髪と肌に優しい弱酸性ヘアケア製品のメーカー、“Belle Source(ベル・スルス)”のブランドリニューアル・ポスターを制作しました。
“Belle Source(ベル・スルス)”
関西の“Belle Source”製品取り扱い店舗(ヘアサロン等200店舗くらい)に貼られるらしいです。ポストカードもあるとかないとか?(鋭意製作中) らしいですよ。
髪と肌に優しい弱酸性ヘアケア製品のメーカー、“Belle Source(ベル・スルス)”のブランドリニューアル・ポスターを制作しました。
“Belle Source(ベル・スルス)”
関西の“Belle Source”製品取り扱い店舗(ヘアサロン等200店舗くらい)に貼られるらしいです。ポストカードもあるとかないとか?(鋭意製作中) らしいですよ。
BiSメジャー1stアルバム『IDOL is DEAD』を購入。
特典で加藤行宏監督映画『アイドル・イズ・デッド』が付いているのだ。
MOOSIC LAB2012?作品の中で個人的に1番好きな作品かな。
そして、この映画で初めてBiSを知ったのだけど映画以降BiSが気になり出してしまってちょこちょこ活動をチェックしつつの、今回改めてBiSを知っての『アイドル・イズ・デッド』だったので、また見え方が違ったし、細かいところまでよく出来てるなぁと思った。これはMOOSIC LAB2013で続編(5人Ver.で)を撮って欲しいなぁ。
井口昇監督の『でんぱコネクション』を購入。TVKでやってたショートドラマ。関西では放送してなかったので、今回 DVDが出たのでやっと観れた。
『でんぱコネクション』(本編37min+映像特典37min)
井口さん監督・脚本で、でんぱ組.incというアキバ系アイドル(MIKIO SAKABEともよく絡んでるよね) に、アメリカン刑事ドラマを撮った作品。ジャケットを見てのとおりハードボイルドな出で立ち。そんな感じでハードボイルドな演技をさせつつ、なんとアフレコで名高達男さんや渡辺哲さんらが吹替えをしているのだ。これがまた実にハードボイルドでイイ!そして、特典ででんぱ組.incのオリジナル音声版も入っててそれはそれでイイ。
井口組常連のデモ田中さん、岸建太朗さん、石川ゆうやさんが脇を固めている。劇中BGMは福田裕彦さん(OPはヒャダインさん)だ。
元々、 でんぱ組.inc自体のキャラをあまり認識してくいきなりこのビジュアルにハードボイルド吹替えだったので、後で元々の姿を見ると逆に変な感じがするというか。それぐらいどのキャラもイイ味出して、ハードボイルドなんやけど可愛らしいね。いや〜〜、井口監督は外さへんなぁ。
井口監督といえば、YouTubeに新作の短編“BAD BUTT”『ど根性ガール 悪魔の臀部』が公開されて、海外からはメチャクチャ低評価だけど、この良さ(わびさび)が分からんとはね。もったいないね。今回サイレントだけど、ちゃんと「ヤダも〜〜、恥ずかしい〜!!」って言ってるが分かるのがイイね。
さて、今泉力哉監督『こっぴどい猫』が11/3〜京都みなみ会館で上映されるにあたり、その『こっぴどい猫』を大いに盛り合えるゲリラzineこと”SPOTTED373 VOL.05”を今回も制作しましたよ。
(※”SPOTTED701”が本家で、”373”は京都みなみ会館チーム制作のzineです)
”SPOTTED373 VOL.05”
原画はこんな感じ。
“今泉監督『こっぴどい猫』のチラシ”のパロディです。
本家は、それぞれ出演者が並んでる写真なんですが、僕が描いたのは、顔が全部今泉監督になってて”こっぴどい“感を表現してみました。
冊子の中身の方は、一緒にこの冊子を作った寺田めぐみさん(マンガ家・イラストレーター)が今泉監督に独占インタビューしに行ってくれました。 かなり読み応えありますよ!
で、この冊子は、京都みなみ会館やその他劇場他にて無料配布予定(ぼちぼち刷り上がってくる頃かな)ですので。多分京都みなみ会館が確実ですかね。数に限りがありますので、見かけた方はお早めに!!
キム・シャピロン監督『変人村』を観る。
”変態”シリーズやね。善くも悪くも”変態”くくりの邦題つけられてるシリーズやね。
『変人村』( 2005年/フランス/87min)
そんな”変態シリーズ”の第3弾。個人的に4作最後に観た作品。
ん〜〜、やっぱ第1弾の『変態村』が最初のインパクト含め一番好きかな。 第2弾『変態男』(ちょっとコメディ入って自主制作感があった)よりは、しっかりしてたけど。やっぱ”変態”くくりやこんな”変人”なんてタイトルつけられたら滅茶苦茶ハードル上がるし、原題”SHEITAN”自体は”悪魔”という意味らしいし。?というわけで、”変人村”ってタイトル抜きに観ると、頭のおかしい男と村人(とはいえ5〜6人程度)が襲ってくるスリラー。
コンパクトで普通に楽しめたかな。ヤバい人感もそれぞれリアルやったし。メイキングも付いてて、それ観るといつも安心するよね。当たり前やけど、本番以外はみんな普通やし、真剣に撮影にのぞんでるし。
チャン・イーモウ監督『女と銃と荒野の麺屋』を観る。
『女と銃と荒野の麺屋』(2009年/中国/90min)
コーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』(1984年)の舞台を中国に置き換えてリメイクしたもの。コーエン兄弟の方を観てないので、そのリメイク具合は分からない(中国の荒野の麺屋と大分変わってるんだけど)けど。そっちも観てみたくなった。
で、話はシンプルで登場人物も少なくミニマルな感じ。荒野の麵屋が舞台だけど、荒野過ぎて客がいないし、周りの生活感や人間の気配が全くなく、この麺屋大丈夫か?と思ったり(農業とか別でやってる感もないし)しつつ、荒野という広い土地を使ってるけど、舞台を観ているような少人数で限られた場面といった感じ。鮮やかでコントラスト強めの色調(夜だけど明るいような)も個人的に好きだし。サクッと観れる感じかな。60分位でまとめられそうでもあったけど。まぁ、タイトル通りの作品。もうちょっと麵要素みたかったかな。
監督・撮影・出演:ジェイミー・マッケンジー&ベン・ウィルソン
『僕たちのバイシクル・ロード〜7大陸900日〜』を観る。
『僕たちのバイシクル・ロード〜7大陸900日〜』(2010年/イギリス/94min)
大学を卒業したばかりの?従兄同士のジェイミーとベンがチャリンコで3年かけて7大陸制覇したドキュメンタリー。撮影はそれぞれが互いを撮りつつ。この手(電波少年や水曜どうでしょう的な)のドキュメンタリー・ロードムービーは観ちゃうよね。3年は94分では短いし、互いに撮ってるので国的にもイベント的にも断片的になっちゃうけど。この手のはよっぽど出てる人の性格が悪くないかぎり、人間味が出るだけで何時間も観れちゃう感じだね。観てそのまんまの内容です。
・『僕たちのバイシクル・ロード〜7大陸900日〜』オフィシャルサイト
・『僕たちのバイシクル・ロード〜7大陸900日〜』Trailer
イム・サンス監督『ハウスメイド』を観る。
『ハウスメイド』(2010年/韓国/107min)
主人公のメイドが、いとうあさこさんそっくりやな。
思ってたよりな感じかな。もっとドロドロいってもよかったかな。人間関係なんかもなんかピンとこんかったし。とはいえ、ラストはええ?!ってなったけど。 主人公のお尻(太もも?)に火傷みたいなのあったけど特にふれんかったし。キム・ギヨン監督「下女」(1960年)のリメイクとのことで、そっちを観てないんで、何かしらそっちでは描かれてるのか、そういう設定なのかは定かではないけど。50年以上前の作品なので若干現代とのズレがあるかもしれないね。
・『ハウスメイド』オフィシャルサイト
・『ハウスメイド』Trailer
パク・チャヌク監督『渇き』を観る。
『渇き』(2009年/韓国=アメリカ/133min)
おっ、良かったね。神父がヴァンパイアになって的な前知識から、てっきりゴシック系のシリアスな(ビジュアル系的な)、言うたら観るの面倒臭そうな感じかと思ったら全然違って良かった。わりと泥臭くてコメディ要素もあって、途中で”あっ、パク・チャヌク監督やった”と思い出しつつ。
そんな感じで(勝手に)ミスリードされて話がどういう方向に行くのか(途中までどっち系のジャンルか)予想できず 、楽しめた。ミュータント要素(パワー面も悲哀面も)や幽霊要素、サスペンス要素と。恋愛要素もなんか消し飛んだし。映像的にも面白かった。交通事故で吹っ飛ぶとこ巻き戻して2、3回観ちゃったね。うん、おもろかった。
園子温監督『紀子の食卓』を観る。(↓このチラシ結構気に入ってる。)
『紀子の食卓』(2005年/日本/159min)
『自殺サークル』の続編的な作品。キャプチャーごとに主人公が変わってそれぞれのナレーション(心の声)で進んでいって(アフレコの量も凄そうやね)、結構コメディータッチやね。家族ごっこの感じも家族コントな感じで前半は楽しげ。後半に行くにつれ緊迫して行き、劇中内フェイクドキュメンタリーでも観てるみたいな不思議な構造、錯覚に陥るね。吹石一恵さんの田舎のイモくさい感も良かったし、吉高由里子さんも若い(まだムチムチしてなんかごつい)し、つぐみさんはカワイイは。どこいっちゃったんやろね?(個人的にMUTEKIに出たのは失敗やと思う。観いひんし)
動物園?のガラス越しの檻の中に女子高生がいる画は中々ええ感じやったね。
そんなわけで、園子温監督の新作『希望の国』公開で監督のメデイアでの露出が多いし、映画も楽しみですね。
今泉力哉監督の短編映画『最低』『微温』『足手』を観る。
『最低』(2009年/日本/34min)『微温』(2007年/日本/44min)
『足手』(2010年/日本/18min)
今泉監督は、恋愛映画が好きなのかな?もちろん一般的なラブコメと違ってちょっと捻ったというか日常臭い感じの。 割と多いね。この3作どれも二股だったり三角・四角関係だったり。そういう意味では『こっぴどい猫』は集大成というか、短編を1作品につなげて総勢15名の十五角関係を築き上げてるし、この『最低』(『最低』のDVDにこの3作が入っている)は『こっぴどい猫』を観る前に観ておいた方がいいかもしれないね。
で、この3作、どれも面白かった。
今泉作品常連の芹澤興人さんがモテモテキャラなのが面白いね。そして登場人物の女子がみなカワイイ。イイ意味で素人(メイクや衣装も含め。もちろん役者さんもいるけど)っぽさのあるリアルな美人だし。個人的には『最低』の天正彩さん(検索すると、ちょっとアングラ寄りの人なのか?)かな。『足手』の青柳文子さんの女子高生も良かったけど。ツンデレキャラ(安易にツンデレって使いたくないけど)の人もおもろかったわぁ〜。
あとは、今泉作品を何本か観ると、役者さんの演技やセリフの奥に今泉監督が見えますね。山下敦弘監督の演技指導は自分で実際にそのキャラを演じてみはるみたいで、それが上手く(面白く)「リアリズムの宿」では長塚圭史さんが嫌がってました(直視しないよう薄めの横目で見てたらしいけど)し、今泉監督もこのタイプなんちゃうかなと思ったり。真意は聞いてみないと分からないけど、役者さんの演技に今泉監督自身の口調がダブるね。特にウソついてたり何かを隠して強がるシチュエーション多いけど、その辺なんかが。
そして、役者さんがいつも素人っぽいいというか、それがリアルで生々しいけど一回オールキャストがっつり演技出来る役者さんで今泉監督が撮ったらどんなんなるのか観てみたいね。(って思ってたら、特典で付いてた監督のインタビューで監督自身が同じ事を言ってはったし、客観的な分析も出来てはるんやね)そんな感じで注目の監督でありますね。『こっぴどい猫』もお薦めですよ。
深夜にテレビでやってた是枝裕和監督『歩いても 歩いても』を観る。
チラシ3種類持っとったね。
↓吉實恵さんのイラストもイイ感じやね。
『歩いても 歩いても』(2007年/日本/114min)
田舎で親戚が集まっての一泊二日の話。なんかセリフや出来事が詰め込み過ぎで凄い息苦しい感じがあったかもしれない。”間”がないというか、大勢での長回しシーンもあってそれはそれで凄いけど、間髪入れずにセリフが続くし、台本上ではビッチリ推敲して考えられてるセリフなんだろうけど、女性陣のバタバタ感も狙ってやってるんだろうけど、ちょっとうるさいね。田舎のシチュエーションに反して良くない意味でバタバタしてるね。前半と後半で緩急つけてるんだろうけど、前半内でもメリハリつけて欲しかったかな。YOUさんもあの家族の中で浮いてたたし(演技がどうこうでなく、なんか質感が合ってなかったね)。阿部ちゃんはシブかったね。
15年前に亡くなった長男の命日に親戚で集まるんやけど、その亡くなった長男(出来も良く結構期待されてた存在やった)の名前が”じゅんぺい”やったね。あと次男の阿部ちゃんの名前も良多で”良ちゃん”って呼ばれてた(ウチの弟、良平なんでね)な。
深夜にテレビでやってた、内田けんじ監督『アフタースクール』を観る。
『アフタースクール』(2008年/日本/102min)
なるほどね。 そういうパターンね。よく考えられてるし、深夜にポカーンと観てたのでまぁまぁ楽しめたかな。 最後もう一発ドカーンと来て欲しかったかもしれんね。事件自体もしょぼかった(そういう狙いなんやろけど)ね。とは言え観てから2週間くらい経つのでちょっとうる覚えやけど。
同監督の『鍵泥棒のメソッド』公開がらみで放送してたみたいやけど、香川照之さんの怪演は、もうええって感があるね。
京都みなみ会館で、内藤瑛亮監督『先生を流産させる会』を観る。
やっと京都着ましたね。世間(東京)の盛り上がりから大分経つので旬を逃した感ありますけど。
『先生を流産させる会』(2011年/日本/62min)
内藤瑛亮監督作品は、これまで『牛乳王子』と『お兄ちゃんに近づくな、ブスども!』と観たけど、この『先生を流産させる会』は割とちゃんとしてましたね。もちろん低予算でチープなところやツッコミどころ(説明的やったり、逆に説明がなかったり、間が抜けてたり)は多いけど、結構社会派な感じやし。世間的に色々問題にあったけど、批判してる人は観てない人らだろうし。そんな人らは論外やね。とは言え、妊婦の友人の前では話せない感じだけど。ま、ちゃんとしてるやんって印象かな。どういう監督になっていかはるのか要注目の監督ではあるね。