柴田剛監督『おそいひと』をようやく観る。
『おそいひと』(2004年/日本/83min)
中々衝撃的ですけど引き込まれますね。映像的にチープなとこもあるけど、そこで逆に日常を思い出させてくれてホッとさせられる(予告の印象よりも全然生活感がある感じだし)。観る人が試される感じがありますね。
色々賛否両論みたいだけど、健常者だって普通に殺人鬼の役を演じるしそれと同じことで、一役者としてこの役をしてはるし監督も演出してはるんやろし全然問題ないと思う。障害者はみな善人だというのも勝手な思い込みだし。
夜に電動車イスで徘徊する画(モノクロだし)は異世界チックでカッチョイイと言うかゾゾッとしますね。
この監督の『堀川中立売り』中々公開されなかったけどやっと公開されるみたいですね。