七藝で”TOKYO SHOCK”シリーズ第3弾 原口智生監督『デスカッパ』を観る。
『デスカッパ』(2010年/アメリカ=日本/85min)
”TOKYO SHOCK”シリーズと言うのは北米のソフトメーカー”メディアブラスターズ”が出資してスプラッターでビザールなアメリカ製日本映画を海外向けに作ったもの。第1弾が井口昇監督『片腕マシンガール』第2弾が西村喜廣監督『東京残酷警察』。元々日本で公開する予定で作られてなかったけど逆輸入されて大ヒットしたシリーズだ。
第2弾までヒットしてるだけに第3弾何がくるかと思ったら怪獣映画でしたね。海外でもウケそう。僕自体怪獣映画世代でもないし、ゴジラをちょっと観たことあるぐらいであまり怪獣にグッとこないし詳しくないんだけど、”ウルトラファイト”だったり色んなオマージュがあるんだろね。
正直、面白いか面白くないかでいうと面白くない(ギャグ的センス)けど、設定は話の流れが無茶苦茶で好きなことをやりまくってる感じですね。観終わったあとは”ポカ〜〜ン”としてしまうと言うか、風呂敷広げて丸投げしちゃう様なヘンテコリンな作品ですね。狂ってる。
個人的には、もうちょっと本気(バランス的にもうちょっと真剣に)でやって欲しいかなと思ったりしつつ。第4弾がどうなるのか目が話せませんね。