今日もタイムトラベルもの。
シェーン・カルース監督『プライマー』を観る。
『プライマー』(2004年/アメリカ/77min)
2人のエンジニアが重力を減らす実験を繰り返してたところ、偶然タイムマシンを作り出してしまう。株で儲けたり良い思いもしつつ、別次元の自分(ダブル分身)に遭遇しないよう注意しつつも、2人の関係やダブルの存在で段々歪みが出て・・・。って話。
う〜〜〜〜ん、分かりにくいね。1回目。やろうとしてることを単純化して考えると何となくストーリーは分かるし、難解というよりは表現が分かりづらいって感じかな。エンターテイメント系のタイムマシンものと違って結構ストイックな作り方というか。分かりづらいのはタイムマシンの理論ではなく、どれが今の自分で、どれがダブルで?そしてナレーション(自分語り)の声がどっちの声なのか?注意して観ないと難しいかもしれない。
で、観終わったあとにネットで色々解説を読んだりして、2回目今度は日本語吹替えで観たら結構分かったかも。別に難解にしようとしてないし、ちゃんと必要な画はあるし。後半部分的にヤバかったけど、多分こういうことなんやろなと自分の中で納得したというか、おもしろいことやってるな〜。3、4回観たらもっと分かるのかもしれんね。