TOHOシネマズ二条で中島哲也監督『告白』を観る。
『告白』(2010年/日本)
原作は読んでないので、全く前知識なく観る。うん、おもろかった。
ショッキングな内容だけど、映像の見せ方が細部まで凄い凝っててカラッとしてる。ドロドロした重たさでなく淡々と清潔な感じ。なので逆に怖さもあるが、割とスカッとしたかな。擬音多くなってしまったけど。
どういう撮り方してるのか技術的な事は分からないけど、教室や室内の狭い空間でも望遠を使った圧縮効果なのか、窓や黒板なんかが凄いでかくて面白い空間と距離感。カメラの位置も低くして撮ってるのか、グッとくるアングルも多い。色調も昼間なのに夜の様なブルーがかった感じで、人物の暗いシルエットも気持ちいい。白昼夢を見てるような感じ。内容に反して心地よかったかもしれない。
あ、知れべたらサッポロ黒ラベルのCM撮った人か。確かに同じ世界観だは。