ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演『その男ヴァン・ダム』を観る。
『その男ヴァン・ダム』(2008年/ベルギー・ルクセンブルク・フランス)
ジャン=クロード・ヴァン・ダム自身が、落ちぶれたヴァン・ダム役を演じた自虐的セルフ・パロディ映画。90年代のヴァン・ダム作品は何本か観てるけど、正直僕はセガール派でした。
で、ヴァン・ダムに精神的・肉体的に色んな災難が降り掛かって、何ちゅうかとんねるずの番組でいじられるスター錦野旦(にしきのあきら)的な感じ?ドッキリではなく同意の上(脚本があって)なんだけど、ヴァン・ダムの我慢大会の様な感じ。昔は身体(肉体)を張ってたけど、これは精神的に身体を張ってる。いっぱいヒドいめに合って、ちょっとかわいそうだけど好感がもてる。成功してる人より、こういうダメな感じの人の映画が好き。個人的には『レスラー』の方が好みかな。『アンヴィル』も観に行かんとね。