新宿武蔵野館で、ラース・フォン・トリアー監督『ニンフォマニアック Vol.2』を観る。Vol.1の感想はコチラ。
『ニンフォマニアック Vol.2』(2013年/デンマーク・ドイツ・フランス・ベルギー・イギリス合作/123min)
若干ネタバレするかも(細かいストーリーやオチは書かないけど、ちょびっとだけストーリーを書くかも)。
Vol.1は、主人公Joeの若い頃の性体験の話で、ヤリまくってるけど青春感があって面白かった。Vol.2は途中からJoe役がステイシー・マーティンからシャルロット・ゲンズブールにチェンジ。その代わる年月が”3年後”なんだけど、成人してからの3年後では代わり過ぎだけど、そこはフィクションなのでしょうがない。シャルロットになってからは不感症になってしまい、刺激を与えるべく色んな激しいプレーに走るって話。過激なシーンもありつつ。そこまでは良いとして、そこからですよ。何故か闇社会の仕事を始めるんですよ。これまでムチで打たれたりした経験を活かし、拷問で借金の取り立て始めるわけで後半急にチープな話に。なんでそうなった?!そして最後のオチもショートムービーのオチの様なVol.1、Vol.2と長く引っ張ってそれ?!みたいな感じ?予想出来たけど。
何かフィギュアスケートで色んな演技をしてラスト大技出るか!と思ってジャンプしたら1回転しかしなかったみたいな感じ?途中からやる気がなくなって無理矢理仕上げたのか、脚本の人代わった?みたいな感じやった。けど、逆に何か深い意図があって狙ってやったような(男は単純な生き物やっていう皮肉めいた意味なのかな?)気もするし。観客みんな曖昧な笑みを浮かべてたけど。ま、この人は映像が良いから観ちゃうんやけどね。
終始ボカシ入ってたけど、シャルロットも体当たりなことしてるね。
・『ニンフォマニアック』公式サイト
・『Nymphomaniac』海外公式サイト
・『ニンフォマニアック』Trailer(ソフトVer.)
・『ニンフォマニアック』Trailer(ハードVer.)