田代尚也監督『女子高生のはらわた』と『血まみれ風呂屋』を観る。
学生残酷映画祭2010審査員特別賞だったりで気になってた作品。
(↓ちょっとジャケットがギリギリやけど。。。)
『女子高生のはらわた』(2009年/日本/53min)
『血まみれ風呂屋』(2012/日本/16min)
自主制作感満載で、つっこみどころばっかり(デビュー作なので、監督自信も多分思うところあるやろうな)で、本気でつっこむのは野暮なのかな。 王将の餃子(200円)に対して高級中華料理店どこどこの餃子の方が美味いなんて比べるような感じ?
頑張って楽しんで作ってる感じ。ちょっと仮装大賞並の演技だったり、せっかく作った作り物だからその人体破壊のギミックをちゃんと観て欲しいのか、凄い慎重かつ丁寧に撮っててもっちゃりしてるけど。これもさっき書いたみたく撮った本人も思ってる(監督自身がこういうスプラッター系の映画が大好きだろうし、身内でも観てつっこみまくってると思う)だろうし、デビュー作だし。誰でも自主制作で撮ろうとするとこうなるし、誰もが通る段階なんだろし。で、このDVDに入ってた撮り下ろしの『血まみれ風呂屋』観たらちゃんとしてたし。『血まみれ風呂屋』のタイトル良いね。よくこの風呂屋が撮影許可したもんやね。
最近こういう、ジャンル系の若い人がちょこちょこ出てきてるので、今後どうなってかはるのか楽しみですね。