小岐須雅之画集「PHENOMENON-フェノメノン-」絶賛発売中!

尊敬してやまない、カリスマ・イラストレーターの小岐須雅之さんの画集「PHENOMENON-フェノメノン-」が発売されましたが、そのサイン会が三省堂書店ルクア大阪店であったので行ってくる。

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これは行かんとあきませんね。

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おっ、列んでますね。

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小岐須先生。なるほど、そんな風に描かはるんですね。

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こんな、あたかも魔法のランプから出て来そうな風貌なのに、
滅茶苦茶カワイイ(カッコイイ)女の子の絵を描かはるぞ!

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はうあ!写真も撮ってもらった!

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サインもカッチョイイ!
この本はバイブルですよ。今度、「無人島に何か1つだけ持っていくとしたら?」的な質問されたら、この「PHENOMENON-フェノメノン-」って答えよ!

”グリーンチャンネル”

昨日のつづき
と、昨日の部分まで作ったところで、もっとファンタジーな感じにして欲しいとのことで、作り直す。

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ファンタジーを意識して、白馬に。

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馬具。文字もなくす。

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合体。

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顔の馬具。

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装着。

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こんな感じ。

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ジョッキー。ジョッキー感を残すべく柄だけ雲にして遊びを入れる。

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騎乗。

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↑2005年の7年前に描いたこの絵っぽくして欲しいとのこと。
今見ると今のタッチと違うので(個人的な感覚だけど)当時のタッチに戻すのが大変。

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花を貼付ける。
黒線もキツいので、茶系の柔らかい線に。

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土煙を滲みで。

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花を用意。

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貼っていく。

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花のバランスや細部を調整して完成。

”グリーンチャンネル”ボツ案。

競馬は全くやった事ないので名称とかよく分らないけど。
まず、馬具。
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馬の名前と数字が入るとこに”BS グリーンチャンネル”。

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それを合わせる。

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馬。茶色い馬ですね。

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鬣(”ててがみ”ってこんな字書くんやね。ちゅーかこのフォントサイズやとクチャクチャしてどうなってるのか全く分らんね)から花がニョキニョキ。

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尻尾にも。

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全部合体させてこんな感じ。

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顔の馬具。

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ジョッキー。この人もバラバラのパーツから出来てますよ。
ヘルメットもストラップもゴーグルも。

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騎乗。”グリーンチャンネル”という名前からグリーンを強調。

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ゴール板。

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パトロールタワー。

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照明。

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ハロン棒。

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あとスターターの人や柵(ラチ)的な競馬場モチーフでコラージュ。
”グリーン”を基調にしつつ。

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が、このグリーンチャンネルは競馬以外にも畜産の番組もあるとのことで、

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畜産要素を入れてくれとのことで、畜産や酪農、自然要素を入れることに。

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馬が走る土煙ともに色んなものが飛び出す様な感じにしてくれとのことで、
カラフルな土煙。

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ここ数年よくある色んなモチーフをコラージュしてにぎやかっぽく密度を持たせる系にして欲しいとのことで、こんな感じに。

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あまり、競馬場要素を入れて欲しくないらしく、外す。

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背景にシミュレーション的に青の紙を置いてみる。自然感がイイ感じですね。

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個人的には、自然の要素と人工物のカチッとした要素の融合が良いと思うけど。

(つづく)

実弟と。

箕面にある、金属作家の岡崎裕司くんの工房をたずねる。
実弟と。
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コレ実弟。↑
今度実弟が独立して飲食店をやるので看板を頼みに来たのだ。

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このビルの1Fに金属の工房、隣は木工の工房。上は家具屋に、その他カフェにアンティークショップに中々エエ感じの工房やね。みんなオシャレでセンスイイ!

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彼が岡崎裕司くん。いちいちオシャレやね。コーヒーを入れてくれてるよ。

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周りも畑で凄い優雅やね。

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これはモテるは。

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色々無理なお願いをしつつ、イイ感じのを作ってくれそうだ。
完成が楽しみやね。

『私の、生きる肌』

TOHOシネマズ二条で、ペドロ・アルモドバル監督『私の、生きる肌』を観る。
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『私の、生きる肌』(2011年/スペイン/120min)


楽しみにしてた作品だったので、何となくこういう話なんやろなぁと思ってたけど、想像してた以上の手術してたね。ネタバレになるから言えないけど、良かった。
ジャン=ポール・ゴルチエが衣装協力してることでも話題だったけど、劇中にこのスケッチのはなかったね。
キレイな『ムカデ人間』というか、『完全なる飼育』的なニュアンスもありつつ、アントニオ・バンデラス扮するあの医者は、中々凄いことしよりますね。中々内容に触れにくいけど、あんなけキレイな人になってもうたら、それはそれで精神面も趣味趣向も変わっちゃってもいいかなって気にもなるかな。


・『私の、生きる肌』
・『私の、生きる肌』Trailer

”松江哲明監督セレクション『シアター★ジャック 覆面ナイト』”

京都みなみ会館のオールナイト上映”松江哲明監督セレクション『シアター★ジャック 覆面ナイト』”へ。

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つまり、松江哲明監督がセレクトした作品の覆面上映(何がかかるか分らない)。

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松江監督のトークと、おっ『恋するクソ野郎』(あのチラシの絵がイイ感じの映画)の谷口恒平監督も急遽参戦決定。

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ということで、覆面上映で当日何がかかったか言ってはいけない(色々権利の問題で、、、)とのお達しで、作品は言えないけど、どれも未見だったけど過去の名作で、中々楽しかった。覆面上映ってイイねぇ〜。前知識なく観るのでジャンルもストーリーも当然しらないので、どういう展開になるのか予想できないので、白紙状態で観れて普段はこういう経験ってしない(普通観たい興味がある映画を観に行くので)し、イイなぁ。良かった。

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で、上映が終わって(朝7時何分とかに)外に出たらおもっきり明るいね。4本観たけど、3本目終わった時点でもう明るかったもんね。

小岐須雅之画集「PHENOMENON-フェノメノン-」

尊敬するカリスマ・イラストレーター小岐須雅之さんの画集「PHENOMENON-フェノメノン-」が発売中ですよ!これは買いですよ!
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「PHENOMENON-フェノメノン-」
■仕様: B5並製/カラー200P
■予価: 3400円(税別)
■発売: 飛鳥新社
■発売日: 5月22日
■ISBN: ISBN978-4-86410-139-4


ANNA SUIが「わたしの夢はマサユキの描く女の子たちみたいになることなの」ってコメントしてるけど、わたしもなりたいは!
大阪は6/9(土)に三省堂書店ルクア大阪店(お問い合わせ:TEL(06)6347-0653)でサイン会あるみたいやけど、何故か三省堂書店ルクア大阪店の店頭で全くサイン会の告知をしてない!店員さんに聞いたら「サイトでしか告知してない」とのこと。ヒドいね。常識的に考えて本の販売促進になると思うのに、全然本を売ることへの愛情を感じないね。。。
ので、宣伝しとこ。


小岐須雅之画集『PHENOMENON-フェノメノン-』発売記念サイン会

★大阪サイン会
日時:6月9日(土)14:00?(画集お買い上げの100名様限定)
会場:三省堂書店ルクア大阪店特設会場
お問い合わせ:TEL(06)6347-0653 三省堂書店ルクア大阪店
5月9日(水)より受付開始。

三省堂書店ルクア大阪店にて、画集『PHENOMENON-フェノメノン-』をご購入された方、先着100名様にサイン会整理券を進呈いたします。
※サインは画集『PHENOMENON』にお入れします。
※当日、画集『PHENOMENON』を忘れずにお持ち下さい。
※一枚の整理券で、お一人様・一冊のみサインさせていただきます。


★名古屋サイン会
日時:6月10日(日)14:00?(画集お買い上げの100名様限定)
会場:リブロ名古屋店特設会場
お問い合わせ:TEL(052)264-8526 リブロ名古屋店
5月9日(水)より受付開始。

リブロ名古屋店にて、画集『PHENOMENON-フェノメノン-』をご購入された方、先着100名様にサイン会整理券を進呈いたします。
※サインは画集『PHENOMENON』にお入れします。
※当日、画集『PHENOMENON』を忘れずにお持ち下さい。
※一枚の整理券で、お一人様・一冊のみサインさせていただきます。

『ロボット』

T・ジョイ京都で、シャンカール監督『ロボット』を観る。
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『ロボット』(2010年/インド/139min)


以前からインド版ターミネーターがヤバいとネットでかなり盛り上がってましたが、いよいよ公開されましたね。日本公開版はカットされて2時間19分なんやけど、このたび2時間57分の完全版の公開が決定したみたいですね。
で、観てきた感想はおもしろい!密度が濃くて満腹感が凄いね。製作費37億円ということで、アクションもVFXも凄いんやけど、ダンスシーンもカッチョよかった(未来的だけどエキゾチックな)し、ドラマのコメディ部分もおもしろかった。金属の光沢感がインド独特のセンスで、思ってたインド(国のイメージ)と全然違って、今のインド映画の最先端にある作品なんやろね。割と容赦ない描写もあったり、圧巻はやはりロボが合体していろんな物に変形するそんな無茶なということも、すんごい力技で説得させてくるね。おもっきり突き抜けてていい。事前イメージも余裕で越えてきたし。『ロボット』がソフト化されたら買おっと。
ターミネーターをインドでやると『ロボット』になって、中国のでやると『カンフーサイボーグ』、日本でやると『ロボゲイシャ』になるわけやね。


・『ロボット』

・『ロボット』予告篇
・『ロボット』ダンスシーン特別映像

”めんそーれ沖縄 味と技展”@阪神百貨店

大阪の阪神百貨店梅田本店で、沖縄の革製品ブランドRAKUSYOU./楽尚さんが今年も出店してたので、今回は1日だけ販売の手伝いに行ってくる。
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”めんそーれ沖縄 味と技展”

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おっ!ムーチョのコラボ・ストラップもあるよ。(ぼくのもあるよ。)

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今回余裕なくて全然写真撮れんかったけど。↑これは別日に遊びに行った時にいただいだオリオン。沖縄行きてーねー!
そんなわけで、物産展最終日だったので、打ち上げに焼き肉・カラオケと堪能したのでした。

“the ENGINEER channel” 2012 ART EXHIBITION

CABさんの展示を観に、大阪・中崎町のイロリ村ギャラリーへ。
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イロリ村ギャラリー

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“the ENGINEER channel” 2012 ART EXHIBITION

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CABさん(絵、他色々)さんと、HIRANKENさん (写真、デザイン、他色々)と2人展のようだ。

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CABさんの自画像。うんま!無駄な線が1本もないし、超絶テクですね。
このタッチを見たあとに、CABさん本人と対峙してしゃべると、CABさんの顔がこういうタッチに見えてくるよね。

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デッサンも完璧やし、ため息しか出ないね。

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こんなけ描けたら気持ちイイやろなぁ〜。何でも描けはる感じやね。
この人は、ホントにちゃんと上手い(技術だけじゃなくセンスも)尊敬するはぁ〜。

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そんなわけで作品を堪能しつつ、↑こんな木彫りの消しゴムを買っちゃった。”汚し”が絶妙だね。


・CABさんインタビュー『コントロールできない脳内工場とどうつきあうか』

『神さまがくれた娘』

深夜にテレビでやってた、A.L.ヴィジャイ監督のインド映画『神さまがくれた娘』を観る。なんでも「大阪アジアン映画祭2012」でグランプリとABC賞を奪った作品なんだとか。

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『神さまがくれた娘』(2011年/インド/146min)

ABC賞ということで、本編の間のCMの入れ方が作品の流れを尊重した入れ方(最初の一時間ほとんどCMなかった気が。クライマックス直前は短いのが1本入っただけだった印象が)だった気がした。確認は出来ないけど、そんな印象だったかも。
本編の方は、子役の娘(オリエンタルな顔立ち)が可愛くてイイ味出してた。切ない内容に反してコメディ色も強いので、泣く事はなかったかな。インド独特の陽気な感じがファンタジーな雰囲気とも合ってる感じやね。自分的にはそこまでグッとこんかったかな。

・『神さまがくれた娘』
・『神さまがくれた娘』(英語字幕版がYouTubeに普通にアップされてるね)

『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト』

『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト -写真、絵画、グラフィック・アート-』展が神奈川名古屋と巡回し、それを逃してしまったので今回岡山県立美術館まで観に行く。
この日の朝、布団に入りながら中々寝付けずベン・シャーン展の事を行くか行くまいか考えてんだけど、”よし、今日行こ!”と急遽思い立ち車で岡山へ。
岡山の距離感があんまピンと来てなかったのか、高速を使わずに向かったら片道7時間も掛かってしまった。まぁドライブがてら行ったんやけどね。兵庫県でかいね!

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美術館閉館までに着くだろうと思って朝8時に出発。着いたのが3時過ぎ。
何とか間に合ったぜ!美術館に無料の駐車場もあり車を停め美術館へ。
と、思ったら何個も美術館があるんやね、間違って別の美術館に行ったり迷いつつ(駐車場のすぐ側にあった)お目当ての岡山県立美術館へ。

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『ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト -写真、絵画、グラフィック・アート-』

いや〜、ついに着ましたよ。ベン・シャーンは昔から大好きな作家で、受験生の頃よく模写したし、一時期常に画集を持ち歩いてたりしてたね。それが生で観れる!早速中に入ると、生ベン・シャーン!作品保護のため会場が暗いので若干観ずづらかったけど、画集でずっと観てた絵が至る所にあり、小さいと思ってた絵が意外とでかったり、青っぽい印象を持ってた絵が実は緑っぽかったり(画集によっても印象違うし)。
それに、でっかい絵なので、小さい印刷物では分らない細かいマチエールが入ってたり、あとは、筆による線画やえんぴつにより肉筆感がたまらんかったね。終始ニヤニヤしながら観てしまったのでキモかったかもしれんけど。。。

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で、間もなく5時で閉館。いや〜〜、7時間かけて来て良かった〜。

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こちら、岡山県立美術館

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結構でっかい川も流れてて、良さげな店もあるっぽいし、
岡山の雰囲気いいね。

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おっ!マンホールが桃太郎やね。
あと、運転中で写真撮れんかったけど、岡山のバスってモノトーンで渋いね。(ちょっと護送車か仏教系の送迎バス的な雰囲気やね)
で、この時点で5時過ぎ。帰ったら何時になるのかコワいので、美術館と川とマンホールだけ観て、すぐに岡山を後に。。。岡山もっとゆっくり観たかったな。
結局また帰りも7時間くらい掛かったんやけど、寝ずにテンションだけで来たので眠くて眠くて運転危なかったぁ。。。自分の顔や太ももを叩いたりつねったり、目に入った看板の文字を大声で叫んだり、”眠眠打破”飲んだり(全然効かへんし、、、)しつつ、何とか帰ってこれて良かったぁ。寝不足での運転はいかんね!


そんなベン・シャーンなんやけど、僕自身結構影響を受けてたりパロディ的なことしてたりするんですよ、実は。
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これは2001年頃に描いた絵で、SALのCDジャケットの絵(これは、当時描き下ろしじゃなく、これ使わしてって話やった)なんやけど、実はベン・シャーンの↓この絵のパロディというのか、オマージュというのかソースだね。

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右の人に左の人をミックスした感じやね。
これも今回展示されてて、大っきかったしたまらんかったね。

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これは、jimamaの2ndシングル『ガーリックトースト』(2004年)の盤面部分(CD外した背面部分)の絵やけど、この絵の中に人物が12人いるけど、このウチの3人↓この絵の3人やからね。

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これは、こっそり遊びで入れたというか。誰も分らへんと思うから自分でバラすけど。。。

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あと、これは2006年頃の絵だけど、↓これやからね。

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本家の方が、何百倍も良いけどね。お遊びな感じだね。
そんなわけで、
ベン・シャーンといえば、社会的な事件をテーマにしてたりするけど、グラフィック・デザイナー的側面に僕は結構影響を受けてるかもしれないな。そして、普段コピックってアルコール性のマーカーで絵を描いてるけど、久々に絵の具で描いてみたくなったなぁ。ベン・シャーンたまらん!

・Art as Activism: The Compelling Paintings of Ben Shahn

『Mögen Sie Kino? 映画は好きですか? vol.1』

京都みなみ会館の特集上映『Mögen Sie Kino? 映画は好きですか? vol.1』が5/5(土)〜5/11(金)まで開催中。
”製作規模にとらわれず”おもしろい”映画をみなみ会館がセレクトして上映していく新企画!
第一弾となる今回は、映画発祥の地、京都関連の若手映画作家の作品を大特集!
また、京都で映画製作を学ぶ学生たちの瑞々しい感性で作られた作品を、みなみ会館が自信を持って上映します!”ということで、
”京都新世代!?(『恋するクソ野郎』『ラブホテル』”の2本を観に行く。

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谷口恒平監督(「恋するクソ野郎」)、坂井圭絵監督(「ラブホテル」)
×西尾孔志さん(映画監督)ゲスト・トーク

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連日舞台挨拶・ゲストトークが繰り広げられてますね。

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『ラブホテル』(2011年/日本/29min)


坂井圭絵監督が授業の一環で制作した作品。京都造形大生ということで、左京区の知ってるとこがちょいちょい映ってましたね。短編なのでサラッとコンパクトによく出来ている。明るい室内の窓ガラスの写り込みを利用した構図や、奥の部屋と手前のユニットバスの構図等、結構自信ある構図(こだわってる)なんちゃうかなと思ったり。頑張ってるキメキメ感がにじみ出てるけど結構好きかな。
坂井監督と主演の片岡春奈さん、雰囲気が似てるのでずっと頭の中で1人の人間(同一人物)かと思ってた(名前違うのに何故か思い込んでた)らトークの時に2人出てきたので、別人やということが判明。そっかそっか。次の作品も観てみたいですね。

・『ラブホテル』予告篇

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『恋するクソ野郎』(2011年/日本/57min)


そして、私めがチラシの絵を描いた(表裏のデザインも全部やった)谷口恒平監督『恋するクソ野郎』ですよ。今回観るの5回目(絵描くのに4回観た)。
正直最初の印象は、色々荒いしもうちょっと練れるんちゃうか?とか映画を撮らない一観客目線で好き勝手思ったけど、4回目位から段々面白くなってくるね。(いや、元々が面白くないわけじゃなくて、本人も知ってるし、半笑いになりそうに真剣に演じてる顔が妙に面白い。)荒いけど考えてるとこはちゃんと考えてるなと思うし。ほんで、観れば観る程、客観的に観れんようになってくるね。ので、ちょっと冷静に感想を書けないけど。会場もウケてたよ。お客さん結構入ってたし。
本編でこのチラシになったら、自分の中でやけどちゃんとイメージが重なったし、このチラシええ仕事してると思うな、我ながら。今回1回きりの上映で、これからまた他の場所で展開してくと思うので、機会があったらこのクソ野郎を観て欲しいです。

・『恋するクソ野郎』予告篇

”王将バーガー”食ってきた!!

たまたま近所の餃子の王将を通り掛かった時に気になってた、
1日20食限定の”ジャンボバーガー”ってのを食べに行ってみる。
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観てないんやけど、どうやらMBS『魔法のレストラン』”京都B級グルメ覇王決定戦”って番組で出して優勝したとかかんとかで、こんなことなってるみたいやね。ってこと以外でネットで検索してもオフィシャル情報がないね。

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多分ここの店は一番本社に近い王将やと思う。
5月7日〜15日(平日限定)1日20食。京都の宝ヶ池店・北白川店・椥ノ辻店・国道大久保店の4店舗のみなんやって。11時から販売の10時半頃ふらっと行ったら、いきなり整理券配ってて、すぐ20人いったね。あぶね〜、整理券配布なんてどこにも書いてないし。

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選ばれし20人が2階に通される。なんでも11時と同時に20セット作り始めるらしい。で、早速きましたよ!(画像をクリックするとでっかくなるよ)
上からパン・エビチリ・春巻きの皮みたいなんを揚げたやつ・チーズ・トマト・カニなしのカニ玉的な卵・チーズ・餃子の餡っぽい味のハンバーグ・キャベツ・レタス・パン。

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これに、唐揚げ2コと素揚げした野菜に、茹でアスパラ。

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で、コーラが付いて、380円やって。どういう計算や!

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味は、いつもの王将のエビチリ・卵・餃子の餡・王将のキャベツなんかをパンに挟んだ感じの安心の味やね。兎に角、でっかい!半分くらいまでは美味しくいただいたけど、後は必死に食ったね。向かいにたまたま相席したオバチャンと「コレよう食べきれませんね」みたいな感じで変な一体感が生まれたよ。エエ経験でした。

『第10回新京極映画祭』

新京極シネラリーベで開催してた”第10回新京極映画祭 花に嵐”へ、
いまおかしんじ監督『おんなの河童』が上映されるとので観に行く。
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新京極御用達イラストレーターの中川学さん、剣道未経験者だね。
胴ヒモの結び方がおかしいね。とか思ったり。

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新京極シネラリーベ

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時間なくて慌てて撮ったからボケボケやけど。。。
”PINKY MAGIC(R18)”というピンク映画枠2本立てで『おんなの河童』『OLの愛汁ラブジュース』を観る。
久しぶりに『おんなの河童』を観たので客観的に観れたけど、面白いし名作だね。切なくてエエ話やし。『OL〜』の方は、1999年公開当時の時代や空気(椎名林檎さんの曲が使われてたね)や、若者感を感じたね。おもしろかったね。主演の久保田あづみさん、ちょっとタイプやったかな。

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『おんなの河童』のチャゲ(正木佐和さん)と青木くん(梅澤嘉朗さん)の舞台挨拶で来場されてたのでご挨拶。お二人とも魅力的な人でした。河童ポーズでパチリ。

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その後、打ち上げにお邪魔しつつ。2時頃まで盛り上がったのでした。
で、お約束の河童ポーズで。愉しかったな。

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電車なくなったので歩いて帰る。
”スーパームーン”とかいう月がでっかいらしいやつやったみたいやけど。
望遠の圧縮効果的な撮り方しな、デカさは伝わらんね。
(ちなみに画像真ん中の赤丸が月)