深夜にTVでやってた鈴木卓爾監督『ゲゲゲの女房』を観る。
『ゲゲゲの女房』(2010年/日本/119min)
ま、噂には聞いてたけどTV版とはまた雰囲気がガラッと変わってしょぼくれた感じやね。嫌いな雰囲気ではないけど。かなり低予算で安っぽい感じだね。登場人物も少ないし、ロケ地も家と貸本屋と出版社とあと川や農道みたいな田舎の部分とミニマルな感じ。ちょとボロめの建物なんかで、あんま昭和感もなく(遠くで車やデカめのマンションとかおもっきり建ってたし。完全に映しちゃってるし、敢えてなんやろね。けど、TVでスペースシャトル打ち上げとかのニュースもやってたし、高い建物が建ってないこともないのか?貧乏生活との対比なのかな?)他のことしながら流し観してたってのもあるけど、あんまメリハリなく年月が経ったね。特に大きく跳ねることもなく淡々と終わってったね。そういう世界観なんやろけど。え?あっ、終わりか。って感じやったかな。たまに出て来る妖怪も微妙やったね。