ミシェル・ルクレルク監督『戦争より愛のカンケイ』を観る。
『戦争より愛のカンケイ』(2010年/フランス/104min)
フランスでは平凡な名前の男アルチュールと、自分の身体を武器に右派やファシストと寝て、左派に転向させちゃう女のバイア(同姓同名が一人もいない珍しい名前)のラブコメディ。+社会派な話。
途中、ユダヤ人や人種的なニュアンスが難解というわけではなく意味は分かるけど、ちょっと状況が共感しにくくもあったけど、後半は結構良かったかな。ヒロインのバイアが天然過ぎる(右派の人とは誰とでも寝たり、2つのことが同時に出来なくて、電話しながら全裸で出かけちゃったり)というか周りの男を振り回すけど、後半ちょっと掴まれるね。回想シーンとそれが今の自分と絡んでくる演出も良かったし、昔のフランス映画のような世界観、コメディ感で好きな雰囲気やったかな。