イエジー・スコリモフスキ監督『エッセンシャル・キリング』を観る。
そう、『アンナと過ごした4日間』の監督だ。
『エッセンシャル・キリング』
(2010年/ポーランド=ノルウェー=アイルランド=ハンガリー/83min)
ひたすら、ヴィンセント・ギャロがセリフもなく逃げまくるちゅう話やね。アフガニスタンの乾いた砂漠地帯から欧州の雪山と言った自然の中、BGMもなかったりあってもアンビエントな感じのだったりで、シンプルな話で魅せるね。けど、過酷な状況ながらギャロの不格好な逃げっぷりが妙に愛嬌があってクスッと(笑かそうとしてるのか?みたいな)させるね。そんなシンプルな話やな。