『悪人』

TVでやってた李相日監督『悪人』を観る。
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『悪人』(2010年/日本/139min)


タイトルのイメージから勝手にもっとバイオレンスで派手なものかと思ったら、意外と王道だったと言うか、ひねりを入れずそのまま直球な話なのね。マスコミや警察の描き方も、よくある過剰に煽り立てる感じでなく、そういう雑音は抑えめにあくまで当事者の日常を淡々と描いてて、犯罪者の特殊な心理ではなく、誰にでも起こりうる状況をキレいにまとめてるね。
昼ドラで親子2代か3代を描いた作品でよくあるのが、酒癖が悪くて酷い父親を母親が子(まだ小さい)を守るために殺めてしまって時代が流れて子が大きくなって、その父の悪い部分を知らないから母を殺人者扱いするパターンがあるけど、それに通ずる人間の心理?(もちろん殺人はいけないことで、そんなことはみんな分ってるのでそういうレベルの話ではなく)今日常で怒ってる殺人事件の中にもこういうケースはあるのかもしれないし、加害者や被害者双方の家族の対応、世間の反応もこれがリアルなのかもしれないね。
バスの運転手のおっさんの対応がカッチョよかった。
うん、キレいにバランスよくまとまってんちゃいますかね。
別モンやけど、青春H2シリーズの白石晃士監督の『超・悪人』も観たいよね。


・『悪人』
・『悪人』予告篇

『カイジ 人生逆転ゲーム』

TVでやってた佐藤東弥監督『カイジ 人生奪回ゲーム』を観る。
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『カイジ 人生奪回ゲーム』(2009年/日本/129min)

う〜〜ん、TVなので放送時間的にもカットされてるので、無茶苦茶展開が早いし、すんごい詰め込み過ぎてて行間がない感じだね。フルバージョンを観てないので何とも言えないけど。

・『カイジ 人生奪回ゲーム』
・『カイジ 人生奪回ゲーム』予告篇

『君に届け』

『妖怪人間ベム』の実写版始まりましたね。
ベム役の人が全然スキンヘッドのおっさんじゃないね。若いしベラ役の杏ちゃんの方が背が高いからベロと子役2人みたいな変な感じやね。とは言えベムよりも杏ちゃんが前に前に出て喋るし、杏ちゃんが主役みたいな感じやから嬉しいね。で、杏ちゃんがスタイルいいだけに変身形態が凄いスタイル悪いね。


そんなこともありつつ、
金曜ロードショーでやってた熊澤尚人監督『君に届け』を観る。
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『君に届け』(2010年/日本/128min)


劇場で観た時にも思ったけど、1年間のエピソードを2時間にしてるから、凄いテンポが早かった印象だったけど、TVサイズでさらに短くなってるから、無茶苦茶展開早かったね。
で、石っころでキャッチボールするのはやっぱおかしい。
多部ちゃんは、デフォルメ爽子美人爽子の中間に似てるね。
ま、感想は前回観た時ので>>

・『君に届け』
・『君に届け』予告篇

『Annie in Wonderland』

最近の絵。
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アリス的な何かな感じで。(某有名な写真から描いてるんですが)

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↑コチラでっかい画像
(クリックすると、でっかいのが見れます。)


つづて、メイキング。
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顔を描きつつ、目の玉を入れつつ。

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髪の毛を生やしつつ。

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ブラウスのパーツを用意しつつ。

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合体させつつ。

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レースのひらひらしたのを用意しつつ。

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こんな感じで、さっきの人に着せつつ。

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手も描きつつ。

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スカートを用意しつつ。
(この柄見たら、どこのブランドのチェックか分ちゃうんですが)

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履かしつつ。

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アクセサリー類も色々身に付けつつ。

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足を用意しつつ。

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こんな感じで、スカートから出しつつ。

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靴を用意しつつ。

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こんな感じで履かして、

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人物は完成。

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続いて部屋。

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シャンデリアや、

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カーテンや、

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ソファーや、

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色々家具類を用意。

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部屋に設置しつつ。
つづいて、テーブル周り。
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こんな感じで、パーツを用意しつつ。
(この標本的な並べ方、結構好きなんですけどね。)

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こんな感じで合体。

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このレイヤー感がたまらんのですよね。

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で、部屋に設置して。

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完成。

『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』

文博の『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展』後、そのまま京都シネマへ。
ヤン・シュヴァンクマイエル監督『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』を観る。

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『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』(2010年/チェコ/108min)


みんなが大好き、ヤン・シュヴァンクマイエル新作。
モノクロの背景にカラーの人物やモチーフのコントラストが気持ちいいし、カットアウトアニメなので、その切り口や稼働させるためのジョイント部分や質感が、(僕も切り絵で作ってるので)たまりませんね。そして、圧倒的センスによる安心感ね。とにかく、たまりません。パソコンが出て来たり現代な感じが新鮮。
若干登場人物の名前がややこしいし夢と現実の曖昧な世界なので、もう1回観たいところですね。DVD出たら勿論買いですし、繰り返し細かく観たいところですね。色々刺激をうける。


その後、
京都シネマと同じフロアにある京都精華大学がやってるkara-Sで、
『デディケイト・トゥ・シュヴァンクマイエル』という関連展示を観つつ。
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ヤン・シュヴァンクマイエルに、みんな影響を受けてるっちゅうことですね。
嫌いって人、聞いたことないもんね。


・『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』

・『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』Trailer

”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”(後期)『〜映画とその周辺〜』

京都文化博物館の別館ホールで開催中の、
”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”(後期)を観に行く。
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”ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展”

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今回の展示は映画で実際に使われたプロップからオブジェ、エヴァさんの絵画作品と、どれもたまりません!いや〜、これはたまらん!
前回に引き続き、感じたのが旧日本銀行京都支店というロケーションと圧倒的な作品の世界観に反して、展示方法が非常にちゃっちい。。。(精華大の学生さんがやってるから?会場描各所に座ってる学芸員の人(これも学生?)が結構な確率で寝てたね。『サヴァイヴィング ライフ』してましたね)吹き抜けの広いスペースなので、壁を作らないといけないんだけど証明が家庭用のクリップライトで、その配線がむき出しで延長コードがいっぱい丸見えだったのが残念だったり、オブジェ作品の展示の高さが低過ぎて、全部かがんで観なアカンかったのがしんどかったけど。まぁ今回はそれも忘れるくらい作品に感動。

何回も観てる映像作品のオブジェがまさか肉眼で観れるとは(年代物のあるので)思ってなかったので、感動。『ファウスト』(1994年)の舞台装置や『陥し穴と振り子』(1983年)の装置(これはモノクロ作品なんだけど、現物はこんな色やったんですね)等、実際のサイズ感が分って、その大きさとボリュームに感動。とにかく、映像で見慣れた色んなモンがあって、たまらんとしか言えないね。京都に住んでて良かったぁ。DVD観返そ!

『電人ザボーガー』

井口昇監督『電人ザボーガー』がついに公開されたので、
T・ジョイ京都に観に行く!
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『電人ザボーガー』(2011年/日本/114min)


いや〜。おもしろかったし感動した!
※ネタバレ必須で書いちゃうけど。
TV版と若干細かい設定や関係性が変わってたけど、上手いこと再構築されてた。
主題歌もリメイクしてるんだけど、映画始まってすぐの戦闘シーンのBGMで、グッと鷲掴み!TV版のBGMもちゃんと再現して(秋月玄が出て来る時のBGMも)し、変に今風の全然別なものにしてなくてイイね。しかも子門真人版(オリジナル版)の曲も劇中山場でかかるし。CMに行く時のイラストもあるし。
その他、非常にオリジナル版への愛情を感じるし、井口監督含め作ってる人が、これまでのあらゆるリメイク(日本のも、ハリウッドリメイクも)ものの、全然違うものになっての原作・オリジナルのファン側のやるせない気持ちを持ってはる人らなので、今回のザボーガーは非常にファンの気持ちを分ったはるんだと思う。
これは、リメイクものの成功したパターンだし、井口版続編でもある!そして、ちゃんと井口監督のテイストもビッチリ入っている!
昨今のリメイクって、コスチュームやマシーンの表現が、嫌な緻密さというか、無駄に模様や飾りが入ってグッとない!

※ネタバレ必須で書いちゃうけど。
ちゃんと恐竜軍団要素も入ってる(顔がゴジラやったかも?”ド〜〜ラゴ〜〜ン”言うてたね)し、ブラックホークマシーンホーク)がロボットに変形!しかも女の子やった!(当時、マシーンホークもロボットに変形する案もあったけど、予算的に実現出来なかったらしい)
あと、ジャンボメカですよ!(あんまり詳しく書かないけど)AKIKOのおへそのそばのホクロがイイですね!そして、AKIKOを演じる佐津川愛美さんが巨大化して街を破壊するのがイイ!女の子が巨大化するのはイイね!それに登るのはさらにイイ!

その他、グッとくるシーン満載!
個人的に、ミスボーグAKIKOに感情移入しちゃって切ない気持ちになった。
テーマ的にもかなり奥が深いし考えさせられる!
そして、大門役の古原靖久さんのオリジナル版ばりの熱いセリフまわしや演技がよかった(秋月玄も)し、古原靖久さんで井口監督にTV版ザボーガーやってほしいね。なんなら、今後のあらゆるリメイクものを井口監督にやって欲しいね。うん、井口監督は信用できる!
あ〜〜、ザボーガーまた観たくなってきた!!


・『電人ザボーガー』
・『電人ザボーガー』特報
・『電人ザボーガー』予告篇
・『電人ザボーガー』予告篇(ロングバージョン)

・スーパージョッキー『電人ザボーガー名場面Best 10』


その後、
T・ジョイ京都のトイレに行くと。
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TOILET へ GO!

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便器の中に、マシーンホークが!

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自分なりの必殺技を食らわしてやりましたよ!

”寿司颱風祭” 京都上陸!!

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
豪華賞品が当たるスタンプラリーを開催中ですね!
(↓密かにこのチラシ、僕が作ったんですが)
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以下、転載。

【スシタイフーン スタンプラリー開催!】
(+『電人ザボーガー』も対象作!)

スタンプ4つを集めていただくと、抽選で素敵なプレゼントが当たります!
○対象作品
京都みなみ会館 スシタイフーン4作品 10/8-10/21
『エイリアンVSニンジャ』『ヘルドライバー』『極道兵器』
『デッドボール』

T・ジョイ京都 『電人ザボーガー』10/15よりロードショー!
※スタンプはございません。ご鑑賞時の半券をテープなどで、
しっかり貼り付けてご応募下さい。

なお、ちょっと遠いですが、
シネマスコーレ(名古屋)の『電人ザボーガー』ご鑑賞でも、
スタンプ押印いたします!


○プレゼント
【豪華総勢22名のサイン入りスシタイフーンパンフレット】1名様
『ヘルドライバー』8名のサイン入りポートレート】1名様
『電人ザボーガー』サイン入りチラシ】3名様


○注意点
ご応募は、京都みなみ会館にて受け付けております。
締め切りは、11/20(日)までです。
当選者の方には、メールまたはお電話にて、
ご連絡を差し上げます。

※ご応募・お問い合わせは、京都みなみ会館にお願いいたします。
T・ジョイ京都では応募受付できません。)

です!
更に詳しい内容は、京都みなみ会館のサイトへ→

『デッドボール』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
山口雄大監督『デッドボール』を観る。20111013.jpg
『デッドボール』(2011年/日本/99min)


う、う〜〜〜ん、、、、ぜ、全然おもしろくないね。。。
山口雄大監督と言えば、漫☆画太郎先生『地獄甲子園』を実写化した時は、あまりにヒド過ぎてふざけんな!適当な事すんな!と非常に腹が立った(『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』も)。”実写化できそうにないギャグ漫画を、あえて実写化するのが得意芸”とか言われてるけど、挑むだけで成功してないし、いらんことしんといて欲しいと思いつつ、今度こそは今度こそはと作品を観るけどことごとく残念な気持ちになるね。そんなこともありつつ、今回もキナ臭いニオイがしてたし、あまりハードルを上げず暖かい目で冷静に観ようと望んでみる。
今作は、漫☆画太郎作品の実写化ではなく、『地獄甲子園』から山口雄大監督が発展させたもので実写化ではないが、冷静に客観的に観て、、、単純におもしろくないね。。。劇場中誰も笑ってないし観終わった後、みんな無言でゾロゾロ帰っていったし。
西村映造とVFXの鹿角さんスタジオバックホーン)を、悪い意味でムダ使いしてるね。
この人は、ギャグセンスは無いと思う。(いや、僕に面白く感じるセンスがないのか?でもこれを観て面白い言う人とは話合わんし、仲良く出来そうにないな)

ま、良かったのは、藤田嗣治を彷彿とさせるメガネ役がなんと星野真里さん(どないしたんや?!)のキャスティングは良かったかな。

個人的に”SUSHI TYPHOONまつり”に順位を付けると、
1位『ヘルドライバー』
2位『エイリアンVSニンジャ』
3位『極道兵器』
4位『デッドボール』

かな。(※個人の感想です。)


・『デッドボール』

・『デッドボール』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

『極道兵器』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
坂口拓監督・山口雄大監督『極道兵器』を観る。
これも期待してた作品。
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『極道兵器』(2010年/日本/100min)


これまたVFXスーバイザーの鹿角さんの仕事量がハンパない!”SUSHI TYPHOONまつり”で唯一?全4作品に参加されてて、凄い仕事量ですよ。
この映画は、中盤まで結構派手な感じで、最後はやっぱ肉体と肉体のぶつかり合いでしょ的な『魁!!男塾』パターンですね。何分あったか分らんぐらい長い1カットのアクションシーンありましたね。大変そう。泉カイさんも体張ってはった。
あと、個人的に昼ドラ『毒姫とわたし』を観てて、凄い口が悪い関西弁(ちょっとイントネーションおかしいけど、関西出身ちゃうけど関西弁使ってるって設定)の黒川芽以さんの口悪い感じがちょっとクセになってて気になってたんだけど、この『極道兵器』でもイントネーションおかしいけど、広島弁か関西弁の様な極道口調を使っててグッといたかな。
まぁ、派手でおもしろかったと思う。


・『極道兵器』
・『極道兵器』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

『ヘルドライバー』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
西村喜廣監督『ヘルドライバー』を観る。
”SUSHI TYPHOONまつり”の中で一番観たかった作品ですね。
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『ヘルドライバー』(2010年/日本/117min)


いや〜凄かった。西村監督は作品を追うごとにどんどんエスカレートしていきますね。今回は西村映造の作り物も、鹿角さんのVFXの量がはんぱなかったですね。登場人物もこれまでで一番多かった(VFXの細かい人間たちも含め)かもしれない。
しいなえいひさんと原裕美子さんは顔立ちも何となく似てるし親子に見えるね。
そして、武器がまたカッチョイイ。日本刀の刃がチェーンソーになってて、これは『東京残酷警察』のコメンタリーで、西村監督がやりたいって言ってたのをカタチにしはったんですね。西村監督は、他の人がやろうとしない(出来ない)事を実際作っちゃって見せてくれる(構造的に無理なものもあるけど、ちゃんとやって見せてくれる)のがいいですよね。
あとは、これまでに西村作品やその周辺作品で共演した役者さんやいつもの面々がいっぱい出て来るので観てて楽しいですね。そういう繋がりを大事にしはるところも、西村監督井口監督の良い所ですね。

以前、キシケンさんに良い話を聞いたのだけど、西村監督曰く、特殊造形の作り物は、手間や時間、予算的にも一番最初に削られがちなので、おもっきりやる的なことを言ってはったけど、今回も自分が監督で自分とこで作ってるのでおもっきりやってましたね。主人公”キカ”は確か西村監督の娘さんの名前だし、劇中に出て来た”西村ハルカ”というプレートを首から下げてた娘は、多分西村監督の実娘じゃないかな?(どこにも書いてないので真相はわからないけど)だとしたら、凄い英才教育(エリート)なので、大人になったらおもしろ感性の娘に育つかもしれないね。
”SUSHI TYPHOONまつり”の4作品観たけど1番好き。やってる事は陰惨なんだけど観ててホッとするというか安心するね。


・『ヘルドライバー』

・『ヘルドライバー』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

『エイリアンVSニンジャ』

京都みなみ会館で開催中の”SUSHI TYPHOONまつり”で、
千葉誠治監督『エイリアンVSニンジャ』を観る。
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『エイリアンVSニンジャ』(2010年/日本/80min)


テンポも良くておもろかった。
ギャグシーンや、性的な表現(脱がないけど、それを思わす様な表現)もあって、良かったし、肘井美佳さんが色っぽかった。
こういうVシネっぽい雰囲気のSF忍者ものって、地味でもっちゃりしがちだけどアクションもよかったし、おもしろかったと思う。
最後の方のお寺は、『片腕マシンガール』とか結構ロケに使われるとこでしたね。

・『エイリアンVSニンジャ』
・『エイリアンVSニンジャ』Trailer
・SUSHI TYPHOON まつり 予告編

井口昇監督『電人ザボーガー』トークショー

10/15(土)〜、井口昇監督『電人ザボーガー』が全国公開されるのに先駆け、T・ジョイ京都が入ってるイオンモール京都Sakura広場で、井口監督・ザボーガー・古原靖久さん(大門豊の青年期役)のトークショーイベントがあったので観に行ってきました。

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生ザボーガーに感動!中の人(雑誌SPA!の記事で公になってるので書いていいのかな?)カラサワイサオさんは井口作品も色々されてて監督との関係性が出来ているので、イベントでの井口監督とザボーガーのコント的やり取りもイイ味出てました。
『電人ザボーガー』
早く観たいっ!!!!!

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井口監督にご挨拶出来る機会があったので、以前、京都みなみ会館での
『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の特集上映時にSPOTTED373チームで作った本気鉄仮面を持参。

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井口監督に被っていただく。実際映画で使われたものよりかなりサイズが大きいのですが、ピッタリじゃないですか!

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『戦闘少女』佳恵役のすぅちゃんに引き続き、井口監督のサインをして頂きました。ありがとうございます。

そして、、、
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井口監督の名著『恋の腹痛、見ちゃイヤ!イヤ!』(コレおもしろいですよ)に、

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まで、サインをいただきました。圧倒的感謝!ありがとうございます。
『電人ザボーガー』の公開が本当に待ち遠しいですね!!!

『F』

ルイ・ヴィトンの2012年春夏PARISコレクション中継、良かったですね。
↓ココで、アーカイブ観れるよ。(フルスクリーン推奨)
・『LOUIS VUITTON S/S 2012 COLLECTION』


そんなこんなで、最近描いた絵。
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『F』

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↑アップにするとこんな感じ。(クリックするとでかくなるよ)
トレンドとか無視して、カラフルなのが描きたくて。


以下、メイキング。
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Nikon F的な?

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顔と手。

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某ブランドのF/A 07-08のジャケット。
普段あんま使わない色を使おう的な感じで紫を使ったけど、
正直まだ判断が出来ないね。

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羽織りつつ。丈が長かったのでちょっと詰めつつ。

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ストラップを付けつつ。

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シャツとセーターを着せつつ。

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スカートを履きつつ。

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足を生やしつつ。

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ベレー帽と、

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靴を用意しつつ。

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全部貼りつけて完成。

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一枚絵と違って、このガシッと”手に持てる”感が何か嬉しいんですよね。
”絵に描いた餅じゃなくなる”感?というかね。厳密には餅を描いても食えないし、腹はふくれないけどね。

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あと、この紙のレイヤー感がたまらんのですよね。
影が出る感じとかね。

『ゴールデンスランバー』

TVでやってた、中村義洋監督『ゴールデンスランバー』を観る。
この↓チラシやポスターの堺雅人さんの驚いてる顔おもろいですよね。
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『ゴールデンスランバー』(2009年/日本/139min)


おもろかったですね。結構コメディタッチで、割と漫画チックというかがっつり色々上手くいくのでファンタジーチックでもあり、それは狙ってやってる感じですね。原作は読んでないけど。おもろかったと思う。
中村義洋監督の作品、『アヒルと鴨のコインロッカー』『ルート225』と観たことあるけど結構好きかな。『ルート225』イイですよ。

・『ゴールデンスランバー』
・『ゴールデンスランバー』予告篇

『監督失格』

TOHOシネマズ二条平野勝之監督『監督失格』を観る。
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『監督失格』(2011年/日本/111min)


内容
は知ってたので心の準備は出来てたけど、中々ショッキングな内容ですね。(劇中での表現でもあったけど)平野監督には由美香さんが張り付いてるというか、一生付いて回るんでしょうね。業というか。
別の切り口なので完全に比べるのは違うのかもしれないけど、松江監督『あんにょん由美香』に平野監督が怒ってらしたのもこの『監督失格』を観ると分らないではないし。『あんにょん由美香』は片思いの映画で『監督失格』は一番愛してた人(実際交際期間は短いみたいだけど、その後の友人関係というか)の映画な感じ。
由美香さんの死後5年間映画が撮れなくて今回この作品に向き合った後、次どうなってかはるのか注目でもありますね。
平野監督が『由美香』(97)を撮られたのが当時32歳と、今の自分と同い歳だったので、色々考える部分もありつつ。


・『監督失格』

・『監督失格』特報
・『監督失格』予告篇
・『監督失格』WEB限定版 特報
・『監督失格』WEB限定版 予告篇
・平野勝之×庵野秀明 トークショー