京都シネマで三浦大輔原作・脚本・監督『愛の渦』を観る。
『愛の渦』(2014年/日本/123min)
エロいのはエロいけど、バイオレンスな感じじゃなく、滑稽でクスッとさせる系だった。こういう業態的に、取材だったり話を聞けば出てくるであろう、分かりやすいキャラ分けとエピソード(カップルが来たり)。23:00〜朝5:00までの話にしちゃぁ、話が動き過ぎるけどそれは演劇や映画なので無粋だけど、123分間で本当一晩観てたような感じで、観客もみんな唾を飲んで観てたんじゃないかな。映画が終わって照明がついて劇場を出る時も、なんだかあの空間にみんなで一緒に居て朝を迎えたような感じが(個人的に)あったかも。変にセクシー系の人だけでやってなくて、良い生々しさだし個人的にも結構好みだったし。。。
あと、女性陣が結構体当たりな感じだった。ヒロイン?の門脇麦さんが非常にエロくて良かったし、中村映里子さんも脱いでてプロ意識を感じた。
性欲は人間の三大欲求でもあるし、食べ物系の映画を観たら食べたくなるし、この映画はムラムラくるね(エロくても中々したくなる映画ってないかも)。人類の歴史と共に世界中の人がしてる行為(そういうお見せじゃなく行為ね)でもあるし、とは言え色々すっ飛ばして直接そこに行けばドキドキするだろうけど、日常に戻る瞬間のギャップはより大きくなるんだろね。割り切る難しさというか。
うん、おもしろかった。