T・ジョイ京都で、シャンカール監督『ロボット』を観る。
『ロボット』(2010年/インド/139min)
以前からインド版ターミネーターがヤバいとネットでかなり盛り上がってましたが、いよいよ公開されましたね。日本公開版はカットされて2時間19分なんやけど、このたび2時間57分の完全版の公開が決定したみたいですね。
で、観てきた感想はおもしろい!密度が濃くて満腹感が凄いね。製作費37億円ということで、アクションもVFXも凄いんやけど、ダンスシーンもカッチョよかった(未来的だけどエキゾチックな)し、ドラマのコメディ部分もおもしろかった。金属の光沢感がインド独特のセンスで、思ってたインド(国のイメージ)と全然違って、今のインド映画の最先端にある作品なんやろね。割と容赦ない描写もあったり、圧巻はやはりロボが合体していろんな物に変形するそんな無茶なということも、すんごい力技で説得させてくるね。おもっきり突き抜けてていい。事前イメージも余裕で越えてきたし。『ロボット』がソフト化されたら買おっと。
ターミネーターをインドでやると『ロボット』になって、中国のでやると『カンフーサイボーグ』、日本でやると『ロボゲイシャ』になるわけやね。