某とんかつ屋にて。

祖母と藤井大丸のビルケンシュトックのお店を見にいく。ビルケンのクツをプレゼントしようと思うのだが、どれにするかまだ迷い中のようだ。その後、高島屋7Fの飲食街が”京回廊”というのにリニユーアルしたらしいということで、とんかつ屋で食べる。奥に箱庭的なものがあり、ブランクーシの作品みたいなのが置いてあったが、本物かどうかは分からない。多分違う。

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「ここが家だ」だ!

ベン・シャーンの絵本「ここが家だ」を漸く購入。これはベン・シャーンのラッキードラゴン・シリーズ(1954年に第五福竜丸がビキニ環礁でアメリカの水爆実験に巻き込まれた事件をテーマに描いた連作)を、詩人のアーサー・ビナードさんという人が文章を付けて絵本にしたそうだ。装丁のデザインは、和田誠さん(あのメタル評論家の方じゃなく、イラストレーターの方の。)絵本のテーマをちょっとだけ置いておいて(もちろん置いておいたらダメだけど、一瞬だけ)美術作品として、ベン・シャーンの絵が絵本になってる贅沢な感じがたまりません。紙のマットな質感とも合ってるし。ラッキードラゴン・シリーズを今までバラバラに見てたけど、今回事件の流れと説明を見ながら、あらためてそういうことやったのかと再認識しました。考えることも多いです。

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weissraum(ヴァイスラウム)

その後、またチャリでひたすら東へ。川端二条下ルにある、ギャラリー、weissraum(ヴァイスラウム)へ。weissraumは、ドイツ語で「白い部屋」という意味だそうだ。前にもちょこっと書いたが、ココは僕が受験生時代、現役・浪人と通ってた美術研究所がやってるカフェギャラリー。先輩の奥ちんさんと、後輩の川中くんの展示とそのパーティー的なものがあったので顔を出す。

weissraum(ヴァイスラウム)

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”in room 2”

右から見たらあたかもオレンジの服で、左から見たらさも黒い服の男が川中くん。最近、本を出したそうで、その原画展。(room 2にて)彼が、毎日乗る電車内で人間観察しながらスケッチした乗客に、勝手に名前やキャラ作ってそれをまとめた本だそう。彼は2浪+美術大も出てるのでデッサン力もあるのだが、この本の絵は”上手く描こうとして頑張ったけど、この完成度が限界です”的なヘタウマ感+それに追い討ちをかけるリアル・キャラ設定が、おもしろかったです。会場でも¥1,000(税込)で販売されてました。(画像右奥)の人は、初代”ウージーズ”の関さん。ちなみに、僕は最後のウージーズ。

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”ウージーズ”

このSCHOTTの革ジャン着てる人もウージーズ。上の絵は恩師の先生がモデル。スキンヘッドでヒゲのラガーマン。ボクに”絵の描き方”ではなく”絵を描くということは”を教えてくれた尊敬すべきアーティスト。この人に出会ってなければ、今絵描いてないと思います。

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”a room 1&3”

一方、こちらはroom 1,3でやってる奥ちんさんの展示。ガラッと変ってテキスタイルというかファッションというか。色鮮やかポケットがいっぱい展示されてました。ボタンひとつで服やいろんなものに付けたりできるみたい。滅茶苦茶イイじゃないですかコレ。

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川端沿いに。

二条・御池間の川端通り(鴨川の隣を平行に走ってる通り)沿いにむき出しになってるのでかなり目立ってます。近所の方、是非!Masako Okuda and ta Pocket & Shirt exhibition 2006in a room1&3?川中政宏 「〇〇くさい人々〜電車の中〜」in room22006.10.10(Tue)〜10.29(Sun)(月曜日休廊)14:00〜20:00(最終日は18:00まで)http://www.geocities.jp/weissraum/new/new.html

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Tearaimizu-cho Place

今日は、烏丸のTearaimizu-cho Place(旧北國銀行跡地)で開催中の、”ART BEAT KYOTO 2006”を観に行く。”[公募の中から選出されたアーティスト達の作品、京都を中心に活動するアーティストによる手作りグッズを集めたセレクトショップ、オーガニック食材を素材に使うカフェ、豪華ゲストを招いたライブ、クラブイベント]五感を刺激する楽しい2日間。今年のARTBEAT はとってもフェミニンでナチュラルです!!”だそうだ。実は、”ART JAM”を想像して行ったら”ART BEAT”だった。大阪でも今、同時期に”ART STREAM”をやってるみたいだし、ややこしい。←(左真中画像)はYUKARINAさんという作家さんの展示でイイ感じ。実は、数年前に一度会ったことがあるらしい。それから、会場で思いがけずカヒミ・カリィさんのライブが始まったので観る。ベタな感想だが、ウィスパーボイスでした。背高いイメージあったが、小柄な方でした。

『ART BEAT KYOTO 2006』
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雨林舎にて。

その後、先日搬入を手伝った、いちかわともこさんの展示を観にチャリで二条の雨林舎へ。搬入時は、夜で真っ暗だったので全然作品の様子が分からなかったので、改めて。この雨林舎は、自家製のパンを作ってるみたいで美味しそうでした。(食べてないけど)

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原画はこんな感じ。

原画は、これまた結構でかかったり。(足きちゃないですが。)”SPECIAL EDITION”のアール・ヌーヴォー調?な人工的なものと、”SEASONAL & BASIC”の自然界なもの(絵にした時点で自然ではない?)とで、ちょっと差別化してみたり。。。
我ながら、こういうカリグラフィー的なのイケるねぇ〜。このパターンで色々いけそうだ。
こういうイニシャルのピンバッチとか、もっと豪華なシルバーとかのバッチを作ってもイイ感じかもしれませんね。とか、ちょっと思った、そんな日。ちなみにこれは、BIRKENSTOCK JAPANのカタログで使ったもの。


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…..EDITION

SPECIAL EDITIONの”E”。
我ながら、こういうデコラティブなん結構イケるではないか。これまた、車田正美の影響を受けてるのかもしれませんね。モノトーンだけで表現するのも新鮮な、そんな日。(体言止め)

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