その後、現世美術館のメガネ戦友でもある間芝勇輔くんの展示「往住/ism」を観にiTohenへ。
毎回書いてるけど、iTohenに向かう途中のこの刺さりそうなY字路に来ると横尾忠則さんの「Y字路」を思い出しますね。夜の方がイメージに近いかな。
この時点て、ギャラリー4件目(うち2件はcafeタイプ)、行く先々でお茶を出して頂いて、お腹がちゃぽんちゃぽんである。下に写ってるのが間芝くんのDM。
手前の人物が間芝くん。
奥に見え隠れしてるのは、半紙に墨汁で描いた作品だけど、それが無茶苦茶カッチョイイじゃないか。何か外国人に半紙と墨汁渡したような感じというか、日本人だと否応にも筆の擦れや滲みなんかを使って習字感に縛られそうだけど、彼は全く縛られてないし、本当に他の道具と変わらないような使い方。それに笑かしてやろうとか無理に崩そうとして頑張ってる感が全くなく、その自然体なとこがかなり魅力だ。しかも落書きっぽくちゃちゃっと描いたんじゃなく何枚も描いたり練った中での厳選されたキャラや描き込みな感じで、どのキャラも効いてます。映像作品もゆるくて良かったし、うん、イイ刺激になった。やるな〜。