観ました?昨日の『古代少女隊ドグーンV』第2話。いっぱい小ネタが入ってましたね。大学の先生役で三宅隆太監督も出てたし、ヤラれちゃいましたが。あとは、『ロボゲイシャ』や『戦闘少女』を観てたら”あ!”っと思うシーンがいっぱいありましたね。電話帳引き千切るのからカツ丼に、竹中直人さんが演説してた会場も出てきましたね。戦闘少女のイジメっ子役だった和川未優さんやミスロボゲイシャの村田唯さんも出てたし。
そして、ドジちゃん初めて変身しましたね。”初大剣”もついに出た!やっぱ僕はドジちゃん(桃瀬美咲さん)派かな。ドリちゃんもイイけどね。
そして、来週は西村監督回ですよ!西村監督と言えば、前作『古代少女ドグちゃん』の放送前にスポンサーへのプレゼン用に通称『パイロット版ドグちゃん』を製作したところ、これはちょっとマズイぞ!ということで修正されて出来たのが『古代少女ドグちゃん』だったので、その西村監督が地上波に降臨ですよ。どんなことになるのか非常に楽しみですね。
そんなこともありつつ、
みなみ会館でホセ・ルイス・ゲリン監督『シルビアのいる街で』観る。
『シルビアのいる街で』(2007年/スペイン=フランス/85min)
おっ、良かった。映像も音も凄いイイね。凄い長回しも多く凄い。
そして、兎に角”音”が凄い。みなみ会館の音響設備が良いってことじゃなく、凄い凝って録音してるんだと思う。街中のあらゆる音が凄いリアル。それこそ本物より本物。映像を観てるんだけど目をつぶった時の様な自分の聴力が凄くアップしたかの様さ錯覚を起こす程だ。例えば人の足音かから自転車、車のタイヤが道路に擦れる音、ニュートラムの音に、噴水や川の音、人の話声から、街中で聴こえてくる音楽まで、凄く立体的に聴こえて中々おもしろい。話はシンプルだし主人公が男前だから成立するのかな。やってることはストーカーだしね。長尺で撮ってて何が起こるでもなくその間や空気感が凄くゆったりしてて心地いい。普通にBGVとして流しっぱなしでも楽しめるは。NHKの『世界ふれあい街歩き』好きな人は好きやと思う。もちろん映画は、街の紹介的な内容ではないし、そこにファンタジー的な要素も入ってきつつするしね。思いがけず新鮮だった。映画館を出ると、やたら人の足音や物音に敏感になってたし、聴力が上がったのかもしれないね。世界がちょっと違って感じられた。