今日もタイムトラベルもの。
エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー監督『バタフライ・エフェクト』を観る。
『バタフライ・エフェクト』(2004年/アメリカ/114min)
わ、良かった!ここ数日タイムトラベルものを色々観たけど、これイイね。パッケージのデザインがあんま観る気がおきなかったけど、観たらおもしろかった。
記憶を断片的に失う少年が、治療のために何年か日記をつけてたある日、それを読み返したら過去にタイムスリップ出来るようになり、過去の失敗を修正するも現代の運命が変わってしまい、なんども試行錯誤する話。過去での小さな修正が未来で大きな影響になってしまう”バタフライ・エフェクト”(”一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる”というカオス理論)。ちょっとダークめな『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(←これはタイムマシンやけど)というか、個人的にタイムトラベルもんは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にしろ『時をかける少女』にしろ、過去や未来が変わちゃってそれを修正すべく何度も行ったり来たり奮闘する系が好きだわ。
そして、この映画は同じ登場人物も運命によって環境や容姿も性格もガラッと変わってそれが凄いリアルで、現実社会では実際過去に戻ることは出来ないけど、人の見え方なんかを考えさせられるね(芸能人を脚光を浴びてる時はキレイな容姿だけど、そこからはずれると急に老けこんだりするし)、色々運命についても考えちゃうね。
そしてラストは中々切ないね。で、今回DVDで観たけど特典で別エンディングが2つ付いてて結論から言うと本編のがやっぱいいね。そしてエンディングが3つある感じがタイムトラベルのパラレル世界と相俟っておもしろいわ。
この『バタフライ・エフェクト』は2と3があるみたい(1が良いと続編コケるパターンが往々にしてあるけど)だし、観たいは。