ARTZONEでやってた、『ゼラチンシルバーセッション2007』を観る。
”本展は日本のトップフォトグラファー達が、「銀塩写真」の持つ魅力や美しさを再確認し残していくために、2006年より行われているプロジェクトの京都巡回展として開催されます。”だそうだ。
それで、総勢16名のトップフォトグラファーが二人一組で互いのネガを交換してプリントし合うという常識的にありえないセッション。ネガについての情報は、場所も季節も時間も、事前には一切交わされてなく、各自が自分の感性で解釈してプリントしているのだ。
観てて何かハラハラ(ドキドキ)したというか、表現が正しいか分からないが何かスワッピングしてるところを見せられてるような、盗み見してしまったような、そんな感覚。味わったことない感覚。
僕も絵描いててそれを他人がスキャニングしたり印刷物になると、絶対イメージと違うものになるし嫌なんだけど、そういう感覚とも重なってハラハラしたのかもしれない。