トロイ・ニクシー監督『ダーク・フェアリー』を観る。
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ製作・脚本の映画ですね。
『ダーク・フェアリー』(2010年/アメリカ・オーストラリア・メキシコ合作/100min)
1973年のTVムービー『地下室の魔物』のリメイクだそう。”トゥース・フェアリー”っていう子どもの歯や骨を主食とする妖精(欧米に伝わる話?)の話をミチーフに、古い屋敷に越してきた少女が地下室で封印を解いて、、、って話。
その”トゥース・フェアリー”だけど、小猿くらいの小さいのがウジャウジャ出ててくるだけで、それ以外凄いモンは出てこないね。最初は少女にしか見えず父親らは信じてくれない(妄想と思われて精神的におかしいと思われ)その感じと、バカ親父の感じがこの映画の事象とは別に、よくありそうな事でそこはおもしろいなと思ったけど。少女がポラロイドでバンバン撮ったり(逃げるだけじゃなく立ち向かったのが良かったね)、1匹仕留めて、主っきり証拠あるのに、そこ全然拾わへんし、(ちょっとネタバレあり)数はいたけど、小さいので人間の本能的蹴っ飛ばしたりするのが普通やのにやられっぱなしやし。人があの地下の穴に引きづり込まれてるのに何の捜査もせず塞いじゃうし。結構穴大きいのにね。ファンタジーって片付けたらしまいなんやけども。
子供の歯しか食わへん妖精(元々そういうモンなんやろけど)は、梅干しの種の中の”天神さん”しか食べないで生活するくらいピンポイントな主食やな。
う〜ん、もひとつやったかな。