ミランダ・ジュライ監督・脚本・主演『ザ・フューチャー』を観る。
『ザ・フューチャー』(2011年/ドイツ=アメリカ/91min)
”同棲4年目を迎えた35歳の女性ソフィーと恋人のジェイソン。ある日、2人は怪我をした小さな猫を見つけ、パウパウと名づけて最期を看取ると決める。そのことをきっかけとして2人の心境や生活はゆるやかに変化していく。お互いやりたいことをやろうと、仕事を辞め、インターネットを解約して、自分の内なる声に耳を傾けて生きようと決意する。”って話。
予告篇でかなり鷲掴みされた作品。
猫の名前が”パウパウ”(”お手々ちゃん”って意味)!パウパウって名前カワイイな!で、この監督で脚本で主演のミランダ・ジュライさん、コンテンポラリーダンスのパフォーマンスなんかをしてる人なので、アベル&ゴードン監督の『ルンバ!』や『アイスバーグ』、はたまたヨルゴス・ランティモス監督の『籠の中の乙女』的なコンテンポラリーダンス系(へんてこりんダンス)のを期待しちゃうじゃないですか。…ん?あんま踊らないのな!パウパウも、、、。な!
正直思ってたのと違ったけど、ま、簡単に言うと他愛も無い話なんだけどファンタジーのような現実とも非現実ともとれる不思議な世界観。こういう作品だと分かった上で、2回3回観るとだんだん味が出てくるタイプの作品だと思う。ミランダ・ジュライさんも美人で凄い魅力的だし、雰囲気を楽しむと良いと思う。とは言え善くも悪くも予告篇はやっぱ期待させるよね。フラットな気持ちで観るのがいいかもね。
神戸元町映画館は4/6〜、京都みなみ会館は4/27〜ですよ。