『名前のない女たち』

みなみ会館佐藤寿保監督『名前のない女たち』を観る。
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『名前のない女たち』(2010年/日本/105min)


うん、おもろかった。色んな要素のある映画だね。実際の世界(AV女優の)はどうなのか分からないけど、だんだんNG要素がなくなっていって、どんどん過激な方(露出的な意味じゃなく特殊なプレイ的な)へエスカレートしていく泥沼な感じは観る側も分かるし感じる(個人的には痛々しいのは観たくない)し、こういう裏側は想像しちゃうけどあんま知りたくないかな。夢を観たいというかね。
主人公ルル(安井紀絵さん)綾乃(佐久間麻由さん)がビール飲みながら馬鹿騒ぎするシーンはイイね。その後のルルの撮影現場のシーンも意外な方に行って良かった。シーンに反して効果音が動きよりも大きくチープでちょっとギャグっぽかったけど。あそこ最後にムチでシバき回して欲しかったかな。でもまぁ良かったと思う。鳥肌実さんも出てるけど、ちょっと太られてますね。
エンドロールの曲が、戸川純さんの「バージンブルース」で劇場出て以降”ジンジンジンジン〜♪”って凄い口ずさんじゃいますよ。今も。

・『名前のない女たち』
・『名前のない女たち』予告篇

投稿者:

jumpei

イラストレーター。