『アジョシ』

イ・ジョンボム監督『アジョシ』を観る。
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『アジョシ』(2010年/韓国/119min)


面白かった。韓国映画はやっぱ面白いね。これ系は日本は完全に負けてるね。ウォンビンの肉体もアクションも凄いね。ウォンビンが滅茶苦茶強いから安心して観れるというか。でも韓国映画は容赦しないので誰が死んで誰が助かるか分らないのが良いな。2階の窓から飛び降りるシーンで多分CGなんやろうけど、面白い撮り方してたね。1対複数の殺陣も凄かった。
子役のキム・セロンはイイ演技するなぁ。大きなったら美人になりそうやね。目がすわってて、ちょっと影がある感じというかクール・ビューティーな感じになりそうやね。末恐ろしい。あとは、ヤ○ザの人の脅し文句で”人体の不思議展に出すぞ!”なんてブラックなことも言うてたな。
いや〜、韓国映画はおもろいね。

・『アジョシ』
・『アジョシ』予告篇

『スーパー!』

ジェームズ・ガン監督『スーパー!』を観る。
チラシ2種類持っとったね。
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『スーパー!』(2010年/アメリカ/96min)


おもしろかった。結構生々しいというか、常人(特殊能力や、格闘能力のない人)がヒーローになろうとしたらこうなるはなって感じ。武器もレンチを始めとした鈍器だったり。それが段々エスカレートしてくんだけど。弱い部分も強い部分も現実な感じやね。『キック・アス』はまだヒーローになってく感じだけど、こっちは悲惨なことになってくパターンで容赦しないね。こっちの方がリアルな感じ。
オープニングのアニメーションもイイし、たまに出て来る妄想やイメージ映像も良かった。エレン・ページはそない美人じゃないけど、マスク映えする顔やね。
うん、おもろかった。

・『スーパー!』
・『スーパー!』Trailer

『ラ・ワン』

インド発のSF映画、アヌバウ・シンハー監督『ラ・ワン』ニコニコ動画のオンライン試写があったので観る。『ロボット』以降インド映画は新たな潮流を生んでますね。

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『ラ・ワン』(2011年/インド/156min)


初オンライン試写(公開前に流すの凄い時代になったもんやね)やったんやけど、ニコニコ動画なので、終始観てる人のコメントが流れるんやけど、中々新鮮でおもろいね。コメント的のも映画は好評価(ユーザー層的に面白くないと如実に否定的反応をしはる世界やけど、終了後のアンケートは90何%が満足してたし)やったし。コメントや反応は配給会社の関係者の人らもチェックしてはったと思うし、嬉しい反応やったんちゃうやろか。個人的にも面白かった。色んな映画のオマージュがてんこ盛りやったし。ちょいちょい下ネタや変なコメディ挟んでくるのもおもろかったし、ダンスはやっぱ凄いね。それプラス昨今のインドお金か買ったSFの合体が面白いし、新しいジャンル作ってるね。この流れは当分続きそやね。

・『ラ・ワン』
・『ラ・ワン』予告編 <試作版A:ストーリー重視ver.>
・『ラ・ワン』予告編 <試作版B:ダンス重視ver.>
・『ラ・ワン』予告編 <試作版C:ミックスver.>

『脇役物語』

緒方篤監督『脇役物語』を観る。
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『脇役物語』(2010年/日本/97min)


うん、おもろかった。海外のラブコメ(コメディよりの)っぽい雰囲気やなと思ったら、監督は緒方篤監督は海外を拠点にしてはる人で、スタッフも海外の人が入ってて、そういうラブコメっぽいベタを意識してやってるみたいなので意図通りやね。
益岡徹さんはもちろん存在は知ってたけど、改めて益岡徹さんという役者と意識したかもしれない。良い顔立ちだちだし良い役者さんやね。他のキャスト(プロデューサーやスタッフもちょいちょいカメオ出演してる。監督もおいしい役してるよ)もみんなイイ雰囲気の人ばっかりで雰囲気のイイ映画やったかな。そして、永作博美さんはやっぱ魅力的!!たまらん!

で、DVDで観たんだけど、監督の1人コメンタリーが入ってて、凄い早口で(多分原稿を用意してはったんやと思うけど)、映画の細かい設定や裏話を全部拾ってかはって真面目というか、こんなけのことやってることを分って!って感じだった。自分にも思い当たる部分だけど、全部で拾うより適度な方が、観る人にも余韻を与えるのかなと思ったり。何か監督のプレゼンを聞いてるみたいな感じやった。良かったんやけど。
あと、監督の短編作品『不老長寿』が付いてたけど、これも益岡徹さん主演で中々面白かった。意外な展開で。


・『脇役物語』
・『脇役物語』予告篇

『ホームカミング』

飯島敏宏監督『ホームカミング』を観る。
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『ホームカミング』(2010年/日本/105min)


まぁ、コメディ寄りの2時間ドラマみたいな感じかな。
登場人物のほとんどが還暦を迎えた人やお年寄りで、この規模の住宅街ではおかしいけどドラマやのでね。祭りのシーンも凄い長かったし。ターゲットマーケット自体が若者と言うよりは、同世代の人が観て楽しむ感じの人情喜劇かもしれないね。

・『ホームカミング』
・『ホームカミング』予告篇

”川村料理平”

実弟が京都の御幸町通り錦小路をちょっと上がったトコに、
飲食店をオープンしたので、ロゴを制作しました。
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”川村料理平”って店名。

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(↑クリックで拡大します)
実弟の名前が”川村良平”と言いまして、ま、”川村料理平(りょうりへい)”と掛けたダジャレですね。上のロゴマークは、屋根(店)の中に”良(平)”が居て、”食”になっているというコンセプトで制作してみました。富士山的な山のフォルムで”日本食”感も意識しつつ。

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こんな感じ。

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この電飾アクリル看板、中々イイ感じですよね!

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ヤフオクで中古のアクリル看板(元々壁に横付けするタイプだった)を買って、そこにカッティングシートを貼付けたもの。鉄の台座と車輪は金属作家の岡崎裕司くん(あの鉄仮面作ってくれた新進気鋭のアーティストだ)に作ってもらった。

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金属の文字。これも岡崎裕司くん作。

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岡崎裕司くんが壁に付けてくれてます。

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こんな感じで完成。

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岡崎裕司くん。
出来る男は違うねぇ〜!ありがとう!

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こんなメニューボードも作ってもらった。たまたま転がった木箱に、脚を付けてくれた。これもかなりオシャレで良く出来てる!メニューより(メニューもね)彼のコノ仕事を見て欲しい!かなりカッチョイイよ。

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僕もこんな絵を描いております。画像だと分りにくいけど、切り絵で出来ております。入り口入ってすぐのレジ横に飾ってあるよ。

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こんな感じ。和食中心の店なので、日本(とはいえいかにも”和”ですよ!って感じのあざといものでなく、今風に。海外で紹介される日本的な感じ?)チックな感じを意識したけど。若干中国風になった?感もありつつ。イイ感じちゃいますかね。

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外観はこんな感じ。店内にチラッと絵も確認できますね。

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場所はこんな感じで、御幸町通りを錦市場から北に上がってすぐ西側。


”川村料理平”

〒604-8115 京都市中京区御幸町通錦小路上ル船屋町391-1
お問い合わせ:075-748-1157
(Webサイトとかはまだないです。いずれ!)

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店内もチラッと(仕込み中の風景)。右のメガネの男が実弟。

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で、プレオープンの日、両親、祖母、弟の嫁、姪っ子甥っ子、でお祝いに駆けつける。

僕は、看板とロゴしかしてないので、店の雰囲気はまたちょっと違う感じかもしれないけど、和食を中心にした、くずし割烹と居酒屋の間みたいな店かな。鮮魚・焼き物、揚げ物、炊いたの、にお酒が色々ある感じですかね。まだオープンしたてで、この日はテンパってたけど、これから色々固まってくと思いますので、暖かく見守ってあげて下さいませ。
川村淳平のブログを見た!と言ってもらうと、もれなく”あ、そうなんですね”って言ってくれるんちゃいますかね。
よろしくお願いします。

『一万年、後….。』

沖島勲監督『一万年、後….。』を観る。
阿藤快さん初主演作品。
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『一万年、後….。』(2007年/日本/77min)


おもしろかった。一万年後の未来の話だけど、昭和の日本の様な一室で物語が展開していく。見た目は全然未来じゃないけど、言葉の端々で日本やアメリかがなくなっていたり、物の呼び名が変わってたり。いかにも未来ですよ的なサイバーチックなことをしてないのがまた不思議な世界観を生んでいるし、一万年前の男(阿藤快さん)と、未来の甥と姪との掛け合いが非常にイイ。BGMもほとんどなく、ほぼこの一室での物語なので、演劇を観てる様な実験的な見せ方がイヤらしさがなくて面白い。阿藤快さん味のあるイイ演技で、引き込まれるね。うん、おもしろかった。

・『一万年、後….。』
・『一万年、後….。』予告篇
・『一万年、後….。』舞台挨拶 1/2
・『一万年、後….。』舞台挨拶 2/2

『MOOSIC LAB 2012』京都みなみ会館・上映初日

京都みなみ会館の、『MOOSIC LAB 2012』
“京都・大阪・神戸♪ムージック・バトル・ロワイアル編”の初日舞台挨拶に行ってきた。

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『MOOSIC LAB 2012』

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この日は凄い登壇数やね。名和さんも気になるな。
『恋はパレードのように』は、 天野千尋監督、森下くるみさん(脚本)、
平賀さち枝
さん(音楽・出演)、清瀬やえこさん(出演)の舞台挨拶と、
平賀さち枝さんのミニライブ。

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(画像、MOOSIC LAB 2012 オフィシャル・ブログ より)

『MOOSIC LAB 2012』作品中唯一の女性監督作品。なので、 天野千尋監督始めとした女子女子した雰囲気。とにかく、平賀さち枝さんのキャラが良かったね↑この画像も。あれはファンになってまうなぁ。清瀬やえこさん(舞台挨拶で緊張するからやろか、呑んではったので)は妙に色っぽくてドキドキしてしまった。森下くるみさんは、着物かなぁ?と思ったらお洋服。生脚が眩しかった。観客も男子率高かった。

今回、『恋はパレードのように』『ムージック探偵 曲菊彦』を観る。
ともに2回目やけど、また初回と違った印象やったかもしれない。
『恋はパレードのように』は、女性監督って感じの女の子女の子したファンタジックな作品なんだけど、よく観ると怖さのある作品やね。あれは生きているのか亡くなっているのかどっちともとれる感じというか。また、どこへ行くのか。
『ムージック探偵 曲菊彦』は、映像が上手いのでCMとかに向いてそうな気がするなぁ。

あとは、
『MOOSIC LAB 2012』、個人的な一推しは、Fプロの『アイドル・イズ・デッド』かなぁ。観て以来、BiSの事が気になってしょうがない。

『MOOSIC LAB 2012 京都・大阪・神戸♪ムージック・バトル・ロワイアル』

『MOOSIC LAB 2012』
“京都・大阪・神戸♪ムージック・バトル・ロワイアル編”が本日(6/23)〜、
京都みなみ会館でスタートしますよ。

“MOOSIC”とは、MUSIC(音楽)×MOVIE(映画)のコラボ実験室。
名付けて”MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)。
というわけで、楽曲やミュージシャンそのものをモチーフに全12人監督+特別作品の、劇映画、ドキュメンタリー、アニメーションと多種多様な作品を展開。東京・新潟・名古屋を経て、いよいよ関西上陸ですよ!
関西では、京都みなみ会館大阪シアターセブン神戸・元町映画館の3館同時開催。題して『京都・大阪・神戸♪ムージック・バトル・ロワイアル』ですよ。

というわけで、京阪神最初のスタートは、京都みなみ会館で、本日6/23(土)〜7/6(金)まで。詳しいスケジュールは。↓
・MOOSIC LAB 2012 オフィシャル・ブログ>>
・京都みなみ会館特設ページ>>

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京都みなみ会館限定配布(大阪シアターセブンさん、神戸・元町映画館さん他にも送る予定)の、こんな応援冊子も無料配布しますよ。

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↑表紙の絵描いてますよ。(クリックで拡大)
一応中央の女子は、平賀さち枝さんなんだけど、
中々良い資料がなくてあんまり似てないんですけどね。。。
冊子の中身は、寺田めぐみさんのMOOSIC作品にちなんだトリッキーなマンガも収録されてますよ。ちなみに、SPOTTEDブログでも密かにブログ書いてたりします。

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右がMOOSIC本体のチラシ。左が京都みなみ会館限定応援冊子。
ということで、
その他、ミニライブ・舞台挨拶も各種予定されてますよ!(今日もあるよ!)


■6月23日(土)開場/20:05 開始/20:15【Dプロ】
★オープニングイベント:平賀さち枝さんミニライブ+
『恋はパレードのように』 天野千尋監督、森下くるみさん(脚本)、
平賀さち枝
さん(音楽・出演)、清瀬やえこさん(出演)舞台挨拶!
<6/23(土)のみ特別料金>2,000円均一(リザーブチケットもしくは3プロ券ご利用の場合は、2枚頂くか、+1,000円頂きます)

【Dプロ:上映作品】
ヤング・ポールと田中羊一×のっぽのグーニー『ムージック探偵 曲菊彦』
天野千尋×森下くるみ×平賀さち枝『恋はパレードのように』


■6月24日(日)20:30-【Aプロ】
★上映後、松野泉さんミニライブ!

【Aプロ:上映作品】
柴田剛×あらかじめ決められた恋人たちへ『翌日』
吉田浩太×松本章&小宮一葉『きたなくて、めんどうくさい、あなたに』
平波亘×松野泉&見汐麻衣『労働者階級の悪役』


■7月1日(日)20:15-【Bプロ】
★上映後、大森靖子さんミニライブ!

【Bプロ:上映作品】
岩淵弘樹×大森靖子『サマーセール』
今泉力哉×北村早樹子『nico』


さらに、
各開催地域Ver.の予告編もありますよ!
・『MOOSIC LAB 2012』京都みなみ会館Ver.予告編
・『MOOSIC LAB 2012』大阪シアターセブンVer.予告編
・『MOOSIC LAB 2012』神戸・元町映画館Ver.予告編

ちなみに、他地域。
・『MOOSIC LAB 2012』予告篇
・『MOOSIC LAB 2012』名古屋♪音楽と映画のはらわた編
・『MOOSIC LAB 2012』新潟ガタガタ敵味方編

『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』

京都みなみ会館で、ジャッキー・チェン製作、フランキー・チャン監督
『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』を観る。
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『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』(2011年/中国/108min)


ふぅ〜〜、おもしろかったぁ。常に1.2倍速位で再生してる様なカメラワークとテンポの早さ、そして密度の濃さでびっちり詰まってるね。ワイヤーアクションや、早回し、CGを駆使してて、凄いお金かかってるね。何やこのデザインの鎧!って感じやったのが段々普通に観えてくるし、軽い柔らかい素材で出来てたりスタント使ってなんやろけど、ようあんな動き回れるもんやね。中国武術の武器術の魅せ方も歴史や風格を感じるし、中国なれではの進化(文化)やね。圧巻。
兎に角ダレることなく、バンバン凄い応酬で満腹になるね。ちょっと感動的やし。メイキング観たいなぁ〜と思ってたら、ジャッキーが製作してるだけあって、エンドロールでNG集やってくれて嬉しかったなぁ。おもろかった。

・『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』
・『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』予告篇

この予告観たら、本編観たなるよね。

『花子の日記』

松本卓也監督『花子の日記』を観る。
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『花子の日記』(2011年/日本/105min)


松本卓也監督の前作『グラキン★クイーン』が面白くて、それがきっかけで松本卓也監督がやってる映画の寸評を語るPodcast『健康会議室』を愛聴し始めてるんだけど。その松本監督の新作。
『グラキン★クイーン』に続き、今作も香川県が舞台。松本作品はまだ『グラキン★クイーン』しか観たことなかったので、本来の作風(グラキンが直球なのか変化球なのか)が分からなかったけど、今作は割とギャグ少なめでストレートな感じですね。題材がブランド牛の精子を韓国人が盗みに来るというものだけど、瀬戸内ののどかな”夏休み!”って感じで、香川のグルメスポットをちょいちょい入れてたり(映画のチラシ自体もB4二つ折りでロケ地マップが付いている)と、地元から応援されてる庶民的な作品。滅茶苦茶極悪な人は出てこないのでどの層が観ても安心設計やね。夏休みに観るとイイかもね。
倉科カナさん(マナカナの三倉佳奈さんと混同しがちだよね)は、今までノーチェックやったやったけど、中々イイ味出してはるね。ラストの笑顔で肉が食いたくなった。サトシの姉役の歌原奈緒さんキレイやったなぁ。
『グラキン★クイーン』よりはパンチがなかったけど、また次の作品が楽しみですね。

・『花子の日記』
・『花子の日記』予告篇
・『花子の日記』RAP応援CM

・『花子の日記』松本卓也監督インタビュー

『魚介類 山岡マイコ』

梶野竜太郎監督『魚介類 山岡マイコ』を観る。
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『魚介類 山岡マイコ』(2011年/日本/82min)


う〜ん中々、怪作やね。ポカ〜〜ンとなるね。
最後もっとドカーンと来るんかなと思ったら意外とあっさりやし。
この監督の前作『ピョコタン・プロファイル』が、妙に面白くて期待してた作品。
なんだろ?独特のセンスやね。イイ意味で、何やねんコレ?どういうセンスやねん?的な妙なとこをついてくるね。何層をターゲットにしてるのか?出てるアイドルのファンの人が観たら嬉しいんかな。ニッチなとこつくね。
シュールっちゃぁシュールだけど、”どやおもろいやろ!”的なあざとさもなく、かと言ってメイキングを観ると割と”え?何がおかしいの?”的な普通のトーン(とは言え、出演者やスタッフは撮影中も完成してからもどんな感情を持ってるんやろか?)やし、濡れ髪・濡れたシャツに監督はグッときて撮りたくて撮った感じなんやろね。マンガやアニメ的なオタクなセンスやけど、アイドルアイドルした感じやオタクの人が撮りましたよ的なちょっと引いてしまいそうな感じもなく、何か妙な隙間を入ってくるなぁ。何にせよ監督は変態ではあるな。
兎に角、女の子の濡れ髪・濡れたシャツを撮りたかったんやろね。それは伝わった。
こういう女の子が変なセリフや演技をしてるのは好きなので、また次に期待したいね。


・『魚介類 山岡マイコ』

・『魚介類 山岡マイコ』予告篇

『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』

加藤行宏監督『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』を観る。
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『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』(2009年/日本/61min)


想像よりは、人の善意を骨の髄まで吸い尽くしてる感じはなかったけど、くせ者な女子ではあるね。山田真歩さんのオカッパ+ジャージ+ロングスカートの組み合わせ・キャラ作りはイイ感じやね。SR2の印象とは違って、目つきが鋭く中々コワいね。
低予算な感じで中々チープな感じやけど、そのチープ具合が別に味になってるし、こう魅せれるのはセンスがあるんやと思う。
加藤監督は”MOOSIC LAB 2012”『アイドル・イズ・デッド』が非常に良かって、この『人の善意を〜』も個人的に好きなセンスやね。

・『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』
・『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』予告篇


DVDで観たんやけど特典で、『善人』が付いてたね。
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『善人』(2011年/日本/23min)


面白かった。この主人公のよこえとも子さん吹っ切れててイイ演技しはるなぁ。他の登場人物も。加藤監督のセンスはやっぱ好きかも。コレ系のコメディで言うと石井裕也監督作品は個人的に全然面白いと思ったことがないし、あざとい笑わしたろか感が空回りしてるけど、この加藤監督はガッチリ噛み合って回ってて”ちゃんと”面白いですね。センスがあらはるし、今後の作品も期待ですね。

・『善人』予告篇

・『善人』メイキング

・『アイドル・イズ・デッド』予告篇

『すべては「裸になる」から始まって』

森下くるみさんの自伝的小説の映画化、
中町サク監督・脚本『すべては「裸になる」から始まって』を観る。
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『すべては「裸になる」から始まって』(2012年/日本/80min)


う、う〜〜〜、、、おもしろくないね。薄っぺらくて全然原作の良さが出てないね。チープなピアノのBGMに、たまに出て来る白塗りの舞踏家(イメージ的な回想シーン)に、メタフィクション的な劇中内で映画を撮ろうとしてる設定が全然効果的でないし、何でこんなことになったんやろね。
元AKBの成田梨紗さんという人が森下くるみさん役なんだけど全然タイプ・キャラが違うし、元AKBの人の濡れ場をウリにしてて、そんな要素を求めてるんじゃなくて、もちろんAV女優の仕事なので現場のシーンは必要だけど、ストーリーに添ってあればいいんだけど、割と絡みのシーンもサービス的に盛り込もうとしてて、そうじゃなくて、もっと地元のシーンやスーパーに就職してるシーンや、家族のシーン、”AVクイーン”に登り詰めていくまでのシーンを描いて欲しかったのに会話でサラッと済ましてるし。。。両親のケンカのシーンもちゃんと家で撮って欲しかったし、あの泥んこの畑でちゃぶ台囲んでるのは何のファンタジー感もないしチープにしか感じない。90年代のVシネかTVの再現映像サイズのまとめ方。酷いねぇ。。。ダメだこりゃ。
森下くるみさんは、多分この映画に関して善し悪しどうこう言わず(プロモーション的に過剰に褒めることもなく)淡々と観はるんやろなぁ。

これ系で成功してるのは、みひろさんの自伝的小説の『nude』(こっちは原作読んでないけど)。 予想外に感動したし、主演の渡辺奈緒子さん(個人的にみひろさん本人よりもイイ!)が非常に良かった。テニスコーツの曲もバッチリ合ってたし。


・『すべては「裸になる」から始まって』
・『すべては「裸になる」から始まって』予告篇


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原作はおもしろいよ!

『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』

京都みなみ会館入江悠監督『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』を観に行く。
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入江監督・TKD先輩・釣りラッパーのTECさん・HI-KING(征夷大将軍 MC NO VOICE)さんの舞台挨拶があったよ。

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『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(2012年/日本/110min)


1シーン1カットの長回しが凄かったね。もちろん長回しなので、成功してるとこ、そうでないとこ、途中だれる部分もあったりしたけど、単純に途中で失敗したらまら一からやり直さないといけないわけで、そういう意味で演じてる人・撮ってるスタッフの緊張感が観てて凄かったね。オーディションのシーン良かったね。個人的に征夷大将軍が好きかもしらんな。

個人的にはサイタマノラッパーシリーズというと、全く期待せずSPOTTED作品というこで観にいった『SR サイタマノラッパー1』が、予想外に良く(その年の「みなみ会館大賞」の2位に入れたし、DVD買っちゃったし)て、期待して観た『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』が全然良くなかった(世間的に評価が高いし、みんな良いって言うけど、自分的には全然響かなかった)けど、3はちょっと持ち直した感はあったかな。でもやっぱ初見の衝撃含めシンプルな1が個人的に好きかな。

とはいえ、サイタマノラッパーの自主映画の地道な宣伝活動だったり、撮影時の色んな人の強力っぷりが凄いなと思うな。今回初めて生で入江監督観たけど、SPOTTED373で大橋裕之さんが描いた入江監督の漫画の顔が、あんなタッチやのに似るのが凄いし、入江監督の舞台挨拶を聞いてて、終始大橋さんの絵とダブっておもろかった。


・『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
・『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』特報

・『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』予告篇

『Nekoixa NekoshowguN EXHIBITION』

みつたん(通の人は、三越伊勢丹の事をこう呼ぶらしいよ)のDMOARTSで開催中の猫将軍「Nekoixa」を観に行く。
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『Nekoixa NekoshowguN EXHIBITION』

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“My First ART”やグッズも売れてますね。

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作品もかなり売れてるなぁ。

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おお?何か見たことある人がいるぞぉ!!

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はうあ! ち、近づいてきた!!
スピカ元社長ですね(現在某企業の企画制作部を仕切っている)。
LOUIS VUITTONのモノグラム・キーケースを買ったら、凄い不評らしいよ!

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で、何かギャラリーの外がざわざわしてるなと思ったら、

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猫将軍がライブペイントをしてるではないか!

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猫将軍。将軍様であり、その筋では”ネ申”と呼ばれる存在らしいよ。

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ライブペイントの様子をUSTREAM中継してるみたいやね。
これをスピカ元社長がやってたんやね。

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神の技を魅る(観る)べく、観客が集まってますね。

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で、完成。資料を何も見ずにこれですよ。
なんだ、ただの神か。

その後、
久しぶりにスピカ元社長にあったので、飲みに行くことに。
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ニューミュンヘンですよ。

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本店が満杯やったので、北大使館へ。
久しぶりなので、いっぱい動かしちゃうよ〜!!

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ちゅーわけで、まずはビールで乾杯!

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はうあ!名物の阿波乙女鶏の唐揚きた!

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塩を掛けてます。この顔!

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デッヘッヘッ、食う〜ぞ〜〜〜!おりゃっ!

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はんむっ!!

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はふはふ。

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うんまっ!!

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アスパラのフライきたよ!レモン掛けてます。
催眠術に掛かりそやね!

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何か3D感があるね。3Dメガネ掛けたらあたかも飛び出そうやね。

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カニ食うてるみたいやね!

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ソーセージは、画的にちょっとやめとこ的なことで、動かさないでおくよ。

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こんなピザがきたり。
面白い話がいっぱい聞けてよかったよ。