みなみ会館でジャック・ケッチャム原作、グレゴリー・M・ウィルソン監督『隣の家の少女』を観る。
『隣の家の少女』(2007年/アメリカ)
中々きっつい感じだね。スティーブン・キングが寄せてるコメントで”「スタンド・バイミー」と表裏一体をなす作品と言えるだろう”と言ってるけど、まさにそんな感じ。子供らの好奇心やグループ内での力関係や集団心理なんかが、ヤバい方にいっちゃうとこんなことになっちゃうんだろな的な感じかな。そして、”隣の家のオバハン”が鬼(いや悪魔)過ぎる!!
内容的にも上映期間的にも多分あんま観る人少ないと思うのでネタバレ的に書いちゃうと、(観る予定の人はこの先読まないで)ただ女の人が理不尽に嬲(なぶ)られて終わり、それによるトラウマを引きずるってだけの映画かな。何でこの少女が虐待を受けているのか、何であのオバハンはあそこまで理不尽にこの少女を虐待するのか最後まで全く説明ないし、かといって最後あのオバハンが虐待してきた以上にギャフンとなるわけでもなかったし、本当に酷いことしてるだけのドS映画だなぁ。
そして、これ配給がキングレコードだからDVD出たら、バタリアンズ(井口昇監督&山口雄大監督)のコメンタリーが付く系の映画だは。きっと。