日発売分)の中場利一さんの連載小説
『僕と健太と七海の最後の祭り』の挿絵を描かせてもらいました。
『小説すばる』5月号
こちら、原画。
あら、馬に乗ってますね。
(あら?制服がセーラー服からブレザーになってますね。。。ここだけの話これまで勝手にセーラー服だと思って描いてたら、今回描く前に読んでてブレザーだったという衝撃的事実が発覚!あくまで、ここだけの話ですよ!その裏話も含め楽しんでいただければと。)
このね、”手に持てる”感ね、何か嬉しいんですよね。
絵に描いた餅じゃなくなる感がね。
で、完成がこんな感じ。
何かっていうと、だんじりの腰回りの木彫の中に主人公とヒロインの2人が迷い込んだ的な感じですかね。もちろん物語の中にこんな場面はないんですが、アイデア的にどっかでやっときたかったんですよね。
敬愛する楳図先生の『わたしは真悟』の扉絵的なことがやりたかったんですよね。悟と真鈴が話とは別に色んなとこにいる感じのね。神過ぎます。
そして、『僕と健太と七海の最後の祭り』の話の方は、
前回、七海(ヒロイン)の登場が少なかったですが、今回は七海のターンですよ!ヤマト(主人公)との関係がどうなっていくのか、目が離せませんねぇ〜。そんな感じで2点絵描いてます。書店で見てみて下さい!
『小説すばる』
5月号4月17日(金)発売。定価880円(税込)
実験的に。
描いた絵をスキャナーではなく、デジカメで撮ってみる。実験的に。
デジタル化っていうよりは、人物をモデルに見立てて。なので影でつぶれるとこはつぶれちゃって全然構わないし、背景とか屋外にロケに行ったりしてもいいかなとか考えたり。模索中ですが。
実験というか、
絵というよりは人物(モデル)を作っちゃって、欲しい部分でトリミングするっちゅー考え方なんですかね。なので(この絵はそうでもないけど)他の絵でも、使わない部分まで描いたりするんですよね。極端な話、全身作っても、顔だけしか使わなかったり。作ってない部分が急に必要になって後から足すよりは先に多めに準備しておきます。
『蛍雪学園(男子)』が出来るまで …06
そしていよいよ完成です。
こんな感じでレペットを履かせます。上履きチックですね。
裾もちょっと修正しつつ。
そして完成!
サイズが分かるように、左に見切れてるのは僕の足です。
そして、パソコンに取り込んで色調補正した完成型がこれですね。
おおお〜〜、これは現役受験生でなくとも、
”蛍雪時代 3月臨時増刊号『現役合格スタート号』”買わん手はないですね〜。
『蛍雪学園(男子)』が出来るまで …05
『蛍雪学園(男子)』が出来るまで …04
『蛍雪学園(男子)』が出来るまで …03
ARTEEでお世話になっているROUND.incさんが、
”tshirt.co.jp”というサイトを立ち上げました。
簡単にTシャツを作れるクリエイター・学生大歓迎のサイトです。安っ!!
詳しくは下記プロモーション動画を!
(プリント工程が色々見れておもしろいですよ)
tshirt.co.jp
『蛍雪学園(男子)』が出来るまで …02
『蛍雪学園(男子)』が出来るまで …01
『非婚同盟』、猪さん亡くなってしまいましたね。いや〜、豪快な人でした。何か週末か週明け位にまた”〜○年後”的に年月が経ちそうな雰囲気ですね。由起子が産んだ子も4歳位になりつつ、アメリカに行く小百合も帰ってきつつ的な?とみてるんですが。
というわけで、”蛍雪学園男子編も見ぃ〜せぇ〜て!見ぃ〜せぇ〜て!”的な女性陣の声が聞こえてきそうなので、男子編を!
(お手持ちの本を見ながら見てもらうとより一層楽しめると思いますよ!)
まず、線画ですね。
『蛍雪学園(女子)』が出来るまで …08
残す所、ネクタイとシャツだけになりましたね。
いよいよ、完成です。
ネクタイ。この二つを組み合わせて、
ちょっと”ゴーゴー夕張”感も出しつつ?
(直接モデルにはしてないけど、よぎるよね。前髪フェチなのでね)
制服を描いてたので、街に出たら制服に目がいっちゃうんですが。
いや、イヤらしい目ではなくて、いつも起こる現象で制服にかぎらずですが、そのモチーフを細部まで細かく描いてると、街中でそのモチーフに出会うとついつい目がいっちゃうんです。ヒドい時は、自分の絵の方が本物で、現実の物が 「うわ!実写化された!」って凄い錯覚を起こします。もちろん情報として分かってるんだけど、脳が変な感覚(これがおもしろい)になるんですよね。
そんな感じで現実の制服にも目がいくんですが、現実の制服って改めて見ると案外てろんてろんの薄い生地でしょぼい作りであんま良くないな、と思ったり。量産品だからそんなモンなのかな。
今回描いたジャケットやスカートは厚みのある高級感を意識して細部までこだわって作ったんですが。そんな発見もあったり。
何か森高千里が浮かんだりもしますね。
んで、これで完成ですね。
(デカイのを無理矢理撮ってるので、ちょっと上と下がたわんでますが)
最後、お約束の”手に持てる”感をやろうとしたら、持ちきれん!
そして、パソコンに取り込んで色調補正した完成型がこれですね。
おおお〜〜、これは現役受験生でなくとも、
”蛍雪時代 3月臨時増刊号『現役合格スタート号』”買わん手はないですね〜。ということで”『蛍雪学園(女子)』ができるまで”でした〜。
んえっ?!男子も見せろって?!
んんん〜〜〜、、、しょうがないなぁ〜〜〜。
『蛍雪学園(女子)』が出来るまで …07
着せ替え人形的なニュアンスですかね。男子風に言うと聖衣(クロス)?
失敗したり、気に入らなかったりしたら部分的に作り替えればいいし、
微妙な位置や角度を変えたり、微調整できるので便利ですよ。
そんでまた合体。
”3つ〜の心が〜 1つになれぇ〜えば〜♪”の、ゲッターロボ原理ですね。
こんな感じかな。
足開いてるのと閉じてるのとで、イメージがガラッと変わりますね。
で、また合体&スカートの向こう側(足の奥の裏地)もつけつつ。
ちょっと暗い(この足作ってる時は夜ですね)ですが、つまりこうなるわけですね。
お!ってことは残すは、ネクタイと胸元で堂々完成ですね。
いよいよ明日は完結編です!!乞うご期待!!
迫真のリアルを見逃すな!!!
『蛍雪学園(女子)』が出来るまで …06
何故か急に”チコタンの曲”が頭に浮かんでYouTube探したらありました。
”こどものための合唱組曲 チコタン-ぼくのおよめさん”
ニコニコ動画だとアニメもあるんですね。泣きそう。
初めて観たけどアニメーション的にも味があってイイっすね。
”チコタン-ぼくのおよめさん(アニメ版)”
別の曲で、”日曜日-ひとりぼっちの祈り”ってのも初めて聴いたけど、
これまたショッキングですね。今流すべき曲だと思います。
”合唱組曲 日曜日-ひとりぼっちの祈り”
あと、全然関係ないけど、何年か前によく流れてた関西弁の曲歌ってたん誰やろ?と思って調べたら、コレか。
”Laugh & Peace featuring 藤田陽子-ちょっときいてな”
で、次ネクタイいきたいところだけど、スカートの出来具合(色味)に合わせようということで、先スカート。
こんなパーツを、
こんな台紙というか、下描き的なのの上に貼付けていきます。
手前と奥とあるので、切り目を入れて巻き込ませつつね。
するってーと、こんなのが出来るわけですね。
塗り方など試行錯誤しながらやったけど、我ながらイイ感じだと思います。
この”手に持てる”感がね。
”何かブーメラン的な武器”感がね。
あんま安っぽいチェックにはしたくなくて、かつアニメやゲームキャラ的な感じにならないように、しかし実際ありそうな、それでいてよく見ると結構細かい仕事してるやん的なイメージにしたかったので、ちょっとエスニック調な柄に。しかし退いて見てみたら英国チックな感じにも見える?的な何かイイ具合になったんちゃいますかね。