みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督『色即ぜねれいしょん』を、
試写で観せていただく。脚本は向井康介さんですね。
昼からだったんだけど、楽しみ過ぎて朝5時に目が覚める。
そんな感じで期待が大きく否応無しにもハードルが上がるんだけど、なんてことはない、ばっちりイメージ通りです!良かったッス!
内容についていっぱい書きたいけど、どこまで書いていいのか分からないのでストーリーには触れずに。
原作の小説自体がMJの自伝的な話なので映画も自伝的な(再現映像的な)感じ。ちょっとした設定は実話とは変わってるけど。でも本当にイメージ通りで細かい部分が凄くリアル。これはたぶん田口トモロヲさんが監督なので散々MJから色々なエピソード(映画抜きに)を聞かされてるからじゃないですかね?他の人が監督をするより、よりMJの当時の世界観、時代観を再現出来たのだと思う。また、主人公の乾純(いぬい じゅん)がMJの昔の写真の感じに似てるし、何せ声やしゃべり方が雰囲気出てます!(”DTF”で当時の声が聴ける)
あと、劇中の楽曲はMJが実際当時作ってた曲で(これまた”DTF”で全部聴けるよ)たまらない。またヒゲゴジラの曲”旅に出てみよう”はグッときました。鳥肌モンです。
あと、これは個人的なことだけど、くるりの岸田繁さん演じる純の家庭教師のモデルになった人は昨日のblogにチラッと書いた僕の絵の恩師でもあり(リアルにMJの家庭教師をされてた)、どうなんにゃろ?と思ったけど、しゃべり方も口調も何か凄い雰囲気出てました。アウトロー感?他の大人とは違うアニキ感(対等に話してくれる感)が惹かれるんでしょうね。
原作を読んでなくても楽しめるし、読んでても楽しめるし、さらにMJのリアルエピソード(読み物なり映像なりで話してるエピソード、時代背景等)なんかを知ってると 、その世界が実写化された感覚を味わえて凄いたまらん気持ちになれますよ!
夏公開(夏に観たい映画です)とのことで、もう1回観に行くと思います。