ニールス・アルデン・オプレヴ監督『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を観る。スウェーデン版の「ミレニアム」3部作の第1弾。
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009年/スウェーデン/180min)
先にデヴィッド・フィンチャー監督のリメイク版『ドラゴン・タトゥーの女』を観てどハマリしたんだけど。その中でも、ルーニー・マーラー版リスベットの魅力にヤラれちゃった部分もかなり大きいので、ノオミ・ラパス版リスベットが、観る前の印象から正直グッとこなかったけど、観終わる頃には愛着が沸いてきたね。結構筋肉質(アクション系)だね。ミカエルも三枚目だね。
今作のストーリー(犯人や結末)を知ってるので、推理的要素よりリメイク版との違いを楽しめておもしろかった。微妙に設定が違ってたりしたけど原作本は読んでないので、原作との違いは置いといて。オリジナル版の良い所はそのままにリメイク版はよりスタイリッシュに洗練された感じだね。オリジナル版は泥臭い感じ(リスベットのバイク乗る時のバイカースーツが水色でもっちゃりしてたり、ミカエルと2ケツしたり)もありつつスウェーデンの北欧の映画感もありつつ。リスベットの過去も匂わしてるね。
ラストは、リメイク版の方がドラマチックだね。とはいえ、続編が滅茶苦茶気になる!